Weekendの麺処巡り 元町で柚子塩拉麺

　本日は横浜税関ミュージアムを探索し、密輸入のきわどいカラク
リを勉強した。人間の知恵というのは到達点がないのだろうか、延
々と繰り返されるアイデアで圧倒された。こういう優れた知恵を犯
罪に絡めないで、表の仕事として活かされれば世紀の発明品として
世に出るのだろう。

　さて、本日の麺処は、石川町の「麺や 元町」。昨年の４月２日に
オープンした神奈川淡麗系のお店。昼は麺処、夜は「Samsara」と
いうBarとして営業されている。

　さて、ビルの2階に上がり入店すると、変形コの字のカウンター
があり、この止まり木で黄昏時にドライマティニーを頂くのも良い
なあ。「味玉柚須塩拉麺」800円を注文、直後にお代を払い店内を
見廻していると続々と入店する方があり、開店1周年にもかかわら
ず皆さんに愛されているお店であることが判る。

　比内地鶏の淡麗スープは、シベリア岩塩と昆布が絡まり旨い。鶏
の風味を味わっていると、その後から柚子が香ってくる。このバラ
ンスが素晴らしい。中根製麺の麺箱があったので、そちらの麺だろ
う全粒粉の麺ともピタリとマッチ。旨い一杯で大満足、ご馳走様。

麺や 元町
横浜市中区石川町2-73-2　タークオイスビル2F
11:00～16:30　火曜定休日

ミュージアム巡り 歴史と物語 宋史

　続いて「宋史」は、北宋と南宋の時代をあわせた宋王朝の正史で、
元王朝の托克托らにより編纂されている。
　この正史の中に「水滸伝」の主人公である宋江の名前も出ており、
なんと宋江は実在の人物で盗賊であったと記されている。424冊
ある宋史の中で宋江の記述は３箇所あるという。
（千代田区北の丸公園3-2）