寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
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(第2792話) 青春再び

2019年05月29日 | 知識

  “JRの「青春18きっぷ」を購入して日帰り旅行を楽しんでいます。その名称から若者しか使えないと思っていましたが、年齢は問わないことを最近知りました。三月初旬に京都府の伏見稲荷大社へ出掛けました。その二週間後、兵庫県の姫路城を訪ねました。さらにその半月後、京都へ行って二条城と東寺を見て回りました。  名古屋-京都間は新幹線なら三十分ほどですが、青春18きっぷだと在来線を乗り継がねばならず二時間以上かかります。事前にインターネットで時刻表を調べながら一緒に行く仲間と計画を立てることが楽しくて。気持ちが若返ってきます。青春18きっぷの次の販売は夏。「どこへ行こうか?」。考えるだけでわくわくしてきます。”(5月8日付け中日新聞)

 愛知県江南市の農業・青山さん(女・68)の投稿文です。青山さんが「青春18きっぷ」を使うのに、年齢を問わないことを遅がけながら知られたことは良かった。まだまだ時間はあります。これからが本当の青春かも知れません。
 ボクが青春18切符を使うようになったのは、いつの頃からかはよく思い出せない。学生時代に使ったことがあるかも知れないが、使ったとしても多くはないだろう。はっきり覚えているのは、40代後半にウォーキングの会に参加を始めてからである。春、夏、冬、その時期になると仲間とうまく利用し合った。京都や鎌倉へは毎年のように使って出かけた。特に鎌倉へは12月第3日曜日に10年間使った。尾張一宮駅を午後11時半頃出る東京行きの夜行快速列車があった。後に「ムーンライトながら」というようになります。まず12時を越える駅まで普通切符を買います。そしてその後は18切符を使って東京に行き、鎌倉を10数キロ歩いてその日のうちに尾張一宮駅まで帰ります。こうすると東京往復が3100円くらいで済みました。ムーンライトながらになる前は、非常に堅い4人相迎えの椅子で眠るどころではありませんでした。非常な強行軍でしたが、若かったからできたのでしょう。今となっては懐かしい思い出です。私はまだ使ったことがないが、老人向けの割安切符もあるようです。いろいろ知識を得て、お得感を楽しむのもいいでしょう。


1 コメント

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Unknown (はなみずき)
2019-06-01 11:20:02
青春切符に巡り会われてよかったですね。ばんざーいです。まだ60代これからです。人生の黄金期楽しんでくださいね。
私の青春切符の旅は今年になって三回です。冬は富山の雨晴海岸まで、春は伊豆の先端までと、小浜線の本郷にある水上勉の一滴文庫まで有意義な旅を楽しみました。全て一泊です。
この夏はもう二つ予定をしています。思い出の線をもういちどと銘打って飯田線から大糸線に北陸線周りと9月には赤穂岬まで。楽しみながら計画を練っています。思い出の行程表は何十枚にもなりました。
このありがたい切符を知ったのは昭和60年頃と記憶しています。当時名称が少し違っていたような気がします。手づくり旅の醍醐味は行きたい場所を決め、美術館であれば少なくとも2時間はゆっくりと鑑賞します。先急ぎ流れ作業のようなあわただしさはありません。時刻表と行く先の観光本とにらめっこしながら計画するのは楽しいものです。これからも私の旅は続きます。人生もそして青春切符の旅も。
長年の道連れの友と健康な体に感謝しながら、

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