東京都指定障害福祉サービス事業者LLCてくてくゆかりのブログ

東京都指定障害福祉事業者LLCてくてくのスタッフや周辺の人々が週変わりで語るブログです。

渚のふたり を観て

2014年02月25日 | てくてくのまいにち
見たことがない、聞いたことがないから、
僕には記憶というものがない。
宇宙に浮かんでいる宇宙人なんだ。

主人公ヨンチャンにとっては日常的で普通の感性が
私にとってはとても新鮮で素晴らしく思える。
たくさんのものをもらえる気がする。

ひとりでも出かけられるようにならなければと
福祉センター行きのマイクロバスにひとり乗るヨンチャン。
ひとり見送るスンホ。
スンホは妻というより母になっている。

私の記憶がよみがえる。
君が3歳の時に初めてひとりで療育センター行きのバスに乗った日
君は生まれて初めて私から離れてひとりでバスに乗った
私たちは、初めて別々の時を過ごすことになった
今でも、はっきり思い出すことができる
黄色いヘッドギアをかぶり
リュックサックを背負って
1人でバスに乗る君の姿
私は涙でぐしゃぐしゃになってバスを見送った
その記憶は音のない映像
母が君と私に「おめでとう」と言った日
その記憶は音声

この場面で、遠い記憶が浮かび上がった
映画を紹介してくれた Iさん、
この企画をしている
MASCメディアアクセスサポートセンターに感謝。

ささき


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渚のふたり

2014年02月24日 | てくてくのまいにち
映画のご紹介です。

●渚のふたり(2011)
上映時間:87分
製作国:韓国
公開情報:劇場公開(メディア・アクセス・サポートセンター)
初公開年月:2014/02/15
ジャンル:ドキュメンタリー
15日より、シネマート新宿ほか全国順次公開
監督:イ・スンジュン

★【解説】
韓国のソウルに暮らす一組の夫婦の2年間を追った
ヒューマン・ドキュメンタリー。
互いに障害を抱えながらも、
“指点字”で濃密にコミュニケーションを取り、深く愛し合う姿を通して、
観る者に人生の豊かさについて改めて見つめ直すヒントを与えてくれる。
そんな作品です。
盲ろうの夫、ヨンチャンさんと妻スンホさんの何気ない日常を追った
ドキュメンタリー映画です。
障害のことをどうのというより、夫婦ってなに?
とか、愛するために本当に必要なものはなに?
ヨンチャンとスンホさんはさらに指点字で会話をするわけです。
なので、喧嘩しても、指に触れて話しをするので、
喧嘩にならない時があるそうです。

もう一つこの映画のとても素敵なのはヨンチャンの詩です。
いくつか出てくる詩のひとつをご紹介します。

生まれて一度も星を見たことはないけれど
星があることを疑ったことはない
夜も太陽は僕らの足元で
火を吐いていることを知っている
人の視力や聴力というものは
無くなるものではない
宇宙のどこかをさまよっているだけだ
時がたてば主人のものに戻ってくるだろう

*この上映は、毎回、どの時間の回を観ても、音声ガイドが聴けるという画期的な試
みをします。
とは言ってもいつものFM送信での音声ガイドではありません。
音声ガイドを聞くためには、映画館で、iPodタッチを借りなければいけません。
それなら私持ってる、という方もいると思いますが、今回は、劇場からの貸し出し分
でしか
音声ガイドには対応しません。まだ初めの一歩ですのでご容赦ください。

シネマート新宿
新宿区新宿3丁目13番3号 新宿文化ビル6F・7F
TEL:03-5369-2831

音声ガイド付きの予告編もありますので、ぜひ、ご覧ください!

映画「渚のふたり」はメディアアクセスサポートセンター(通称マスク)が
不慣れながらに配給しております。
なぜ、そんな不慣れなことをしているかというと、
大きな課題だった「いつどの回に行っても」を実現するために
ずっと開発してきたシステムを、
とにかく実際に映画館で試してみないことには何も進まないからです。
そのため、テレビコマーシャルなんかはもちろん無理ですが、それだけでなく、
映画作品は山とあるなかで、ドキュメンタリー映画はなかなか取り上げてもらえなか
ったりしますので、
とにかく「口コミ」で劇場に足を運んでくださるお客さんを集めなくてはいけないの
です。

