東京都指定障害福祉サービス事業者LLCてくてくゆかりのブログ

東京都指定障害福祉事業者LLCてくてくのスタッフや周辺の人々が週変わりで語るブログです。

七中の演奏会

2011年03月27日 | てくてくのまいにち
今日、予定通り行われたようです。

「抱くことば」ダライ•ラマ14世という本を紹介してもらい読みました。
こんな表紙の本でした。

本についている帯には、“人生の目的は、幸せになることです。”と
書いてありました。

   

“接すること、受けとめること、
注ぐこと、抱きしめること…
心がじっくりくつくつ呼吸する本。
感じてみてください。広末涼子”とも書いてありました。

裏表紙側の帯には、
“わたしたち人間には、
愛や思いやりを称えられる能力があります。
このささやかな能力こそ、
人間のもっとも大切な天分だとわたしは思うのです。

人はなぜ生まれるのか?
人はなぜ生きるのか?
ダライ•ラマからの不滅のメッセージ。”と書いてありました。

   
その後、「植物になって人間をながめてみると」緑ゆうこを読みました。
こんな表紙の本です。

昼間、窓際の席でする読書は気持ちがよいです。
もっと気持ちがよくなると昼寝をしていたこともあります。
それはそれで気持ちがいい事です。

眠くならずにどんどんページがすすむ時もあります。
不思議と、隣で読書をはじめる人も居たりして、
同じ空間に居ながら、一言もしゃべらずただ読書。

席を立って何か飲もうとすると、
同じように何かを飲んで会話が始まることもあります。

先週、久しぶりに江古田図書館へ行きました。
大人も、子どもも含め、沢山の人が利用していました。
遠田

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社会福祉法人 中野区社会福祉協議会 <救援物資・義援金情報>

2011年03月24日 | てくてくのまいにち
2011年03月23日付け、中野区社会福祉協議会のホームページより以下を転載いたします。
義援金、救援物資の個人の方からの受付けについて。
___________________________________

東北地方太平洋沖地震情報
3月11日(金)午後2時46分頃、三陸沖を震源として発生したマグニチュード9.0、震度7の地震に関する情報です。被災地での災害ボランティア活動は現在行っていません。
なお、中野区社会福祉協議会では、被災地・被災者の支援のため災害義援金の募金箱を設置しています。お預かりしました義援金は、社会福祉法人中央共同募金会へ送金し被災者・被災地の支援・復興に使われます。スマイルなかの3・4階に募金箱を設置していますのでご協力お願いいたします。

1. 中野区で個人の方から救援物資の受付をはじめました。
 東京都が3月18日から救援物資の受付を行いはじめ、中野区おいて都の受入態勢と連動し個人の方を対象に被災地へ送る救援物資の受付をはじめました。受け付けた物資は、都を通して被災地へお送りします。救援物資受付は、区民の方に限らせていただきます。

(1) 受付品目(新品未使用のもの)
① 赤ちゃん用品
熱さまシート、紙おむつ、おしり拭き、ベビーローション、ベビーオイル、粉ミルク、割れない哺乳瓶、離乳食、ベビーシャンプー、ベビーリンス、赤ちゃん用綿棒、母乳パット、
  赤ちゃん用パット、おんぶ紐、ガーゼ
② 高齢者用品
大人用紙おむつ、介護用ウェットシート、介護食用とろみ剤、尿漏れパット、入れ歯洗浄剤、
大人用紙パンツ
③ 生活用品
コンタクトのケア用品(洗浄剤、コンタクトケース)、使い捨てカイロ、生理用品、紙コップ、サランラップ、アルミホイル、割り箸、使い捨てスプーン、使い捨てフォーク、マスク、歯ブラシ、歯磨き粉、ティッシュペーパー(箱)、プラスチックのコップ、トイレットペーパー、ウェットティッシュ、固形石鹸、シャンプー、リンス、ハンドジェル(消毒剤)、ハンドソープ
④ 飲料水(ペットボトル、炭酸なし)
水、お茶、ジュース類、コーヒー
※収納用の袋、箱などで包装した形での提供をお願いします。
※食料品、衣料品については、現段階では受付を行っておりません。

(2)中野区での救援物資の受付場所
◎受付場所及び受付時間  中野区役所1階区民ホール
◎受け付け時間        午前9時から午後4時半(土曜日、日曜日も受け付けます。)

(3)受付方法   個人の方(区民の方に限ります)が持参される物資のみ受け付けます。
(宅配便による受付は致しません。東京都に直接お送りください。)
東京都庁第二本庁舎1階中央「東北地方太平洋沖地震救援物資」受付窓口
        〒163-8001 新宿区西新宿2‐8‐1
※救援物資受付コールセンター 電話03-5320-4585

