玉兎堂

羊蹄山とニセコに囲まれた四季折々の生活

春掘りニンジン

2008-04-26 20:08:16 | レシピ
我家には東の畑と西の畑があります。


なんて書くと、農場みたいに聞こえますが、
猫の額ほどのちんまりとした畑なんです。


その東の畑ですが、今年は例年になく雪解けが早くて、
すっかり土も乾いてました。
はじっこのほうに何やらモサモサした葉っぱが見えていて、
近づくとニンジンと判明。
そうか、昨年の秋に収穫しないで雪の下にしたやつだ。






倶知安は積雪が多いので、氷点下の冬でも雪の下の土がシバレることはない。
雪の下でニンジンは、糖分を貯えてじいっと春を待っていたのです。






なんと美しいベーターカロティン色!!!


以前、マッカリーナで春掘りニンジンのソテーをいただいたことがあって、
その滋味深い甘さに人生が変わる思いをしたことがあります。


そうだ、今夜はこれだ、うん。


まず、皮をむいて1㎝の厚さの輪切りにして、軽く塩して30分ほどおく。
フライパンにオリーブオイルを熱し、
そこにニンジンたちをならべ、蓋をして弱火で蒸し焼き。
ニンジンから出る水分が鍋底でじゅわじゅわし出したら、
ひっくり返してB面も焼きます。
このときの弱火とは、レベルが6段階あるヒーターの場合、
下から2番目のレベルです。
2回くらいひっくり返したら、レベルを一番下の弱火にします。
けっこう時間のかかる蒸し焼きですから、
読書したり、掃除機をかけたりできますよ。


そして、ソースも調味料も何にも要らない、幸せな甘さのできあがり。


ゴールデンオレンジのマーマレード

2008-04-25 18:23:44 | レシピ
昨日いただいたゴールデンオレンジを、マーマレードにしました。

作り方です。
ゴールデンオレンジの皮を皮と実の境目までむき、
千切りにする。
実を薄皮からはずして、果汁と実に分ける。
皮を強火で15分煮て冷水にさらす(アクとり)。これを3回。
果汁とグラニュー糖を鍋で煮込んだら、皮を、
さらに果肉を加えて煮詰める。



ゴールデンオレンジは「黄金柑」というそうです。
昨日のブログを見た友人から、メールで教えていただきました。
昔はダイアモンドだとかルビーだとか、
そういった宝石は身近になくて(まあ、今でも身近にはないけれど)、
黄金色のものを身の回りに置いて、
昔の日本人はささやかな幸せを感じていたのだと思います。
ゴールデンオレンジはピンポン玉くらいの大きさです。
黄金色の果実を掌でコロコロして愛でたんですね、きっと。



剥いた皮はすべて使用せず、2/3くらいを使うのがちょうど良いと思います。
煮詰めたあと、最後にすりおろした生姜を加えてひと煮立ちさせても美味しい。
意外でしょ?でも、美味しいのよ。









ゴールデンオレンジ

2008-04-24 16:26:48 | 美味しいもの

今朝早く家を出て、小樽に向かった。

途中、望洋台に住む水口 忠先生のお宅にお寄りしたら、奥様の妹さんから送ってきたという「ゴールデンオレンジ」を頂きました。

ゴールデンオレンジ?

明治時代から鹿児島では知られていた品種らしいですが、量が限られていたため、流通に乗ることがなく、地元で消費されていた、とのことでした。
そのため一部からは「幻のゴールデンオレンジ」というネーミングもあったそうです。

わたくしは果物が大好きで、特に柑橘系はたまらなく好きです。それも外来のオレンジだとかグレープフルーツよりも、日向夏とか伊予柑といった和モノ(?)がいいんですわ。

いただいたゴールデンオレンジは自宅で収穫されたもので、農薬やワックスはかかっていないとのことですから、明日はこれでマーマレードを作ります。

やちぶきの花

2008-04-20 14:34:50 | 季節のなかの暮らし

ピアノの先生をしている友人は、とても手を大事にしている。
だからというわけではないのでしょうけど、山菜を採ってくるのは彼女の夫の役目。
沢でさわさわ♪していたというやちぶきを分けてくれました。

