☆♪☆ 鉄のみゅーじしゃん ☆♪☆

作編曲家・ギタリスト塩塚博のブログ。
近年は駅メロディの作曲で知られています。

マッサン終了記念・ニッカウイスキー星人日記パートⅡ・BLENDER'S BARに行ってきた!!

2015年05月08日 16時00分08秒 | グルメ情報
パートⅠでは、僕がこよなく愛するニッカの、
特に「ブレンデッド・ウイスキー」について、熱く語ってしまいました(^^;;

パートⅡは、青山のニッカ東京本社のB1、直営店「NIKKA BLENDER'S BAR」に行ってきたレポートです。
ニッカウイスキー星人にとっての、東京の聖地であり、コアなウイスキーが体験できる、パラダイス。

入口はこんな感じ。清潔感と緊張感がありますが、「我が家」感もあります♪



おお、棚を埋め尽くす、ニッカウイスキーの壮大なるバリエーション。
ここに来たら普通の酒屋さんやスーパーでは入手できないものをいただくのが醍醐味です。

早速、2名いるビシッとキメたバーテンダーさんにいろいろと相談し、
まずいただいたのが、余市モルト3種・宮城峡モルト2種・カフェグレーンウイスキー、
計6種の比べ呑み。



余市、宮城峡とも、元となる原酒の他に、いろいろな種類の樽で熟成したり加工した商品が存在します。
余市で言えば「ピーティー&ソルティー」なもの、甘くまろやかなもの、など。
どれも、目の覚めるような華麗な味わい。
宮城峡モルトは、ホントにフルーティーで、ブランデーと近いものがあります。

ここで注目が、初体験のニッカのグレーンウイスキーです。
モルトウイスキーは、最低10年は樽で熟成させないと、ピリピリと刺激が強く、味もまろやかではありません。
しかし実際に10・15・20年熟成したピュアモルトはかなり高額になりますし、
ニッカとしても、あまり効率的な商品ではない。
そこを救ってくれるのが、グレーンウイスキーです。
グレーンと、まだ熟成しきっていないモルトをブレンドすることで、
モルトの味の角を取り、まろやかさと甘味を加えて、飲みやすくしてくれるのです。

そのグレーンをソロで呑む。
あ、これは幸せの味(*゜▽゜*)バニラや蜂蜜を連想させる甘味と香り。まろやかな喉越し。
余市モルトの、力強い味わいやコク、ピート由来のスモーク臭とブレンドすることで、
素敵な、僕の大好きなブレンデッドウイスキーが完成する、そのからくりが見えました。

次に、竹鶴21年。



前回のパートⅠにも書きましたが、竹鶴は余市・宮城峡モルトをブレンドした、
グレーン不使用のシングルモルトウイスキーです。
両方のモルトの「いいとこどり」を実現し、コクがあるのにフルーティー。
まず、香りが素晴らしい!!すぐ飲まず、しばらくは鼻で楽しみます。
21年は、1本1万円ほどするのでなかなか買えません。1ショットでいただきます。

次は、「鶴」。



パートⅠで、ニッカ本流ブレンデッドウイスキーのラインアップを紹介しましたが、
その系統の中で、最上級に位置するのが「鶴」。
この鶴は年数表記のないものですが、これはもう酒屋さんには流通していない、幻のお酒です。
確かに、味の系統は、呑み慣れたニッカ本流ブレンデッドですが、
もう、ボキャブラリーが見つからない、うまさです。

この他にも何杯かいただいて、締めに選んだのが、
余市シングルモルト原酒・20年もののシングルカスクです。



500mlで15000円ほど。アルコール度数は60度。
濃くて、コクがあって、バニラやキャラメルのような甘味。
ブレンデッドものや、酒屋で買える「余市シングルモルト」とは、明らかに味が違います。
アルコール分が高いのに刺激がなく、とことんまろやかで。
もう、危ないくらいに、最高です。
調子に乗って呑み続けたら、もうHeavenに行ってしまいそうなので、
充分にチェイサーをいただいて、この日はお開き、としました。

次の日、あれだけ呑んだのに、二日酔いは、なし!!
いい酒を呑むと、悪い酔い方にならない、という伝説を証明しました(^-^)

ということで、ニッカ・ブレンダーズ・バー。
しょっちゅうは行けないけど、3ヶ月に1度は行きたいです。
同好の方、いらっしゃいましたら、ご一緒しませんか?
コメント (2)
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