玉兎堂

羊蹄山とニセコに囲まれた四季折々の生活

倶知安複合福祉施設「つくしんぼ」

2009-03-29 19:26:35 | 季節のなかの暮らし
お隣の
複合施設「つくしんぼ」の施設見学が行われました。

今朝は、受付時刻30分前に
玄関前で待っていらした見学者もいたそうです。
みんな、注目しているのですね。






まずは、このコ(?)がお出迎え。





    



まずは1階にある地域交流センターです。
キッズルームは本、本、本。





廊下も本、本、本。






インターネットが利用できるスペースも、
本、本、本。






ここの蔵書は3万冊ですって。
貸し出しはしていませんが、館内で楽しめます。





ここはヘルパーステーション。
総合相談窓口でもあります。





2階と3階はグループホームです。
各部屋は明るくて、
18名の利用者が家庭的な雰囲気のなかで
生活できます。





お食事は見晴らしの良い食堂で、
みんな揃っていただきます。





個室も食堂も、
ストーブは電気なので安全で安心です。




     



ゴールデンウイーク明けには、
1階の喫茶「陽だまり」で、
ソフトクリームの販売開始です。
軽食も楽しめそうです。

1階のスペースは、
サークルの会議などにも利用できますって。

きっと、
地域に親しまれる施設になりますね。



お隣のソフトクリーム

2009-03-26 20:04:06 | 季節のなかの暮らし
かねてから改修工事をしていたお隣が、
来る3月31日から業務を開始します。

かつては病院だったお隣ですが、
今春からは複合福祉施設となります。

2階と3階はグループホームですが、
1階は地域交流スペースとして開放されます。

この1階は図書スペースもあるし、
喫茶スペースもあります。

目玉はなんと言っても、これ






うふふ……、アイスクリームだもんね








ソフトクリームメーカーが配置されたので、
試食しませんか、ってお誘いをいただいたので、
おじゃましてきました。

これがソフトクリームメーカーです。
ウチにも1台、欲しいわ。









で、
せっかくだから、作ってみませんか?
とのお誘いに、断る理由なんか無くて、
チャレンジ








ナナメってしまいました。

案外、難しいものですねえ

実は、スタッフの皆さんは、
喫茶部門がオープンする5月の連休まで、
このソフトクリームをうまく巻く(?)訓練をするそうです。

失敗したら、アタシを呼んでね、
処分(?)を手伝うから!って伝えました。

次に失敗するのは、いつ?いつ?いつ?


    



この施設については、
オープンしましたらまたご紹介しますね。




平成20年度 第100回 倶知安小学校卒業証書授与式

2009-03-19 12:58:05 | 季節のなかの暮らし
本日、
倶知安小学校卒業式が挙行されました。








倶知安小学校は今年度、
開校110周年でした。
だけど、卒業式が100回目ということは、
どこかで10回の卒業式をしていなかったのですね。

わたくしもこの学校を卒業しています。
当時は木造の校舎でした。

職員室前に、木造校舎の油絵が掲げてありました。







そして、
当時は屋外の白樺の大木の下にいた二宮尊徳の銅像は、
土台が腐食して危険なため、
玄関ホールに移動されてました。







今年の卒業生は第15,280号から15,329号までいます。

彼らが入場する会場の頭上には千羽鶴がゆれていました。
一束110羽、それが100本、実に11,000羽の千羽鶴が
全校生徒の手によってひとつひとつ、折られました。

これは倶知安小学校で100回目の卒業生を祝った後、
ユネスコを通じて仙台の七夕祭に飾られ、
それからお盆にはヒロシマ入りするそうです。

倶知安小学校の子供たちの気持ちが津軽海峡を渡り、
日本の各地で人々の気持ちを幸せにし、
和ませてくれることを
倶知安町民として誇りに思います。






みなさん、
ご卒業、おめでとうございます。



春の吹雪

2009-03-15 19:13:54 | 季節のなかの暮らし
発達した低気圧の通過に伴い、
道内は14日、
ほぼ全域で強い風が吹く荒れた天気となり、
JRの遅れや航空便の一部欠航など影響が出た。
          ~今朝の道新から抜粋


