寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3690話) 史跡巡り

2024年06月29日 | 行動
 “所属する歴史同好会の仲間らと地元の山城「治田城」跡を訪ねました。案内人の誘導で高低差60メートルほどの登山道を歩きました。険しい場所も通り、急勾配の中腹にはそこから岩石を落としたとみられる場所がありました。城跡は森林に覆われていましたが、屋敷跡、やぐらの跡を確認できました。築かれたのは南北朝時代だそうで、戦国時代にはこの城主は、織田信長に降伏したと伝わります。
 城跡に引き続いて、江戸末期に皇女和宮が将軍徳川家茂に嫁ぐ際、献上されたという寒桃の生産地に初めて行きました。この地で生まれ育った私ですが、まだ知らないことがたくさんあることに驚きました。今後も地元の史跡巡りを続けていく所存です。”(6月8日付け中日新聞)


 三重県いなべ市の川瀬さん(男・76)の投稿文です。歴史ブームの気がする、いいことである。特に地域の歴史を知ることは大切である。自分の生まれたところ、住んでいるところ、地域を知らずに何を語るのか、何を行うのか、とも言える。
 考えて見ればボクのやっている一宮友歩会はまさに歴史を学ぶ会と言っても、過言ではない。移動手段が歩くことであるだけで、ほとんど史跡を繋いでコースを作っている。歴史同好会以上とも言える。見所資料や歴史に詳しい人の説明もほとんど毎回取り入れている。近年はボランィアガイドの方も多い。ほとんど史跡の説明である。知的高齢者にはうってつけの趣味である。ボクもよくお世話になっている。持ちつ持たれつである。今来年の例会計画を作っている。どこを見ることになるだろうか。



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