吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

函館食い倒れツアー

2018-09-16 17:37:17 | インポート
実は、この連休を、函館で過ごしておりました。

(朝市で会った、なんか可愛いおやつを食べているクマ)

今回、さっちゃんには、グループホームでお留守番してもらって
旦那さまと私と、さっちゃんが中学時代にお世話になったN先生と3人で
さっちゃんの中学時代の恩師、I先生が住む街にやってきたのです。

今回の旅行のメインは、「食」

函館に向かう特急車両の中で食べた駅弁から始まり
(すみません。スマホが機嫌を損ねたため、駅弁写メなし)
食べることが大好きな我々のために、I先生が考えてくれた食い倒れコースで
冬眠前のクマの勢いで、次から次へと食べまくる我々。

先ずは、到着直後に、「ラーメンが食べたい!」という我々の希望で、早速ラーメン屋さんへ。

函館と言えば塩ラーメンですが、メニュー表に書かれた「ザーサイラーメン」が目に引っ掛かってしまい
私は、ザーサイラーメンを食べました。

大量のザーサイが浮かんでいるかと思いきや
具はザーサイと鶏胸肉の唐揚げ。
この、あっさりとした塩ベースのスープが沁みた鶏胸肉の唐揚げがやたら美味しい。
麺はちぢれ麺ではなく、するすると喉ごしの良いストレート麺。
これに、自家製のラー油をたっぷりと絡めていただくのですが
油断すると、ラー油が喉の奥の方に引っ掛かってしまい、げほげほ、ごほごほする羽目になります。

その後、I先生の運転する車で函館牛乳のお店へ向かい
「THE 乳!」という感じのソフトクリームをぺろりと平らげ、仕上げに、牛乳の甘みたっぷりの「牛乳コロッケ」を完食。

お口直しは、I先生のお気に入りのキュートなマスターがいる珈琲店で、珈琲タイム。
マスターがブレンドして、丁寧に淹れてくれた珈琲は
香り良し、苦み良し、後味良し。
そして、良い意味で「普通」なお店の雰囲気良し。
ほっと、落ち着きます。

そして、お夕食は、なんとI先生のご自宅へ。
お寿司の出前と、I先生おススメの焼き鳥と頬張りながら、飲む、食べる、喋るの繰り返し。

私は、お酒は全く飲めませんが、お酒の香りと、飲み会の雰囲気は大好きなので
飲む、食べる、喋るを繰り返すうちに、あっという間に数時間が経ってしまいました。

翌朝は、N先生と私たち夫婦で、函館の朝市で朝ごはん。

自分で選べる海鮮丼で、私はウニとイクラとホッキを選び
更に、どうしても食べたかったカニクリームコロッケも美味しく食べました。

お昼は、I先生の運転する車で知内まで移動して
牡蠣めしと牡蠣のガンガン焼きを、美味しさのあまり言葉少なに(美味しいから)むしゃむしゃと味わい尽くし


夜は居酒屋で活イカのお造りだの

白身魚の三点盛りだの、なんだのかんだのと、新鮮な海の幸を頬張り
シメは、磯の香りぷんぷんの岩のりのおにぎりっ!

大人の男の人の握りこぶしほどの大きさのおにぎりに、豪快にかぶりつく。

何故か、記憶の中の「懐かしい味」と重なります。

ああ、美味しいって、幸せ〜。

居酒屋を出た後は、I先生行きつけの、ミステリアスなマスターのいるバーへ連れて行ってもらいました。
おそらく、生まれて初めてのバー体験で、調子に乗った私は
ウィスキーを匂ったり、テキーラを舐めてみたり。

お酒の説明や、飲み方など、色々なお話が聞けて、とても楽しかったです。

そして、今朝も朝市の食堂で朝ごはん。

ホタテ粥セットを食べたのですが、ホタテの貝柱のほぐし身だけかと思ったら
時折ごろごろとホタテの塊も入っていてビックリ。

お粥の具として、シャケのほぐし身や、カニ、昆布巻き
塩辛、突然ブロッコリー、タラコが付いていましたが
多分、ホタテ粥は、ホタテ粥のまま食べた方が、一番美味しい。
加えるなら、塩のみで良さそうな気がしました。
お味噌汁の具は、岩のり!

昨日の朝ごはんは贅沢で美味しかったけど、今朝のシンプルな朝ごはんもいいですね。

その後、ラッキーピエロで、JRの中で食べるために、ハンバーガーとオムカレーを調達し(ごめんなさい、写メなしです)
家に帰ってから食べるために、I先生オススメの身欠き鰊弁当を購入して、私たちは帰りの電車に乗り込んだのでした。

観光名所を甚だしく無視した、今回の函館食い倒れの旅。

何処へ行っても、何を食べても美味しくて、楽しくて。
忙しい中、そんなコースを用意してくれたI先生に、みんなで大感謝の二泊三日でした。

I先生、N先生、私の目からウロコを引っぺがしてくれてありがとうございました!

分かっているつもりで分かっていないことって、まだまだ沢山あるんですね。

これからも私なりに、こつこつ、こつこつ、やっていきますね!

