もの寂しそうな秋の夕暮れ。
奥山にもみじ踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は哀しき
一千年も前に歌われた古きこの歌ですが
いにしえの時を超えた今も歌いつなぎ共感して秋のひと時を感慨深く楽しめるって
何て素敵な事でしょう。
万葉の時代に生きた人も鹿の鳴く秋の夕暮れに物思って過ごしていたのですね。
そう言えばこちら山里では午後の晴れた時間に蝉が鳴きました。
ツクツクボウシですが、三日前に雨が降り出しその日から蝉の声が途絶えていたのです。
毎年蝉の鳴き納めを記録していますの。
で、今年はね、きっと最長記録になるだろうと予測していました。
いつまでも暑い日が続いているし、記録は毎年更新されているからです。
ところが三日前に気温が下がって雨が降り出すと、蝉の声はパタリと止まっていまいました。
となると、記録更新とはなりません。
三日も鳴かない日が続いたので予測はハズレかと思いかけていたんです。
そしたら今日、昼の暑い時にきっちり鳴いてくれたので
めでたく記録更新となりました。
何がめでたいのか知らんけど(*´ω`*)
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