京都四条大宮『天道神社神輿会』ブログ

天道神社の神輿会”まるお”が綴るブログ。お祭りの事、地域の事、自身やメンバーのプライベート等を自由に書いていきます。

28日神輿洗いレポ

2012-07-30 19:12:14 | 祇園祭2012
こんばんは。マルオです。
昨日の国本君と早苗ちゃんの結婚式は感動的で、
オッサン達の涙腺と汗腺は開きっぱなし?でしたよ。
写真が沢山あるので、またボチボチアップしきますねー。

その前に、28日に行われた神輿洗いレポです。


神輿洗いは10日にも行なわれてましたが、
ほぼ同じ内容。神輿庫から3基を出すのに対して、
この日は3基を片付るのが違いかな。


この日は仕事の為、遅刻での参加となってしまいました。





四条通の西門から本殿に向いましたが、
土曜日ってのもあってか、結構な人がおられますね。





到着の頃には飾り金具を全て外した東御座神輿を
拝殿より降ろされている最中でした。



拝殿への上げ下げは一番危険が伴うため
常に緊張感があります。


轅もつけない状態で、庫まで担ぎます。





本日担ぐ中御座神輿は南楼門外へ置かれています。



六角形の屋根をした中御座神輿ですが、
轅と横轅は 東御座と書かれた東御座のものを使用しますので、
外から見物される方には非常に分かりにくいと思います。
中御座神輿やのに、なんで東御座って書いてるのん??
みたいなね・・。
担ぎ手も三若ではなく、四若が担当しています。
祇園祭の歴史の中で今日に至る、深い事情があるようです。

28日になぜ神輿洗いが行われるのか?
また10日とに違いと、その意味はどうなのか??
御奉仕させて頂く自分でも知らない事だらけ・・
ネット等で調べてみましたが、そのあたりはなかなか情報がありません。
どなたか、ご教授下さい。


今、ノリに乗ってる? 深草郷のケーゴ君と一緒に・・



彼の迫力も手伝ってか、なかなか男らしい一枚になりました(笑)
この人、ホンマよう担ぎますねん。



さて、そうこうしているうちに、松明巡行がスタートします。



本殿よりご神火を神職の手により点火され、松明が進みます。



この日も市内は乾燥していたんで、
その分、よく燃えます。





KING OF 松明!!

タイソンさん。



迫力充分です。



勿論、ケーゴ君もこの通り。



彼の地元鞍馬では本格的な火祭りも担当されてますので、
松明はバリバリ血が騒ぐみたい?(笑)


四条大橋中央で松明を建てて、

「まわせ~ まわせ~」






降り注ぐ火の粉を周囲の輿丁が手拭いで振り払います。




その後、松明を持って、もう一度八坂神社へ戻って、
そのまま神輿を担いで出発します。



四条大橋では差し上げと差し回しがなされます。





10日と同じく、沢山の見物人と輿丁の方が周囲に集まられます。
午前中に鴨川から汲み上げられた神用水で神輿を洗い清めます。






再び神輿が八坂神社へ返されました。
南楼門前で待機をしている中で、祇園囃子が奉納されます。





数ある場面の中でも、祇園囃子と神輿のコラボってなかなか無い。
恐らくこの場面だけじゃないでしょうかね。





毎年 菊水鉾が御奉仕されます。
祇園囃子好きの僕にとっては、もうたまらんひと時です(笑)
神輿の真横で生囃子を聴けるなんてね。


この鉦、菊水鉾で今年全て新調されたそうです。



いい音を追求して、内側は一切研磨されてないそうです。
研磨すれば光沢が出るけど音の響きが悪くなるらしい・・

色々深いんですね~。



さあ、ここから拝殿廻り3周のスタート。





全4回に及ぶ祇園祭神輿渡御を締めくくる拝殿廻り。
もう来年まで祇園さんのお神輿は無いんだ~って思うと
この上なく寂しくて、上手くは担げなくても、
バテテきても、声だけは出し続けて・・ みたいな、
ありったけの思いを込めて担がせて戴きました。


ギャラリーをも巻き込んで一つになる
最後の一体感は素晴らしい~ んですね。





余韻に浸る間も無しに、
すぐに解体されては神輿庫へしまわれました。



また一年後までこの庫で眠る事になるのですね。



全てが終わって、
有喜屋さんでさんざんご馳走になってしまいました。
毎回、毎回、ホント スミマセン。



地元鉄平に戻ったら・・





常連客さんや、三若や錦関係者の皆さんが
ホイット~ ホイット~ で出迎えてくださりました。

皆さん 先ほどまで神輿の後ろに着かれて下さっていました。
一緒になって手を打って、声を出して下さっていました。


今年もどっぷり楽しませて頂きました。
お世話になった有喜屋社長さま、奥様、ならびに、
四若神輿会の皆様、関係者の皆様、
大変お世話になりまして、有難うございました。
また来年も御奉仕させて頂きたいと思いますので
何卒宜しくお願い致します。