ちなみに、身欠き鰊弁当。


この、身欠き鰊の汁がしみたごはん。

この部分が、やたら美味しい。

ホットヨガ始めました

2018-09-14 17:57:37 | 日記
実は、先月からホットヨのレッスンに行っています。

介護のお仕事をしていると、身体の柔軟性が大切だなと思うことが多いのですが
数年前から続けているストレッチと筋トレのお陰で、今のところ故障がありません。
でも、忙しい毎日の中で、継続するのって難しい。

それで、通いやすい場所に、ヨガの教室がないかなと思っていた矢先
車で10分も掛からない場所にホットヨガのスタジオがオープンしたので
早速体験レッスンに申し込み(もちろん初めから契約する気満々で)
参加したレッスンが、これまたとっても楽しくて、心地良くて
レッスンが終わった後も、身体の調子がすこぶる良くて。

夜勤が続いていても、明けやお休みを利用してホットヨガに行くと
不思議と疲れが残らない。
そう思い込んでいるからそうなるのかもしれないけれど
信じる者は救われるってことで。アリかな。

そんな訳で、週に2~3回の割合は、汗をだらだら流しながらよっこらしょしています。


本当は、走るのと並行してやりたいんだけれど、今は仕事の都合で時間的に無理なので
当分は、ホットヨガだけで。

アルゼンチンタンゴも、シフトの関係でなかなかレッスンに参加できないけど
実は、レッスンにもミロンガにも参加したい。

ぎゅうぎゅう詰めのシフトで大変だけど、だからこそ。

身体や気持ちの疲れをほぐしてリフレッシュするなら、楽しいことを増やさなきゃね。

宛先不明、返信不要。

2018-09-12 12:56:30 | 日記
お水が出なかったり、電気がつかなかったり
何処へ行っても最低限の、それどころか、必要なものさえ手に入らず
移動に必要な車の燃料の確保さえも、1時間以上並ばなければならなかったり
色々なことが起きてしまった週末。

隙間の目立つコンビニの棚や、節電のためいつもより薄暗いスーパーやドラッグストア。
並ぶ人の数も、毎日少しずつ減っている気がします。

動かなかった交通機関が回復して、子供たちが公園で遊びだして
洗濯物がベランダでひらひらと揺れていて。

少しずつ、少しずつ。

そんな気がする。


疲れていたり、欲しいものが手に入らなかったりすると
不安になったり、苛々したりすることもあるかもしれないけれど

おぎゃあ!と、この世に生まれてから、自分がここまでやってこれたのは
必ず、誰かの助けがあったからなんだよね。
そのことを思い出すことが出来たなら

「自分さえ良ければ」
「自分が疲れたから」

そんな風に、自分のことばかり考えて逃げ出すことなんて
出来ないはずなのに。

それ以前に、どうして目の前の楽しいことに気付けないんだろう。
与えられている幸せに、なぜ気付けないんだろう。

勿体ないのは、自分で放棄した、あなたの「これから」だよ。

旧ソ連の作品だって

2018-09-11 09:44:11 | 日記
先日レンタルショップで借りてきた、ちょっと珍しい旧ソ連制作のホラー映画
『妖婆 死棺の呪い』という映画を観ました。

神学校で哲学を学んでいる神学生のホマーが、休暇の帰省途中に一晩の宿を借りた家で
怪しげな老婆に誘われ、ふわふわと夜空をさまようのですが
地に戻り、我に返った神学生は、老婆をボコボコにして退治しようとします。
しかし、意識を失った老婆は、あら不思議。
物凄い美少女に姿が変わっていたのです。

恐ろしくなって、美少女を置き去りにして神学校に戻ったホマーの元へ
地主さんから、呼び出しが掛かります。

「危篤状態の娘のために、臨終の祈りをささげて欲しい」

話によると、娘さんは、何者かに滅多打ちにされて危篤状態になったのですが
その犯人が誰なのか、分からないというのです。

自分は哲学を学んでいる身なので、そんなことは出来ないと断るホマーですが
危篤の娘は、ホマーに祈って欲しいと望んでいると説得され
ほぼ強引に、ホマーは娘の元へ連れていかれます。

ところが、ホマーの到着を待たずに娘は亡くなってしまい
今度は、亡くなった娘のために、3夜連続で祈りを捧げて欲しいと無茶ぶり。
自分にはそんなことは出来ないと懇願するホマーですが
娘を失った悲しみで、地主は聞く耳を持ちません。

遺体の安置された教会。
「決まりだから」と、外から施錠され、逃げ場のないホマー.

