寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3685話) 写経の会

2024年06月19日 | 行動
 “友人に誘われて5年前から岐阜県瑞穂市の寺を毎月訪ね「写経の会」に参加している。講師である住職の柔らかい物腰や上品な言葉遣い、おおらかな人柄にひかれ、充実したときを過ごせている。5分ほど瞑想して鳥の鳴き声や花の香り、障子の隙間からの一条の光を感じつつ集中力を高めてから筆ペンで1時間近く般若心経を書き写す。五感をフル活用した後だからか単純作業も苦にならない。最後に思い思いに願い事をつづり私は毎回「戦争のない平和な世界に」としたためる。がさつな性格だった私だが、写経効果ですっかり落ち着いてきた気がしている。こんな癒やしの時間を、私は今後も大切にしていきたい。”(5月25日付け中日新聞)

 愛知県稲沢市の主婦・田中さん(71)の投稿文です。「写経」、ボクもやってみたい一つである。妻は習字の師範まで取ったが、ボクは苦手である。幼い頃習っておけばよかった、と思う一つである。もちろんそんな塾に行ける境遇ではなかったが。心静かにお経様を写す。そんな時間が持てたら、気持ちも変わろう。ボクはシルバーカレッジに行っていたとき、作りたいサークルとして、写経を提案した。でも誰も乗ってこなかった。ボクは毎日とは言えないが、仏壇の前でお経様をあげる。そして、新聞の書き写しもしている。この二つは写経に繋がる。このままでいいのか、写経に発展するのか、この後も興味が持てる。
 新聞の書き写しについては、先日発言欄で、ボクの投稿文が記載された。後日紹介することになると思う。


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