先週の金曜日は、私はお仕事がお休みでした。
そして、さっちゃんは、いつにも増して寝起きが悪く
お父さんと私の、数え切らないほどの声掛けも虚しく
さっちゃんが起きたのは、なんと6:45でした。
そこから、焦ってテキパキ動いてくれれば良いものを
動く速度は、やっぱりいつもと同じで、全く急ぐ気配はなく
朝食を食べ出したのは、7:20過ぎ。
それにしても、何故さっちゃんはこんなにも寝起きが悪いのでしょうか。
特に、私がお休みの日は、特にひどいのです。
もしかして、これは。
これは、もしかすると。
私に甘えてる?
甘えているかどうかはともかく、お母さんが家にいる日の朝は
さっちゃんが、いつもよりダレてしまっていることは確かです。
お休みだからと、私がダレているのがうつるのかというと、そうではない。
私は、お休みの日は、自分の時間をたっぷりと満喫するために
家族を送り出すまでは、熱いフライパンの上の豆のように、せわしなく動くので
普段よりも、ずっとせわしないはずなのです。
なんだかんだと、7:35
こりゃもう駄目だわ。
「さっちゃん、今日は施設をお休みします」
「でじゃーと」のバナナを食べながら、首を横に振るさっちゃん。
「だって、お迎えのバスに、とても間に合いそうにないもの
さっちゃんのせいで、バスが遅れたら困るから、今日はお休みです」
それを聞いて、今頃になって慌ててバナナを食べ終え、牛乳を飲むさっちゃん。
だって、今日の昼食は、醤油ラーメンに、いちごクレープが出るんだから
そりゃーお休みしたくないよね。
だったら、早く起きればいいのにー。
もたもしていたら、施設をお休みしなければならなくて
大好きな職員さんとも、お友だちとも会えなくて
毎日楽しみにしている昼食も食べられなくて
お昼休みに遊ぶことも出来ない。
そういう経験をさせてみたら、次の私のお休みの日には、どうなるんだろう?
そんな、試験的な意味もあり、思い切って、本当に施設を休ませてみました。
さっちゃんは、最初はぐずぐず言っていましたが
そのうち、ぐずぐず言うことに飽きたらしく、お部屋で遊び始めてしまいました。
ちょっと待てよ。
これでは、ただの休日の風景ではないか。
いかん、何もせずに家でだらだら過ごすのもよろしくない。
取り敢えず、出掛けよう。
と、言うことで、さっちゃんと私は出掛ける用意をして
札幌駅へと向かいました。
そして、私の用事を済ませ、札幌駅パセオでお洋服や雑貨などを見て回り
そして、また改札を抜けて駅のホームへ向かうと
私たちは、立ち食いそばのあるホームへ出ました。
「すみません、ワカメそばと月見そばをください」
月、沈みかけてますけど。
冬の札幌駅。
丼から立ち上る湯気とつゆの香り。
寒さの中で急に顔が温まり、うっかりすると、たれそうになる鼻水を啜り
さっちゃんと私は、あっという間にお蕎麦を平らげました。
温かいお蕎麦なのに、本当に、あっという間の出来事です。
何故に、その「あっという間」の速度で、普段も動いてくれないのだろうか。
そして、私たちはいつも使っている駅へ戻ると
夕方の、さっちゃんのピアノのお稽古まで、まだたっぷり時間があったので
近くのカラオケへ行くことにしました。
さっちゃんは、ヘルパーさんたちと毎月2~3回はカラオケへ行っていますが
私とのカラオケへ行くのは、数年ぶりです。
機械の操作は私、歌うのはさっちゃんです。
最初のうちは、さっちゃんの好きそうな童謡や今どきの曲を入れていたのですが
そのうち、私はムラムラと「懐かしの歌謡曲」を入れたくなり
しかも、私でさえ「古いわー!」と思うような
『恋の奴隷』や、『あの鐘を鳴らすのはあなた』などを入力し始め
歌詞はまったく知らないはずなのに、頑張って歌うさっちゃんが面白くて
(もっとも、さっちゃんオリジナルの歌詞の、替え歌なのですが)
ふと、サザンオールスターズの『夏をあきらめて』の入れたところ
(私にとっては、研ナオコの歌というイメージの方が強いのですが)
なんと、歌ってくれちゃうんですよ!