お湯を沸かしている間に茎をそろえていると、黄色の花がついているのを見つけ、ベースに入れて玄関そばに置きました。
たしか、風水では玄関に黄色いものを置くと良い、って言ってなかったかしら。

春の山菜

2008-04-14 20:42:08 | レシピ
Chiekoさまから、積丹で採れたという行者ニンニクとこごみをいただく。
このあたりの山はまだ残雪が多くて、山菜は採れません。

きれいに水洗いして、すぐに調理できる状態でいただく。
うれしいわ、こういうのって。

まず、行者ニンニクはさっと湯がいて冷水に取り、ぎゅっと絞って豚肉を巻きつけました。
軽く塩コショウして、フライパンでじゅう~っと焼いてできあがり。

こごみはナムルにしました。
もやしもクコの実も加え、カラフルなナムルです。
黒砂糖を使用したので、コクのあるナムルとなりました。








 下のお写真の右がこごみ、左が行者ニンニク。



shinさまのoffice

2008-04-13 13:39:33 | 季節のなかの暮らし
午前中、shinさまのofficeで会社のHPの打合せをしてきました。

shinさまのご自宅兼officeは、グランヒラフへ行く途中にあります。
ここは、お父上である徳丸画伯やshinさまの作品のギャラリーでもあります。

ITオンチのわたくしのためにshinさまは、判りやすいようにと図解して説明してくれるのですが、わたくしにとってはIT用語はちんぷんかんぷんで、まるで異国の言葉を聞いてる気分……。

やれやれ。

ミュージアムコンサート&ギャラリートーク

2008-04-09 21:35:34 | イベント
今夜、小川原脩記念美術館でコンサート&ギャラリートークが開催されました。

第一部は矢吹館長によるギャラリートーク。
第二部は西尾まさきアコースティックギターライブでした。

今年は「麓彩会」の50周年
来年は美術館がオープンして10周年
そして再来年は小川原画伯生誕100年

ぞくぞく わくわく

進化する美術館から目を離せませんぞ

小川原脩記念美術館

2008-04-08 19:39:04 | イベント
倶知安町小川原脩記念美術館では、4月20日(日)まで「マイコレクション展」を開催しています。

昨年7月にお亡くなりになった武内一男さんのコレクションを中心として、25点が展示されております。

わたくしは香月泰男さんの「ミモザ」がいいなあと思いました。

坂本直行さんや棟方志功さんの作品も楽しめます。



塩キャラメル☆訂正

2008-04-04 10:26:31 | レシピ
塩キャラメルの作り方で、
塩半分の量とほかの材料をすべて鍋に
入れてから、
「弱火で加熱する」という言葉を
入れ忘れておりました。
訂正してお詫びいたします。

混ぜるだけじゃあ、きつね色にはなれない……。

塩キャラメル

2008-04-04 08:55:50 | レシピ
岩戸の塩で塩キャラメルを作りました。

生クリームが効いていて、
ミルキーのような味でした。
アーモンドを砕いて混ぜても
おいしそうですね。

【材料】
塩:小さじ1
グラニュー糖:90㌘
水飴:100㌘
生クリーム:100ml
無塩バター:50㌘

【つくり方】
塩半分の量とほかの材料をすべて
鍋にいれて、木べらでまぜる。
きつね色になったら、
シートを敷いたバットに流し、
残りの塩を表面に振る。
固まったら、ナイフでカットする。


岩戸の塩

2008-04-03 22:11:00 | 美味しいもの
ずっと前に、いとこのえっちゃんから頂いて仕舞っておいた
「岩戸の塩」が、ひょっこりと出てきました。
彼女が三重に旅行した際のおみやげでした。

岩戸といえば、
天照大御神がお隠れあそばされた天の岩戸を想起します。
あのときは確か……、
と、さも、現場に居合わせたみたいに言いますが、
天宇受売命が岩戸の前で舞ったんですね。

「岩戸の塩」はミネラルたっぷりで、
これを食すれば、
岩戸が開かれたように身体にいいことがありそ。