玉兎堂

羊蹄山とニセコに囲まれた四季折々の生活

プリウス試乗

2010-03-29 19:35:36 | 季節のなかの暮らし
あの、プリウスです。




ろみちゃんの車が車検で、代車としてプリウスです。
あの、プリウスです。




トヨタの担当者が、にこやかに教示してくださったわ。




「これがスタートボタンです」







へ?
これって、パソコンのスイッチみたいだよ……。
鍵を回さないの?









「はい、ボタンを押すだけです。
これが鍵ですが、鍵はこの車の中において置けば、ボタンひとつでエンジンがかかりますよ」









この車は、お天道様の光が当たる場所に停めておかなきゃいけないの?
車庫とかの、暗い場所に置いてもいいの?
(我ながら、ハンカクサイ質問だと思うけど、だって、わかんないだもん)

「大丈夫でございますよ、奥さま。太陽の光が当たらなくても、大丈夫でございます」











「ブレーキペダルを踏んで、ボタンを押すと、エンジンがかかりますからね。
そしたら、このレバーを【D】にして、スタートします」











「エンジンを切るときも、ボタンでスイッチオフですからね。
運転していて、わからなくなったら、ご連絡くださいね」









わかりました、とにかく、やってみましょう。



気をつけることは、
ブレーキの利きがいいので、ゆっくりとブレーキをかけること、でしょ?















走り出してみると、確かに静かです。

でも、この車の中身がどうなっているのかは、
どんなに説明を受けても、ちんぷんかんぷん……。






どうして、ガソリンが減らないのかしら?
『食わず女房』って民話があるけれど、これは『食わず車』?





理屈はいくら考えてもわからないけれど、
パネルでエネルギーの動きが表示されると、
地球規模のエコ活動に貢献しているような気持ちになってくるから、
不思議だわよ。










ハイブリットって、異なった種を人工的に組み合わせてできた新種のこと、
つまり、雑種のことでしょ?

雑種って、お父さんとお母さんのいいとこ取りしているから、
丈夫なのよね。








それにしても、だ。

走っていてノドが乾いてきたから、コンビニの前で停めて
お茶でも買いたい気分なんだけれど、
一度停めたら最後、
再びうまくエンジンスタートが出来ないんじゃないかと不安で……。






ノドの乾きを我慢して、ひたすら自宅の車庫をめざして走ったのでした。

やれやれ 









なかなか、雪解けがすすまない……

2010-03-27 09:52:35 | 季節のなかの暮らし
送別会のシーズンです。

昨夜は金曜日の夜ということで、
町内のあちこちで送別会があったようです。

わたくしも、
お世話になった方が退職するということで、
送別会に参加してきました。

そして夜9時の宴会場の外では、
牡丹雪が降りだし、
足元を気にしながら家路を急ぎました。








そういえば昨日の朝、
国道の維持管理をしている業者は、
交差点に設置していた滑り止め用砂を入れる砂箱を撤去して、
春の準備をしていたのに……。












そして今朝は積もった雪をろみちゃんが除雪。








今年は3月になってもなかなか雪解けがすすまないようです。

今年3月26日現在の倶知安町の積雪は133cm。

昨年の同日は98cm。

一昨年は64cmでしたから、
今年が、いかに雪解けが遅いか、ってことです。



3月22日の小川原 脩 記念美術館にて その弐

2010-03-22 19:45:29 | 季節のなかの暮らし
今日、美術館に出かけたもうひとつの目的は、
3月28日まで開催されている『くっちゃんART 2010』をみること。








chiekoさまからも
同展のご案内をいただきならがらなかなか出かけていけないでいました。






会場にいると、なんだか聞いたことある声。
振り向いてみると、






徳丸先生の作品の前にいるのは、
なんと、和子さんじゃないですか。










ということは、ドクター皆川もご一緒ね。










小川原画伯の『自伝風な展覧会』も見て、
久しぶりに心がうっとりとしたところで、
和子さんと閑談。








そこに矢吹社会教育課長も加わり、
今月31日から始まる『マイコレクション展』の
触りをご教示いただく。







おそるおそる、小さな声で
「香月泰男さんの『みもざ』をもう一回見たい」と
リクエストしたら、
「展示する予定です」とのお返事。





うれしいなあ。
あの『みもざ』に会えると思うと、
春がスキップしてやって来る気持ちになれます。






マイコレクション展は、
3月31日(水)から4月18日(日)の予定です。

みなさん、いらしてくださいね。


3月22日の小川原 脩 記念美術館にて その壱

2010-03-22 18:59:08 | 季節のなかの暮らし
先週、
東京からいらした宮本直美プロデューサーが
「美術館の映像、きれいになりましたよ」って
わざわざ我が家に寄ってくださったので、
今日の午後から美術館に出かけてきました。







