寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
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(第3375話) 麻酔法

2022年09月08日 | 出来事

 “自宅近くの眼科で一月、網膜黄斑と白内障の手術を受ける予定でした。点眼による局所麻酔直後、私がずっと抱えてきた極度な不安に襲われ、手術は取りやめざるを得ず、名古屋の眼科を紹介されました。紹介先の医師とは納得できるまで十分に話し合って、私に最適な点滴での麻酔法を考えてくれました。五月上旬、まず右目の手術に臨みました。いつの間にか眠りに落ちてしまい、一時間後に目が覚めたら手術は終わっていました。半月後、左目を手術しました。術後の経過は順調でテレビの画面は鮮明に見えるようになり、ゴルフも再開しました。納得できる麻酔法が見つかって私は本当に幸せでした。”(8月18日付け中日新聞)

 愛知県小牧市の西村さん(男・71)の投稿文です。西村さんは麻酔法にどんな不安を覚えられ、転医されたのであろうか。でも医師とよく話をされ、納得されて白内障の手術を受けられた。そして無事手術を終え、ゴルフも再開された。まずは良かった。
 そこでわが家である。実はボクの妻は、白内障で8月29日に入院し、両目を手術し、9月1日に無事退院した。8月10日にボクも付き合って医師の話を聞いた。何の疑問も抱かずただ聞いただけである。知らぬが仏であろうか。西村さんはどこに不安を覚えられ、どんな麻酔法を選ばれたのか、知りたいものである。問題なく手術が終わったから良いものの、何事も納得し最善を選びたいものである。
 麻酔は何の手術にもついて回ることであり、麻酔科医は素人には裏方という認識がある。だが麻酔科医は医師免許をとった後2年間の研修専門が必要とある。麻酔科医が足らなくて手術ができない、と言う話を聞いたことがある。ボクの知人で麻酔で亡くなった人がある。麻酔とは時にはそれ程に重要である。


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