怯えまくりながら、必死に祈り始めるホマーの目の前で
死んだはずの娘がぱっちりと目を開き、起き上がります。

ホマーは、自分の周りに円陣を描き(結界?)、再び祈り始めます。
円から先は、ホマーに近付くことが出来ない娘は
目をくわっと見開いたまま、ホマーの周りをぐるぐるとまわり続けます。
そのうち、ニワトリの鳴き声と共に夜が明け
娘は、棺に戻り、横たわります。

2日目の夜。
今度は、初めから自分の周りに円陣を描いて、祈り始めるホマー。
もはや、娘のためではなく、悪魔祓いと自分のための祈りでしかありません。
しかし、その夜は、娘は柩ごと宙に浮き上がり、ホマーに襲い掛かろうとします。
必死に祈るホマーと、恐ろしい形相(美少女なんだけどね)の娘。
やがて、ニワトリの声と共に朝を迎え、娘は再び柩に横たわります。

疲労困憊したホマーは、もう無理ですと地主に訴えますが
地主は、ホマーを脅したり礼金をちらつかせたりして引き留めます。
けれど、ホマーはなんとか隙を見て逃げ出します。

が、地主の追っ手に掴まり、連れ戻されてしまいます。

3日目の夜。
3日目の夜さえ切り抜けられたら、助かる。
ホマーは、円陣の中で、神に祈りを捧げます。
しかし、最後の夜なので、娘は更にパワーアップしていました。
恐ろしい呪文で、蝙蝠や妖怪を呼び寄せ、ホマーに襲い掛かろうとします。
やがて、ホマーは恐怖のあまり、祈りの言葉さえも途切れがちになってしまいます。
そこで、ついに妖怪の親分登場!
ずんぐりむっくりの、粘土細工のような(ちょっとカワイイ)大柄な妖怪ヴィーが現れ
結構あっさりと円陣の守りを解いてしまいます。
ホマーの必死の抵抗も空しく、妖怪たちはホマーに襲い掛かります。

コケコッコー!

ニワトリの鳴き声と共に朝が訪れ、教会の扉が開かれると
そこには、壊れた柩に横たわった老婆と、既に息絶えたホマーの姿が。

地主の娘の正体は、なんとあの時の怪しい老婆だったのです。

面白い!
下手なB級ホラーより、ずっと面白いです!

美少女が、本当に美しくて、でも怖い(表情がね)
1967年制作ということで、特殊撮影の技術もまだまだで
円陣の上にガラスの壁を置いていたのか、ホマー、ガラスに顔が映っちゃってるし。
妖怪くんたちは、すごく頑張ってる。
なんか、その頑張りが伝わってくる。
だから、小学校低学年くらいの子供たちなら、きっと怖がってくれる。

しかも、旧ソ連制作ってのが渋い!


なんだかなぁ~

2018-09-10 16:26:55 | 日記
先週末から、私の勤め先のグループホームに、あるご夫婦が避難していて
ご夫婦とも、車椅子を利用されているので、生活の中で、少しだけお手伝いが必要です。

でも、昨夜の夜勤のスタッフが、少々か弱い二人だったので
昨夜21:00の就寝介助と、今朝9:00の起床介助を手伝いに行ってきました。

その後、実家の両親のところへ、母の好きな梅干しおにぎりと、食料を少々差し入れして
昨日ちゃっかり連れ帰っていたさっちゃんと、スパに行って
あっちゃんの歯科通院に行って来たら、あっという間に夜になってしまいました。

ダラダラするはずだったのに、変なの。

私は、時間の使い方が下手くそだなぁ。


話は変わりますが
今日、さっちゃんとスパに行ったとき、女湯の方がなんだか騒がしくて
どうも、女性が喚き散らしているようにしか聞こえなくて
てっきり、親が自分の子供がなにかやらかしたのを怒っているのかと思いながら、引き戸を開けると
脱衣場の手前のパウダールームで、いきなり中年の女性が土下座をしていました。
そして、土下座をしている女性を口汚くののしっている、やはり中年の女性の姿が。

      こわい。

一瞬、固まるさっちゃんと私。

しかし、そこを通過しなければ、脱衣場には行けないので
何も見ていない、気付いていない風を装って、通り抜けることにしました。

土下座する中年女性と、それをののしる中年女性の傍らには
1人の男の子と、困り果てた様子の従業員の女性が、黙って二人を見ていました。

脱衣場に入ると、引き戸の直ぐ向こうに、素っ裸の老婦人が立っていて
眉間にしわを寄せながら「困ったわねぇ」と、私に話しかけてきました。
「何かあったんですか?」と、私が尋ねると、老婦人はこう説明しました。

ののしり中年女性が、孫だか子供だかを連れて女湯に入ってきたのですが
その子は、小学校の高学年くらいの、微妙な年齢の男の子で
土下座の女性が、大きな男の子は、女湯に入れないでという様なことを言ったそうです。
すると、男の子を連れてきたののしり女性が
「一人でお風呂に入ることのできない子供を連れてくるなというのか!!」
と、物凄い剣幕で怒りだしたそうです。

どっちの言い分も分からないわけではないけれど
その男の子が、もしかして支援の必要な子だとしたら、どうなんだろう。
そんな考えが一瞬頭をよぎりました。

だからと言って、激高するのも、肝心の子供の手前、どうかと思いますが。

さっちゃんと私がお洋服を脱いでいる間もずっと
「もっとちゃんと謝りなさいよ!」
「本当に不愉快だわ!」
と、女性の喚き声が続いていたので、脱衣場全体が、なんだか重苦しい雰囲気に。

状況がはっきり分からないから、どっちがどうとは言えないんだけれど
ゆったり寛ぐはずの場所で、なんだかなぁ~。な、一幕でした。