小川原脩記念美術館の入り口の右手に
映像コーナーがあります。








ここで上映されていた『アジアの大地』と
『遙かなるイマージュ』の映像が、
10年ぶりにクリーニングされたのでした。


『アジアの大地』では、
小川原画伯の作品と訪れたアジアの風景が収録されています。











中国の桂林の映像と、




画伯の絵。














チベットのポタラ宮殿に、





画伯が描いた「沈黙の宮殿」。















チベット仏教を信奉する人々と、





画伯の「五体投地」。












映像のBGMは石原眞治さんの作曲で、
川井喜晴さんのギター演奏による『アジアの大地』です。

サウンドトラック盤も好評発売中ですよ。













もうひとつの映像は『遙かなるイマージュ』。












画伯の原風景が、画伯の肉声で語られています。












宮本プロデューサーからは
「手作業で2万箇所以上のクリーニングをして綺麗な映像にしました」
って、お聞きしていました。
本当に綺麗な映像になっちゃって、
映像冥利につきるよね、君たち!

これは是非、多くのみなさんに見て戴きたい「もうひとつのミュゼ」ですよ。


お彼岸に思う

2010-03-21 22:13:12 | 季節のなかの暮らし
今日、
北海道では今シーズン初めての黄砂が確認されたそうです。

10年前くらいの今時期に、黄砂が大量に渡来して、
ニセコの山が茶黄色くなったことがありました。

当時、
もみちゃんがニセコモイワレーシングに参加していたので、
わたくしは毎日毎日、スキー場まで送迎していました。
白い雪の上に黄砂が降ってゲレンデが汚くなり、
がっかりしたことを憶えています。













お彼岸の中日には毎年、
梅月さんからお饅頭と牡丹餅が届きます。

春は「牡丹餅」で、秋は「お萩」だそうです。









いつ頃からだったか、確かな時期は覚えていませんが、
春と秋のお彼岸の頃になると決まって
体調を崩していました。

風邪じゃないのだけれど、微熱が出て、
気だるい日々が続いてました。












玄侑宗久さんの『自燈明』(三笠書房・2006/03)に、
「リラックスと緊張を両立させる効果」という記述があります。


この中で、

彼岸とは、冬という最も大きな「陰」と、
夏という最も大きな「陽」が交差する時だから、
人間の体も最大限に開く。
だから、
このときに良いものも病も体に入りやすい状態になると
中国人は考えた。

という内容が書かれています。


この文章を読んだとき、
思わず膝を叩きましたわ、ワタシ。


そうか、お彼岸の頃になると調子が悪くなるのは、
このためだったんね。


以来、
お彼岸が近づくと体を調えて、
次の季節に備えるようになりました。








カリスマバイヤー

2010-03-11 15:52:58 | お仕事関連


ヨシさんやしんちゃん、M島さんからお誘いを受けて、
講演会に出かけてきました。










(社)北海道中小企業家同友会
 しりべし・小樽支部 山麓地区会主催
「売れる地域ブランドはココが違う!」




講師は東武百貨店エブゼクティブバイヤーの
内田勝規さん。










内田さんは52歳。

大学卒業後、東武デパートに就職します。

同デパートでは過去、
年13本の「物産展」を開催してきたそうですが、
内田さんはそれを年3回に絞り込みました。
「京都」、「鹿児島」、「北海道」、この3本です。







都内には21のデパートがあるそうです。
その中で、
「東武は何に自信があるのか、真ん中にあるものは何なのか」
をお客さまに伝えるためには、
催事を絞り込む必要があったそうです。







今年の1月に開催した「食の大北海道物展」では、
5億3千万円を売り上げたそうです。


この物産展のために作成したチラシを見せてもらいましたが、
「今まで道外の物産展では販売したことのない食」が、
東武デパートでは数多く扱ってましたよ。


それらの「食」を発掘した内田さんの
バイタリティとセンスの良さに脱帽!!