切なさもしっとり感も、微塵も感じられない、さっちゃんの『夏をあきらめて』は
どっちかってーと、ボサノバ風でした。
今度は、ちあきなおみの『喝采』を入れてみようっと♪
こうして、さっちゃんと私は、お休みを満喫したのでした。
でも、今度は、きちんと起きて準備をしようね。
そして、さっちゃんは、いつにも増して寝起きが悪く
お父さんと私の、数え切らないほどの声掛けも虚しく
さっちゃんが起きたのは、なんと6:45でした。
そこから、焦ってテキパキ動いてくれれば良いものを
動く速度は、やっぱりいつもと同じで、全く急ぐ気配はなく
朝食を食べ出したのは、7:20過ぎ。
それにしても、何故さっちゃんはこんなにも寝起きが悪いのでしょうか。
特に、私がお休みの日は、特にひどいのです。
もしかして、これは。
これは、もしかすると。
私に甘えてる?
甘えているかどうかはともかく、お母さんが家にいる日の朝は
さっちゃんが、いつもよりダレてしまっていることは確かです。
お休みだからと、私がダレているのがうつるのかというと、そうではない。
私は、お休みの日は、自分の時間をたっぷりと満喫するために
家族を送り出すまでは、熱いフライパンの上の豆のように、せわしなく動くので
普段よりも、ずっとせわしないはずなのです。
なんだかんだと、7:35
こりゃもう駄目だわ。
「さっちゃん、今日は施設をお休みします」
「でじゃーと」のバナナを食べながら、首を横に振るさっちゃん。
「だって、お迎えのバスに、とても間に合いそうにないもの
さっちゃんのせいで、バスが遅れたら困るから、今日はお休みです」
それを聞いて、今頃になって慌ててバナナを食べ終え、牛乳を飲むさっちゃん。
だって、今日の昼食は、醤油ラーメンに、いちごクレープが出るんだから
そりゃーお休みしたくないよね。
だったら、早く起きればいいのにー。
もたもしていたら、施設をお休みしなければならなくて
大好きな職員さんとも、お友だちとも会えなくて
毎日楽しみにしている昼食も食べられなくて
お昼休みに遊ぶことも出来ない。
そういう経験をさせてみたら、次の私のお休みの日には、どうなるんだろう?
そんな、試験的な意味もあり、思い切って、本当に施設を休ませてみました。
さっちゃんは、最初はぐずぐず言っていましたが
そのうち、ぐずぐず言うことに飽きたらしく、お部屋で遊び始めてしまいました。
ちょっと待てよ。
これでは、ただの休日の風景ではないか。
いかん、何もせずに家でだらだら過ごすのもよろしくない。
取り敢えず、出掛けよう。
と、言うことで、さっちゃんと私は出掛ける用意をして
札幌駅へと向かいました。
そして、私の用事を済ませ、札幌駅パセオでお洋服や雑貨などを見て回り
そして、また改札を抜けて駅のホームへ向かうと
私たちは、立ち食いそばのあるホームへ出ました。
「すみません、ワカメそばと月見そばをください」
月、沈みかけてますけど。
冬の札幌駅。
丼から立ち上る湯気とつゆの香り。
寒さの中で急に顔が温まり、うっかりすると、たれそうになる鼻水を啜り
さっちゃんと私は、あっという間にお蕎麦を平らげました。
温かいお蕎麦なのに、本当に、あっという間の出来事です。
何故に、その「あっという間」の速度で、普段も動いてくれないのだろうか。
そして、私たちはいつも使っている駅へ戻ると
夕方の、さっちゃんのピアノのお稽古まで、まだたっぷり時間があったので
近くのカラオケへ行くことにしました。
さっちゃんは、ヘルパーさんたちと毎月2~3回はカラオケへ行っていますが
私とのカラオケへ行くのは、数年ぶりです。
機械の操作は私、歌うのはさっちゃんです。
最初のうちは、さっちゃんの好きそうな童謡や今どきの曲を入れていたのですが
そのうち、私はムラムラと「懐かしの歌謡曲」を入れたくなり
しかも、私でさえ「古いわー!」と思うような
『恋の奴隷』や、『あの鐘を鳴らすのはあなた』などを入力し始め
歌詞はまったく知らないはずなのに、頑張って歌うさっちゃんが面白くて
(もっとも、さっちゃんオリジナルの歌詞の、替え歌なのですが)
ふと、サザンオールスターズの『夏をあきらめて』の入れたところ
(私にとっては、研ナオコの歌というイメージの方が強いのですが)
なんと、歌ってくれちゃうんですよ!
切なさもしっとり感も、微塵も感じられない、さっちゃんの『夏をあきらめて』は
どっちかってーと、ボサノバ風でした。
今度は、ちあきなおみの『喝采』を入れてみようっと♪
こうして、さっちゃんと私は、お休みを満喫したのでした。
でも、今度は、きちんと起きて準備をしようね。