この映画の成功が「いつでもどこでも」が当たり前になる推進力になると信じており
ます。
ですので、とにかく劇場へ足をお運びください。映画も静かで短い作品ですが見応え
のあるステキな作品です。

初めての試みに不慣れなスタッフがご迷惑をおかけするかもしれません。
不慣れな機材に戸惑われるかもしれません。
こちらはもちろん、トラブルのないよう出来うる限りの努力はしますが、
不便、不快も含めて、体験して教えてください。

課題が明確になればなるほどそれを解決さえすれば「当たり前」になっていくと思い
ます。

音声ガイドを聞ける受信用のiPodタッチは1回につき10台ほどとなっております。
まとまった人数になる場合は、劇場へ一報入れておいていただけると安心かもしれま
せん。

ささき

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東京都知事選挙

2014年02月23日 | てくてくのまいにち
今月東京都の都知事選挙がありましたが今回の選挙、私の場合選挙に参加できない事になりました。
中野区に引っ越したのが昨年7月ですが、女性側の名字の変更後まで待ったため住民票を中野区役所に渡したのが昨年の12月となりました。中野区の選挙管理委員会から住民票を渡してから4ヶ月以上経過していないと選挙権が中野区ではないので以前まで住民票に記載がある杉並区で選挙を投票して下さい、と言われました。
ところが杉並区の選挙管理委員会からは昨年7月に引っ越しをされたのですでに引っ越し後4ヶ月経過しているので杉並区では選挙を投票できないので今回の選挙はあなたは投票できません、と言われて今回の選挙が投票できませんでした。
こういう事があるんだと思いました。33年東京に住んでいて当たり前のようにできると思っている事もひとつひとつは些細な事でも重なればできなくなる事もあるんだ、と思いました。色々な経験ができたと感じます。
中島
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清水湯跡地と一乃湯

2014年02月15日 | てくてくのまいにち


ありがとうございました。

いろいろなお仕事がありますよね。
がんばった体と頭、
冷える日にお風呂はとてもやさしいです。


元日から仕事帰りの宝寿湯を楽しんでいます。

明日は、ラベンダー湯です。
東京銭湯お遍路巡礼|東京都浴場組合 イベント一覧 薬湯など

  
あらためて清水湯さんおつかれさまでした。
そして、ありがとうございました。
小さな写真は、クリックすると少し大きくなります。

What is a Sento?
銭湯ってどんなところ? どんな効果があるの?

遠田崇
コメント (4)
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2014年02月07日 | てくてくのまいにち

今週は、東京、中野、沼袋にも雪が降りました。


てくてく事務所からようすです。


翌日の朝のようすです。


雪は、屋根の上だけとなりました。


さらに次の日の朝は、こんな空でした。

冷えますね。
温かくして過ごしましょう。
風邪や菌には、予防を重ねる必要があるようです。

gooのブログにこんなブログがありました。
西東京鉄道管理局 ~鉄道本部報~
電車好き!鉄分補給ができるとおもいました。

こんなブログもありました。
2014年3月ダイヤ改正で消える2つの列車 - 八戸鉄道・バス研究会別館ブログ
青春18きっぷを使いたくなりました。
遠田崇
コメント (2)
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障害者は割引できません!?

2014年02月01日 | てくてくのまいにち
都内の某シネコンに映画を観に行きました。
そのシネコンのサイトに割引クーポンがありました。
携帯、スマホにダウンロードして、
それを見せると本人ともう一人が割引料金で
映画が観られるというものでした。
それを持ってチケット売り場に行ました。
一般は1,200円、学生の人たちは△△△円(忘れました)、
シニアと子どもは900円になると
小さく書かれてありました。
割引をお願いすると、障害者はダメだと言われました。
確かに障害者は書かれてはいません。
障害者がクーポンを使えない理由は
「普段から割引しているから。」
と言われました。
なに、それ?

とても嫌な気分で映画を観ました。
観終わってから、黙って帰れず
チケット売り場に話しに行きました。

障害者を除外するならクーポンに明記してほしい。
金額からすれば、普段は1,000円で観られるシニアは900円になる。
障害者はそれと同じではないか。
障害者を除いて、サービスをする企画は
企画自体があってはいけないものではないか。
企画をした人たち、そういう姿勢の会社に伝えて欲しい。

障害者というだけで
社会はいちいちひっかかる。

ささき
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