塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekdayの麺処巡り がんこ八代目で冷やし塩

2011-05-25 12:27:28 | 麺処_2011
 先日、外神田の「がんこ八代目」へ連絡を入れると北澤店主から
“ヒンヤリなら25日から始めるよ~”と嬉しそうな声が返ってきた。
田原町で打ち合わせを終え、ランチを頂きに末広町へGO。

 店頭にある券売機をよく見ると、一番下の左側にありましたヨ、
「冷やし塩拉麺」が。お値段は昨年と同じ800円。本日は朝から快
晴で気温も24度前後、冷やしの時期ですねえ。
 器もその中に注がれたクリアなスープもキンキンに冷えている。
鶏のもも肉と黄金色の縮れ麺、カリカリ梅が眼を表しているのだろ
うか、ウサギの顔が浮かんでくる。

 いつもの塩拉麺のスープとは少し違い、旨味だけを冷やしたようで
混じりっけなしのピュアでストレートな味わい。苦みも匂いも不純物
を感じない爽やかなスープ。いいなー、この冷やし。これからの季節、
熱い火照った身体を、この冷やしがヒンヤリと包み込んでくれるだろ
う。旨かった、ご馳走様。


ミュージアム巡り STATIONERY 政宗と家康の鉛筆

2011-05-25 06:01:04 | ミュージアム巡り_2011
 次のコーナーに貴重な文房具・鉛筆があった。説明書をみれば、
なんと「伊達政宗の鉛筆」とある。
 政宗の墓所が太平洋戦争の空襲で焼失するが、再建のため1974
年に発掘調査をしたところ、石室から貴重な資料やものが出てき
た。その中に“鉛筆”らしき一式のものもあった。その後の電子顕微
鏡やX線での調査により伊達政宗が使用していた鉛筆と判明。

 政宗の鉛筆は、黒鉛を粉にして練り合わされた「芯」や,「軸木」
にはイネ科の植物のササが使用され、軸の後部には檜が使われてい
た。また、「キャップ」もあり、その素材は実竹と判明。この鉛筆
は政宗が1636年に没しているので、それ以前のものであることが
判る。この政宗の鉛筆が国産鉛筆の第1号と推定されている。
 正宗の鉛筆と並んで徳川家康が愛用していた鉛筆も展示されてい
た。家康の時代から時を経て、平賀源内が1760年頃に書いた書物
の中に「黒石筆」として鉛筆らしきものが紹介されている。この黒
石筆はオランダ人が日本に持ち込んだものだ。
(台東区柳橋1-1-15)