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新元号 「令和」

2019年04月02日 | 日記

 

4月1日新元号が発表された。 「令和」

日本の歌集(万葉集)からの典拠。今までは中国の漢詩から引用されたが、今回は国書からの元号ではじめてのこととなる。万葉集は日本のすべての人たちからの和歌の集大成で、今回は大伴旅人が大宰府長官時代に宴会を開いた時の梅見の序文からの引用とか。

「初春の月にして気淑く風ぎ、梅は鏡前の粉を披き、珮後の香を薫らす」

安倍首相は「激しい寒さの後に見事に咲き誇る梅の花のように、一人ひとりの日本人が、明日の希望とともに、それぞれの花をおおきく咲かせるそうした日本でありたい」とのコメントがあった。

思うに最古の万葉集からの引用には納得したが、多くの人が日本人なら花といえば桜をさし、中国では梅をさすのでは?と思ったに違いない。いずれにせよ通例を避けて日本独自の文化からの引用にはおおいに感じるところあり!ということ。こらからはきっと万葉集を学ぶ人や、飛鳥地方を訪ねる人が増えるにちがいないことだろう。また赤ちゃんの命名も。皇太子様が新天皇に即位する5月1日から施行される。

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