もちろん、失敗談も聞かせていただきました。
だからこそ、の語りなので、説得力がありました。


これからのモノづくりのポイントとして、
消費者目線
生産者目線
百貨店目線
以上のことが大事になるとおっしゃってました。



3月10日に生まれたヒトビト

2010-03-10 20:58:52 | 季節のなかの暮らし
3月10日に生まれたヒトって、
どんな有名人がいるのかな?
ちょっと検索してみました。










生年月日(誕生日)データーベース
のぞいてみました。








月、日をクリックすると、
出てくる出てくる。




3月10日に生まれたヒトビト。


1452年3月10日  フェルナンド5世 (Fernando V) 【王族】 〔スペイン〕

1858年3月10日  御木本 幸吉 (みきもと・こうきち) 【技術者】 〔三重県〕 

1928年3月10日  渥美 清 (あつみ・きよし) 【俳優】 〔東京都〕

1934年3月10日  藤子 不二雄・A (ふじこ・ふじお・えー) 【漫画家】 〔富山県〕

1941年3月10日  徳光 和夫 (とくみつ・かずお) 【アナウンサー/日本テレビ→フリー】 〔東京都〕

1962年3月10日  松田 聖子 (まつだ・せいこ) 【歌手】 〔福岡県〕

1967年3月10日  鈴木 大地 (すずき・だいち) 【水泳】 〔千葉県〕

1975年3月10日  山田 花子 (やまだ・はなこ) 【タレント】 〔大阪府〕






ほお~。
みなさん、魚座ですね、もちろん。

このほかにも沢山のお名前がでてきました。













みなさん、お誕生日、おめでとう。


開けてビックリ

2010-03-03 17:04:46 | 季節のなかの暮らし
今日は桃のお節句、ひな祭り。











誕生日まであと1週間かあ……。

カレンダーを見ながら思っていたら、
keikoさまからの宅配便が届きました。

なんだろ、なんだろ?







「開けてビックリするのは玉手箱!」と、
浦島太郎の時代から決まっていたけれど、
いやいや、これにはビックリでしたわ、keikoさま。









keikoさまオススメの疲労回復グッズでした。






疲れたらヒマを見つけてパソコンの前で枕に頭をのせ、










甘いもの食べて、











シャキッと辛い豆食べて、















お酢で締める!







ここはまだ雪の中なのに、
本州から飛来してくる花粉のせいで仕事に集中できず、
実は何日もウダウダしていましたの、わたくし。

そんなわたくしの、ぼやぼやしていた頭の上から、
叱咤激励されたような、
うれしい、うれしい贈り物でした。


ありがとう、keikoさま。



氷点下の屋外でアイスクリーム

2010-03-02 18:58:13 | 季節のなかの暮らし
三月になっても、まだまだ寒さは続きます。

メープル街道393(国道393号線)の沿線に山中牧場があって、
そこではとてもフレッシュなアイスクリームが販売されています。









屋外はマイナス一度です。










屋外で食べてみようと試みましたが、
寒くて寒くて、耐えられず、
さっさと暖かな車内に逃げ込みました。











やっぱりアイスクリームって、
暖かな場所で食べるのが一番美味しいと思いますけど、
どおでしょうか?

倶知安高等学校 第62回卒業証書授与式

2010-03-01 22:17:51 | 季節のなかの暮らし
平成21年度 倶知安高等学校 
第62回卒業証書授与式が挙行されました。

ブラスバンドの演奏が響く中、
男子93名、女子83名、計176名が入場してきました。











クラス担任から呼名された卒業生は、
その場で起立します。












3年E組を代表して証書を受け取ったのは、
由貴ちゃんでした。











同じくE組の名簿の中に、ワタルくんの名前を見つけました。
わあ~、もう高校生になっていたんだね。
ワタルくんとは、彼が幼稚園生のころ、
絵本館でよく会いました。
本が好きな子でお習字も上手で、
いつも元気な男の子でした。
……感慨にふけっちゃうわ。







さて、
新聞の報道でご存知と思いますが、
実はこの春の倶知安高校は、定員200名に対して、
受験希望者は157名です。

現在は40名学級ですから、
ひとクラス分の生徒が減ってしまっています。
これでは現在の5間口維持は、難しい状況です。

先日、
北海道教育委員会に5間口維持の陳情をしてきましたが、
「非常に厳しい」との応えだったそうです。











お式が終わって、退場する卒業生を見送りながら、
鈴木保昭同窓会長は、両手を握り締め、
 「この春は仕方ないけれど、
  単位制を維持するためにも、
  地域みんなで力をあわせて、
  来年は5間口復活に努めたい」
と、語ってました。