京都四条大宮『天道神社神輿会』ブログ

天道神社の神輿会”まるお”が綴るブログ。お祭りの事、地域の事、自身やメンバーのプライベート等を自由に書いていきます。

2012還幸祭レポ

2012-07-27 20:03:14 | 祇園祭2012
こんばんは、まるおです。
この後、深夜よりいよいよオリンピックが開幕します。
既にサッカーがスタートしてますが、男女とも最高の勝ち方で、
幸先いいスタート。必然的に盛り上がってますよね。

開会式までは先日の神輿レポを上げないと・・

って事で24日の模様をお伝えします。



この日は昼間はバケツを引っくり返したような夕立に会い、
いつもの天道神社参拝は中止となりました。

有喜屋さん→四若事務所に集合の後、
輿丁全員で歩いて四条寺町の御旅所へ向かいます。



大胆に四条通中央を歩きます。
勿論、即座に通行止! 流石は祇園祭り。



到着後、すぐに飾りつけ等準備がなされます。





三若神輿は出発した後でしたが、錦神輿の輿丁は沢山おられます。



先輩と、やーまだーサンと僕です。


いよいよ四若神輿の出発です。



差し上げと差し回しが行われたあと、
そのまま出発していきます。

平日ですが、歩道は沢山の見物人で溢れています。
凄い熱気~ ここの所、確実に神輿の認知度がアップしている気がします。



烏丸通り佛光寺下がるの大万所です。



かつては 大昔はこの地に御旅所があったようです。
その名残から三若、四若、錦とも3基が立ち寄られます。



少しづつ日が暮れてきました。


新町通りを行く、東御座神輿。




お馬さんの廻りにおられる裃の皆さんは
地域ごとの清々講社の役員さんです。

暑いなかお疲れさまでございます。



それと・・
語弊があればいけないので、解説を加えますと、
東御座神輿を四若神輿会が担いでいます。
また、中御座神輿は三若神輿会が担当。
西御座神輿は錦神輿会の担当と言う具合です。


高辻通りを西に進みます。



りゅうじ君と中川はん。


格地学区では地元の皆さんからのグリーンティー接待を戴きました。



ヒロミさんも大活躍!! 
ご馳走様でした。



正人君も大満足じゃね。




高辻大宮を北へ向きまして、郁文中学前を通過します。




本日、こちらで休憩。
四若神輿が我らが郁文学区地元をお通りになられる瞬間です。


大宮通では揉んでいきます。





休憩後は神輿は大宮通を三条に向かって出発。



勿論、「よいやっさーじゃー」の掛け声で・・



四若神輿最大の難所、三条大宮の交差点です。




なんせ、轅(ながえ)が長いので、
いっぺんでは廻りきれず、切り返して、
また後方は公園に突っ込みながらの方向転転換。


三条商店街は決して広い通りではないですが、
多数の方が見に来られています。



神輿が通ると、担ぎ手の波が押し寄せてきて、
大変危険な場所でもありますが、見応えある場所でもある。
でも、小さいお子さんや、ベビーカーなどでの見物は大変危険
ですのでこの場所でも見学は控える事をオススメします。


担ぎ手の波・波・波・・・




三条を寺町まで進んでカニ道楽さん前で休憩します。




沢山の方がお神輿と一緒に記念撮影されています。


スンマセン、家族写真撮らせてもらいました





正人と、ジュニアも・・





誰や??(笑)





ミニギャル2名と、ママギャル2名と
昔のギャル1名です。



熱い、応援 有難うございます。



いよいよ神輿が祇園さんへ戻ってきました。



石段下で差し回しを行います。



みんなで「よいやっさーじゃー♪」



沢山の女性達が神輿の後ろについて歩かれます。
この一体感なかなか素晴らしい。


ピンボケですが、もう一丁!!




八坂さん境内に入ってからは、拝殿廻りを3週します。



その後は拝殿の前でこれでもかっ!!ってくらいに
無心で担ぐのみ・・

ギャラリーの応援部隊の方もホイット~ホイット~
ってみんなで声を掛けてくださり、とにかくみんな頑張ります。




幹事長のピカイチのマイクが四若神輿の元気良さと勢いを
生むと言っても過言ではないほどに、とにかくマイクがいい
迫力があり、優しさもある。
この音頭取りはそうそう真似できたもんじゃないですよ。

そこから担ぎ手が一つになって生み出す
パワフルな担ぎぶりは他ではなかなか見れない。
まさに四若神輿会の真骨頂ですよ。
そのような神輿へ御奉仕させて頂けて幸せです。

今年見れるのは明日の神輿洗いでオシマイです。
神輿洗いは19時から八坂神社出発の道調べの儀よりスタートします。
土曜日ですし、お時間ある方は是非見に来て下さいね~。