昨夜はひどい風で  
雷も鳴ったし、湿った雪も降りました。

毎年3月には、春の吹雪が一度や二度、あるんです。

今朝、カーテンをあけるとリビングの窓には
雪が吹き付けられていました。












これを外から見ると、








玄関の足下を見ると
新聞配達さんの足跡。







玄関の回りだって、この有様。







実は、
ウチのタイヤショベルが故障していて、
この湿った重たい雪を除雪することが出来ません。




    





と、



重機が稼働する音!音!音!!!








サトシさんとこのGOちゃんが、
助っ人にやって来てくれました!

あ~、助かった!
この重たい雪を人力でやっつけるなんて、
無理だもの。




ゲレンデを見ながらお食事

2009-03-11 19:55:37 | 美味しいもの
ここは以前は比羅夫スキー場と呼んでいましたが、
最近はグランヒラフって呼ばれています。

子どもたちが小さかった頃には
スキーの練習やら大会やらで、
ほぼ毎日通ったスキー場です。

そして最近では、地元に住んでいても、
なかなかスキー場には出かけません。








今夜はこのゲレンデのすぐ側に建つ
ホテルニセコアルペンでお食事です。

バイキングスタイルのお食事なので、
好きなモノばかり、食べてしまいます。














        





やっぱり、カニよねえ。









目の前で握ってくれるお寿司は新鮮!

「お写真撮ってもいいですか?」
「いや、その、恥ずかしいから……」

パチリ 撮ってしまいました。









わたくしのお皿はてんこ盛り!









実は、こちらもわたくしのお皿です。








例年でしたら、
この時期でも外国人(多分、オーストラリア人)が
大勢いらっしゃるけれど、
今年は少ないみたいです。



東京からいらしたという、
ご年配のグループの女性と親しく話ができました。
やっぱり、ヒラフの雪質は天下一品ですって

おくりびと

2009-03-08 21:11:29 | 季節のなかの暮らし
札幌JRタワーにある「札幌シネマフロンティア」で
アンコール上映されている「おくりびと」を観てきました。










今日は20本もの映画が上映されていましたので、
待合いロビーにはあらゆる世代の人たちがごった返していました。

小さな子ども連れのお父さんは「ドラえもん」か「ヤッターマン」、
若いカップルは「オーストラリア」か「チェンジリング」、
そしてわたくしたち以上の年代層は「おくりびと」、
かな?














目幅で泣いて、泣かされて、
それでも観終わった後の昼時には、
現実的にしっかりとランチを食べたのでした。

山崎努扮する佐々木生栄的にいえば、
「旨いんだな~、困ったことに……」。





布袋座の火事

2009-03-06 17:29:33 | 季節のなかの暮らし
昭和18年3月6日午後7時10分に
倶知安町内の映画館「布袋座」から出火した火災は、
犠牲者208人という、北海道災害史に残る
いたましい大惨事となりました。



この日は倶知安産業組合が
「家族慰安会」として布袋座を借り切って、
昼夜2回に分けて活動映画を上映していました。
戦時中の田舎における娯楽といえば限られたものであり、
この日は招待券を手にした大勢の町民が楽しみにしていたといいます。


出火原因は
映写室にてフイルムを巻取りしていた助手のタバコの火が、
フイルムに引火したため、とされています。


出火場所が出口付近だったこと、
館内が暗かったこと、
老幼婦女が多かったこと、
5カ所あった非常口のうち1カ所が雪で塞がれていたこと、
(4カ所は除雪されていましたが、非常口として使用できたかは不明)
通常なら百名の入場者数が、当日は約730名もいたこと、
などなどが、大惨事となった原因でした。


