塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekendの麺処巡り むろやで蛤

2011-05-22 15:28:18 | 麺処_2011
 新宿の舟町から四谷4丁目の「ラーメン むろや」へ。

 本日限定の「蛤拉麺」800円を頂こう。店内には最近よくお見
かけするはやぶささんがいらっしゃる。

 先ほどの「ふわふわ」のあらすじを話していると、蛤の一杯が目
の前に。スープを口に含むと蛤の奥深い風味が抑え気味で伝わって
くる。こりゃ旨い。いつものビターな煮干しは感じられない。蛤だ
けの大人びたスープだ。旨いなあ。ご馳走様。
 高価な食材だけに、当分提供されることはないとのことだが、出
汁はタップリとキープされたようで、明日の月曜日も限定SP麺と
して提供されるとのこと。

Weekendの麺処巡り ふわふわで塩悪魔

2011-05-22 15:06:01 | 麺処_2011
 先日、一条安雪家元からホットラインが入り、
“いままでがんこの店で、塩味の悪魔を食べたことがありますか?“
と問い合わせがあり、私は頂いたことがないので
“ありません”と応えると、一条家元曰く、
“それなら次の悪魔は、塩で提供します”との返事。
 で、その「塩の悪魔」の提供日が本日なのである。そして、食材
のズワイガニが間違ってボイルされたものが届き、急遽、渡り蟹の
スープになったことが告げられる。ボイルされたズワイはトッピン
グにするとのこと。

 開店時間の少し前、賄い用のかけ拉麺を店頭で味見する一条家元。
そのパフォーマンスで“旨い”を連発。今回も悪魔の味にはならず、
旨味タップリのスープとなった。そこで、本日の提供は“旨い”一
杯か、“悪魔”の一杯か選択が出来、それぞれ確認しながらの振る
舞いとなった。
 早速、“旨い”方の“塩の悪魔”が目の前に登場。スープをすす
ると甲殻系の風味がふんだんに香りウマウマ。これは旨い。いつも
の悪魔肉も白っぽいものの塩気は抑えてある。旨かった、ご馳走様。
本日の日曜日から毎週、悪魔が提供され、定休日は月曜日となった。

 ところで、店内のインフォメーションでは、「麺喰道」と題した
師範認定の会が毎月第2土曜日に開催され、作法・喰いっぷり・格
好良さ等の基準で師範に認定されると、「がんこ会」なる一条家元
が作る手料理が振る舞われる飲み会に参加できるという。

ミュージアム巡り STATIONERY 澄泥硯

2011-05-22 06:35:19 | ミュージアム巡り_2011
 今ではパソコンが手放せない中、ボールペンは毎日使っている。
学生時代のペンだこが出来るまでとはいわないが、日頃、何気なく
使用している文具類。そんなステーショナリーのミュージアムが都
内にある。「日本文具資料館」(JAPAN STATIONERY MUSEUM)だ。
 台東区柳橋の東京文具販売健保会館の1階にあった。年季の入っ
た資料館で、ディスプレイ等の見た目は宜しくないが、チープな展
示がノスタルジーを感じて、隠れ家的なこんな資料館が好きだ。
 入口の内側には撮影禁止と出ていたが、係の方に伺うと写真を撮
っても良いとの返事で、気になった文具をデジタルデータに残して
みた。
 まず手始めに、「澄泥硯」が目に入った。端渓、歙州、トウ河緑
とともに“四大名硯”のひとつで、晋・唐時代に瓦の溝にヒントを
得て泥を材料にして製造が始まる。
 その製造方法は秘密にされ、宋代の後期から製造がプツリと断た
れてしまう。1970年代に山西省で宋代の製造を科学的に解き明か
し、製品として復活している。
(台東区柳橋1-1-15)