24日に参加された皆様、
お世話になった四若神輿の皆様、
いつもご接待を頂く有喜屋さま、
どうも有難うございました。
また、明日も宜しくお願い致します。

2012山鉾巡行レポ

2012-07-27 07:14:51 | 祇園祭2012
おはようございます。マルオです。
少し前の事ですが、17日の山鉾巡行レポをお届けします。
ほぼジュニアの乗る月鉾中心で、ほぼ親バカ記事ですのでご勘弁を・・
お神輿は登場しませんので、悪しからずご了承下さいね。
 
 

自宅出発前のジュニア君と久々登場の奥さん。



ジュニア君にとっても昨夜の日和神楽を終えてから
いつもより少ない睡眠ですが、シャキっと起きてサッと自分で
用意するあたりは流石です。
浴衣に着替えて、チャチャっと帯びを締め、
そそくさの自宅階段を上がっては仏壇の前で手を合わしておりました。
2年前に天国へ行った大婆ちゃんに浴衣姿を見て貰うんだとか・

囃子方の浴衣を着込んで、きちんと座って手を合わせる姿。
それだけでもえらく成長を感じます。

祭に関わらせて貰ってからと言うもの
そういうちょっとした振る舞いが 以前と比べて遥かに変わっている
気がするのは親バカでしょうか


徒歩にて月鉾町へ



徒歩にて月鉾に到着の頃には、大抵の準備は終えられていました。
早朝は5時くらいから巡行の準備をなされていたようです。
連日連夜の御奉仕、関係者の皆様には本当、頭が下がります。



ジュニア 今日は音頭取りか




って、そんな訳はなく、囃子方全員で記念写真を撮ります。
小さい子供達は特別に 音頭取りの位置へ立たせて貰います。


この日 鉾に上る囃子方は総勢50名。



巡行だけは手拭いを巻いて、より一層気合が入る感じですね。



鉾が出発地点までバックで移動します。



どこの山鉾もそうですが、町内の端からスタートしますので、
まずその位置までバックする事になります。
月鉾の場合は、四条室町付近まで下がり、そこで待機します。


この間は、町内関係者より「行ってらっしゃい~い」的な
和やかな雰囲気で、まだ囃子もされておらず 
緊張感の中にも、リラックスされた雰囲気もあります。

ジュニアを含む新入会3人は、鉾後部の見送りと中央の間に
押し込まれた格好で、風が全くと言っていいほど入らず、
外の景色も見えず、ただただ耐えるのみ!
と、事前に関係者からは聞かされていましたが、
後でジュニアに聞いた所、座る場所もあって、
なかなか快適だった!との事でした。
たま~に、縁渕に座る囃子方の隙間から外の景色もチラチラと
見えた!そうです。


こちらは、籤取らずの函谷鉾。



同じく、巡行出発前の待機の状態です。
知合いの囃子方が何人かおられるので撮影を試みましたが、
なかなかうまく撮れませんでした。
ごめんなさいね~。

ちなみに音頭取りも神輿関係者の方でした。
見た事ある人やな~ とは思ってましたが、
後で御池通りで挨拶させて頂いて正確に判明しました。
函谷鉾の音頭取りって、超羨まし~。


お馴染み、綾傘鉾の棒振り囃子隊です。



神面を被ってますので、誰だかさっぱり分かりませんが(笑)
棒を持って待機してるのが、幼馴染のひろっさん。
後ろの太鼓担当の鬼さんが 郁文学区の方です。
ちなみに、棒振り用の 棒は個人持ち。
日頃からトレーニングしておかないと、やはり本番にいい演技が
できない!って事で、ひろっさんは、ラジカセを置いて、
家の前でたまーに振ってるのを見かけます。

本日集大成、頑張ってや~!!



こちらも神輿関係者発見



本日月鉾のお供をされます。
左からコテツさんと紀平会長。
画面みて、誰しも気づく間違い探し。
絶対、その扇子おかしいやんね~(笑)

本日は暑くなりますが、お勤め頑張って下さい~。



神輿関係者続々と発見です!



油天神山へ御奉仕の、バーバー長男・次男さんです。




一番右の人は、お馴染みカワちゃん。

バーバーさんは本日散髪屋さんがお休みって事で、
巡行と夕方からの神輿との連チャンだそうです。

カワちゃんは巡行の直前に湘南神輿御奉仕から戻られたばかり
だそうです。ホンマ元気なオッチャンです(笑)

って言うか、この場所四条河原町は
見物客で溢れ返り、警察によって厳しく規制されてるのに
カワちゃんだけは誰からも制止されません。
なりがナリですから、どう見ても見物客には見えんわなー(笑)



松尾さんの氏子さん さかっきーさんです。



工務店の繋がりから、鉾建てから鉾終いまで1週間フルで
菊水鉾へ関わられたそうです。
本日巡行は車方の大役、お疲れ様です。

カッコええっすねえ。ホンマさまになってる~
勿論、夕方からは神輿御奉仕されてます。
しかし、早朝5時からの巡行準備→炎天下の巡行→
夕刻から深夜近くまでの神輿渡御→翌朝一番からの鉾終い、
ホンマようやるわ~。 でも羨ましいッス!!