倶知安町では毎年この日に消防訓練が行われます。
布袋座火災の風化防止及び、
町民に対する防火意識の向上を図ることを目的としています。









今年は訓練場所が後志支庁双峰寮です。
厨房から出火、延焼拡大中、という訓練想定でした。








午後三時に大サイレンが鳴りました。
ミゾレ交じりの悪天候の中、
75名の消防職団員が集合して、
冬季における消火・救助活動の連携強化も目的として
訓練を行いました。





















桃の節句

2009-03-03 18:35:14 | 季節のなかの暮らし
3月3日の桃の節句が済んだら
すぐにお雛様を片付けないと、
お嫁にいくのが遅くなる。

これは古くから言い伝えられていることですが、
我が家では毎年、
3月10日のわたくしのお誕生日まで飾っていました。





    





我が家のお雛様は
木箱に入った段を組み立てないと飾れません。
これがまた重いんだな……。

いつしか、
お内裏様だけを飾るようになってしまいました。









これは清ちゃんからいただいた豆雛です。









そして夕方、
ピアノ教室のよしこ先生がお赤飯を届けてくださいました。







    



今年も我が家ではあと1週間、
お内裏様を飾ります。


ヴィーガンカフェ カフェエイト

2009-03-02 14:57:23 | 美味しいもの
ベジタリアンには色々な種類があって、
多くの場合は卵や乳製品などの一部の動物性食品を食べます。

ヴィーガンとはそれらの動物性食品を一切食べず、
野菜や豆・穀物を中心とする菜食主義者のことです。

東京目黒区の青葉台には、
カフェエイトというヴィーガンカフェがあります。

今までに3冊の野菜料理のレシピやスウィーツの本を出版していて、
季節的に
動物性たんぱく質を摂ることができなくなるわたくしにとっては、
救世主のような本です。







上京した折には是非一度、寄ってみたいと願っていましたが、
今回、ろみちゃんに連れて行ってもらえました。











ちょうどランチタイムで、
そんなに広くないホールには家族連れや
カップルたちが楽しんでいました。







体格のいいろみちゃんには
野菜だけのランチなんて物足りないんじゃないかと
不安でしたが、
とりあえずはランチメニューの
「ごぼうと木の子のベジタブルフォー」をオーダー。









フォーはベトナムの食材で、平打ちの米粉の麺です。








サラダにはマッシュカボチャも添えられていて、
けっこうボリュームがあります。









わたくしはサンドウイッチをオーダー。
ヒヨコマメのペーストがサンドされていて、
美味しいし、これもボリュームがあります。








新しい文化に出会えたろみちゃんは面白がって、
スウィーツもオーダー。

このマフィンに添えられているのは、
お豆腐から作られた豆腐クリームです。
ほんのりとメープルシロップの味がします。









宗教の教えや主義・理念の観点から
野菜だけしか食さない人々もいますが、
アレルギー体質のために
植物性食品しか食べられない人々も多くいます。

そんな人々にとって、
カフェエイトが発信する情報は
まさに福音ですわ。









平成20年度 倶知安高校 第61回卒業証書授与式

2009-03-01 15:30:04 | 季節のなかの暮らし
今日は朝から清々しく良いお天気です。

午前10時から倶知安高校において
平成20年度 第61回卒業証書授与式が
挙行されました。









倶知安高校は、
大正11年に北海道庁立倶知安中学校として開校。
倶知安第三尋常高等小学校で間借りしての授業開始でした。

そして第二次大戦後、
昭和23年に学制改革により道立倶知安高等学校となり、
以来、今回卒業生を含めて20,068名もの卒業生を出しています。

ということは、
今年の卒業生の中には、
2万人目の卒業生がいる、ということですね。
スゴイなあ。






校長先生から各クラス代表に卒業証書が手渡されます。










「もう、明日から学生服に袖を通すことはないんだ」

卒業生を代表して答辞を述べた藤澤友斗くんの言葉に、
つい、もらい泣きしてしまいそうになりました。




 




学舎を巣立つ173名の諸君に、
幸多かれと祈ります。