玉兎堂

羊蹄山とニセコに囲まれた四季折々の生活

今日で三月はお仕舞いです。

2011-03-31 21:33:30 | 季節のなかの暮らし







葉子さんのご亭主は今日で定年を迎えました。

明日、旭川のご自宅に戻ります。









まみちゃんは明日から町内の銀行に出社です。

ルーキーらしく、緊張して紅潮している顔が可愛らしいわ。









あみちゃんも幼稚園教諭として、第一歩を歩き始めます。

不安と期待でいっぱいですって。










大丈夫よ、みんな。

明日から4月が始まります。



風景のお裾分け、の、お裾分け

2011-03-27 19:10:20 | 季節のなかの暮らし








木曜日、わたくしのもとに楽しいメールが届きます。

発信者は長牛廣光さん。

彼は、伊達市で「食工房 チロル」を経営してらっしゃいます。









もう十年ぐらいになるかしら、

ピアニストの河野 康弘さんとのご縁で、メールが届くようになりました。











「風景のお裾分け」と題したメールには毎回、長牛さんのお写真が添えられています。












今回は洞爺湖からのメッセージでした。

長牛さんから了解を得て、みなさんへ「風景のお裾分け、の、お裾分け」です。






































冒頭の、彼からのメッセージをここに記します。


この度の東日本大震災で被災された方々に、

心よりお見舞い申し上げ

亡くなられた方々にはご冥福をお祈りいたします。

戦後最大の国難と思われる二次的、三次的災害に

皆さんのお身内、お知り合いの方々はご無事でしたでしょうか?

この様な状況に「お裾分け」をどうか?とためらい、

迷いに迷った揚句配信を決めました。









長牛さん、お写真をありがとう。

頑張れよって言われてるわけじゃないけれど、

なんだか励まされちゃった。









隣町の有島武郎だって、

「君よ、春が来るのだ。冬の後には春が来るのだ」

って、ずうっと昔に言っているじゃないですか!










春は来るのだ!

うん!






春の雪

2011-03-23 08:52:04 | 季節のなかの暮らし







倶知安町内の小中学校卒業式も終わり、

そろそろ春のはずですが、

今日も雪が滔滔と降っています。











玄関で越冬した君子蘭の花も2本が満開です。

昨年、思い切って植え替えし、根っこをいじったので、

今年は花が咲けないだろうなあって思っていました。

なので、こんなにたわわに咲いてくれて、うれしいわあ。












リビングではゼラニュームが咲いています。












か細い茎で、多くの花を支えている姿に、

学ぶことが多い毎日です。












普段は見落としてしまう花の存在に、

助けられています。



無事を祈っています。

2011-03-12 11:33:52 | 季節のなかの暮らし







昨日(3/11)の大地震から間もなく一日が経とうとしております。












今朝の北海道新聞は、各地の被害を報道しております。











千葉に住むまりちゃんとも連絡がとれましたし、

東京の宮本さんからも無事だとのメールが届きました。










金沢のもみちゃんも

「東京で講師やっていた友人から、会場となったホテルのシャンデリアが落下してきたって言ってた」

と、知らせてきました。










連れ合いの実家は福島県の田村市にあり、

昨夜はなかなか連絡がとれず、心配しておりましたが、

今朝、義兄から電話がかかってきて元気そうな声に安心しました。










福島の本家は、屋根の瓦は落ちてしまい、家の中はひどい状況となって、

昨夜は地域の避難所で過ごしたそうです。










枝野幸男官房長官は、昨夜の記者会見で、

「通話を制限しているため、電話が繋がりにくい状況となっています。

 相手が電話に出ないからといって、必ずしも災害に巻き込まれたというわけではありません」

と、説明していました。








 



官房長官の説明はとても丁寧で、

わたくしのように連絡が取れた人は、

こういう災害時は連絡が取り難いと理解はできます。









でも、連絡が取れない状況にいる人にとっては、

とにかく声を聞きたい、安全を確認したい!と、

それだけを願っている事でしょう……。










皆さんの大切な人がご無事でありますように、

一刻も早く、声を聞く事ができますように。








手打ちそば 藪富

2011-03-03 14:10:26 | 美味しいもの








今日の倶知安町は時折吹雪く、寒い日です。

お昼のニュースでは、北海道の、ところによっては40~50㌢の積雪になると伝えていました。











こんな寒い日には、あったかいお蕎麦を食べようよ、ということで、
ろみちゃんととしみさん、わたくしとで
倶知安町都通りにある「手打ちそば 藪富」さんへ出かけました。













藪富さんは昭和32年創業、手打ちそば屋さんとして50年を誇る老舗です。

でも、店主さんの都合で3月6日(日)をもって、閉店することになりました。

昨年亡くなった札幌の叔父はお蕎麦が大好物で、
お墓参りや仕事で倶知安にくる度、藪富さんのお蕎麦を食べていました。











お店の壁には、藪富さんを贔屓にした地元や各界の名士の色紙が飾られています。




















宮家や、やんごとなき人々の色紙も歴史を感じさせます。
















としみさんが注文したのは「とじそば」。











わたくしは「えび天そば」。

すごいでしょ、しっぽがはみ出ているんだもの。











この素朴な太麺。

もっちもちな食感です。













若いろみちゃんは、「えび天そば」と、「天丼」。

美味しい、美味しいって、ぱくぱく平らげていきます。











壁に掲げられた表彰状を見て、としみさんがつぶやいた。

「ねえ、先代さんの名字、富田と冨田、どちらが正しいの?」。

あら、ホント。

店主さんにお訊ねしたら、初めは冨田でしたが、途中からウ冠の富田になったようです、

とのことでした。















そこへお店に入ってきたのが、三宅の幸ちゃん。

国道393は、吹雪のために通行止めになったと教えてくれました。











幸ちゃんも常連さんらしく、「いつもの!」って、一声。

幸ちゃんの「いつもの」は、「盛そば」です。












時計がお昼の12時を回ったころ、
バロンすずきさんとM島さんがお店に入ってきました。

名残惜しい、名残惜しいっていいながら、「鴨南蛮」を注文していました。










どうぞみなさん、お出かけになって、老舗の味を思い出にしてくださいね。





手打ちそば  藪富
倶知安町北1条西1丁目(都通りの伊藤歯医者さん向)
0136-22-0537
営業:11時半~20時


3月6日(日)までですよ~!!!




平成22年度 倶知安高等学校 卒業証書授与式

2011-03-01 20:33:30 | 季節のなかの暮らし







倶知安町は今日も良いお天気です。









午前10時より、倶知安高等学校卒業証書授与式が挙行されました。











177名の生徒が学舎を旅立ちました。

松澤さんち、哲さんちのおぼっちゃま、和代ちゃんちのご長男、みんな大きくなって……。










保護者席に祖父母らしき姿が多かったのは、例年にないことでした。











クラス代表として菊校長先生から証書を受け取ったあと、
ステージ上で「ありがとっ!」って元気いっぱいに挨拶した男子生徒。










大代PTA会長から卒業記念品を受け取ったあと、
握手を求めた大代さんに、ハグを求めた茶目っ気たっぷりの男子生徒。











クラス生徒の名前を呼ぶ際、感極まって涙声になり詰まってしまった担任の先生。











いつもの卒業式にはない、和やかな雰囲気が漂っていました。

これが今の倶知安高校らしい姿なんだなあ~って、あたたかな気持ちになれました。











ささやかですけれど、みんなの未来に幸多かれと祈ります。