四条通りを巡行する月鉾です。




さて、事前情報によると、ジュニア達新入会チームは
鉾中での待機が続きますが、無事に体調が持てば、
御池通りで数分ですが鉦を叩かせて頂けるとの事でした。
と言うのも熱中症でフラフラになる子が多くて、
その場合は、鉾欄縁に腰掛けると危険なので、させないそうです。
それにしても、入会一年目から巡行で叩かせて頂けるなんで
なんて寛大は鉾なんでしょう
一年目は鉾にさえ乗れない町内もあると聞きます。


もしかしたら、ジュニアが登場するかもしれない?御池通りへ
地下鉄で移動する為に烏丸へ戻りました。


その途中・・・



今年から復活の 大船鉾さんに遭遇しました。



町内へ残る 神面を納めた唐櫃と
囃子での巡行でした。
2014年の鉾での巡行を目指しておられるとの事ですが、
その日がますます楽しみです。



これで残す休み山が、鷹山と布袋山、
もしかしたらこの先、全ての復活も夢ではありませんよね。



地下鉄に乗って御池通りで下車。
ちょうど函谷鉾が通過するタイミングでした。

って言う事は月鉾はもうすぐくるはず。

それにしても、ここは太陽がまともで、避けようがない・・
今までこの場所で巡行をあまり見た事がないので、
ここまで暑いのか!! と思わずかき氷を手しました。


月鉾が来ました。
遠く離れても大きさを感じます。
ダイナミックに真木を揺らしながら少しづつ近づいて来る
その様は圧巻としか言いようがないね。

あの中にジュニアが乗っているのか・・
と思うだけで余計に興奮してきます。

さあ、この後出番はあるのか?
熱中症との戦いは無事なのか?

その時・・
鉦8番の位置で一人交代しようと中に入っていきました。
次に出てきて腰かけたのは、明らかに小さい子供。
ジュニアではなく、同じく今年デビューした3年生の彼でした。
先輩達に混じって立派に努めています。見ているだけでジーンと来る。

10分程でまた交代がなされて、次に登場したのは
同じく新入会の4年生のお子さん。みんな体調が無事で、
なお且つある程度 鉦のリズムを覚えて、晴れ舞台に立てた訳で、
自分の子のように嬉しいもんです。

すると、見送り部分からマルコメ味噌のジュニアが
ひょこっと顔を出して、こちらに手を振ってくれてます。
今から出番だよーっ と言わんばかりので嬉しそうな表情。

いよいよ出るのか?

キターッ!!!!!!

マルコメ味噌がキター!!!



画像は小さすぎて良く見えませんが・・
鉦方8番の位置に、確実います。
一番端に座る大人の方に、安全の為腰を抑えて頂き、
内側からも腰帯びを引っ張ってもらっていたそうです。
縁淵に出るや否や、周囲を見渡して、初めての巡行の
眺めを楽しんで、それから新鮮な空気をたっぷり吸い込んで、
普段、比較的ニコニコするタイプのジュニアですが、
それ以上に今まで見せた事のないような
最高の笑顔で鉦を叩いてました。
あそこまで嬉しそうなジュニアは初めて見た。

僕が小さい頃から憧れ続けてきた囃子方の夢を叶えてくれて、
巡行を思う存分楽しんでくれている姿を見て、
不覚にも涙を抑えきれませんでした。
もうボロ泣きです。(笑)

なんだか息子が少し遠い所へ行ってしまったような
気さえしました。
僕にとっても一生忘れる事のない瞬間だった事は間違いない



新町通りを南下する月鉾。



狭い道を大きな鉾がユッサユサと通ります。
昔から巡行を見るのには一番好きだった新町通り。
戻り囃子が軽快で、1メートル前を通ってよく鉾はド迫力ですよ。


無事に町内へ到着です。



おかえりー!
町内関係者全員で出迎えます。
最後はより一層囃子がテンポアップ。
全員で3本締めを打って月鉾の巡行が終了しました。


ジュニアは 「メチャクチャ楽しかった~
との事、8時半に鉾に乗ってから4時間ですが、
「1時間くらいにしか感じなかった」
かなり満足気に 囃子方の直会へ向かって行きました。


帰り道に、巡行を終えた山鉾の片付けが早速なされていました。


芦刈山さんです。





四条傘鉾の子供達。




さて、この後、準備して神輿神幸祭へと向かうのでした。


祇園祭山鉾巡行に関わられた全ての皆様。
月鉾関係者の皆様、見学に行かれた多くの皆様。
本当にお疲れ様でした。
 
かなり、親目線の親バカブログとなりましたがお許し下さいね。