(4)受付物資   上記の東京都の受付品目に限ります。収納用の袋、箱などで包装した形での提供
をお願いします。
「問合せ先」中野区災害対策本部 電話番号 03-3389-1111  内線3121

2.義援金情報
(1)社会福祉法人中央共同募金会 受付期間:平成23年9月30日まで
お寄せいただきました義援金は、各県の被災地の生活再建のために分配されます。
・りそな銀行 東京公務部 普通 0036576  社会福祉法人中央共同募金会
・三菱東京UFJ銀行 本店 普通 0031265  社会福祉法人中央共同募金会
・三井住友銀行 東京公務部 普通 0155400  社会福祉法人中央共同募金会災害口
・ゆうちょ銀行 郵便振替口座 00170-6-518  中央共同募金会 東北関東大震災義援金
・中央三井信託銀行 本店営業部 普通 1457460 社会福祉法人 中央共同募金会 災害義援金口
・農林中央金庫 本店 普通 7250380 社会福祉法人 中央共同募金会
※通信欄に「東北関東大地震」と明記して下さい。
※振替手数料は無料です。
※受領証希望の場合は振替用紙の通信欄に「受領証希望」と明記のうえ、名前、住所、電話番号を記載して下さい。
※「問合せ先」東京都共同募金会 事業部 (電話:03-5292-3182)

(2)災害ボランティア・NPO活動支援のための募金について
被災地で活動するボランティア団体・NPOへ活動を資金面から支援するための募金です。
・三井住友銀行 東京公務部 普通 0162085 社会福祉法人中央共同募金会災害ボランティア口

(3)日本赤十字社 受付期間:平成23年9月30日まで
①郵便局・ゆうちょ銀行 00140-8-507 日本赤十字社 東北関東大震災義援金
・郵便局窓口での取り扱いの場合、振替手数料は免除されます。
・郵便局窓口でお受け取りいただきました半券は、大切に保管してください。
・通信欄に名前、住所、電話番号を記載を記載して下さい。
②クレジットカード・コンビニエンスストア・Pay-easy
寄付金額は2,000円以上からなります。 日本赤十字社HP(http://www.jrc.or.jp/)から
※問合せ先 日本赤十字社 東北関東大震災義援金担当 (電話:03-3437-7081)

※その他の義援金に関する情報等は下記を参照ください。
社会福祉法人 東京都社会福祉協議会 東京ボランティア・市民活動センター
  〒162-0823 東京都新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ10階
TEL:03-3235-1171 / FAX:03-3235-0050 / Email:center@tvac.or.jp http://www.tvac.or.jp/
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会報てくてくのまいにち4月号発行中止

2011年03月23日 | てくてくのまいにち
今回の東北関東大震災と原子力発電所の事故による
様々な社会事情を鑑み、
てくてくのまいにち4月号の発行と発送を
見送ることにしました。
4月3日(日)14時からの発送も中止となります。

なお、4月24日(日)には4月5月合併号の発行を予定しています。
発送は14時から、てくてくのおみせで行います。
どうぞ宜しくお願いします。

ささき
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障害者救援本部

2011年03月23日 | てくてくのまいにち
いわき自立生活センターの方たちが、
19日に東京の戸山サンライズに避難して来たと聞きました。
NPO法人 ゆめ風基金が救援金を送って応援しています。
第一陣34名ですから大所帯です。
もし避難が必要になったら、単独で避難するのも一つですが、
いわき自立生活センターのように、利用者の数世帯とヘルパーが
いっしょに避難を考えても良いかと思いました。
その時、自立支援法で動いている事業所はどんな対応ができるのでしょうか。
災害時に長時間介護をボランティアでまかなうのは無理です。
災害時、避難時にヘルパーを使えるシステムが必要です。
福島の人が東京に避難して来て使える、
東京の人が京都に避難して使えるシステムが必要です。
東北関東大震災障害者救援本部から支援金が振り込めます。
ささき
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福島第一原発に近い町

2011年03月20日 | てくてくのまいにち
中野区と福島県田村市は、昭和58年から災害援助協定を結んでいるそうです。
平成17年、旧田村郡の5つの町が市町村合併でいっしょになり、田村市となりました。
その町の一つ旧常葉町には、中野区立「常磐(ときわ)少年自然の家」という宿泊施設が今も使われています。
中野区の子どもたちが小中学校の移動教室でお世話になる所です。
農家にうかがって、農耕体験や、わら細工などをさせて頂き、
手作りのおやつをごちそうになります。
区民にも開放されています。
15年程前、原発に近い所にある施設には子どもを行かせられないと反対運動がありました。
もし、原発に事故が起きた時にはどうするのか?
でも、子どもたちは友達と行きたいし、
何を寝ぼけたことを言っているのか、
そんなことあるはずがないとの大方の反応だったことを記憶しています。

今回の地震で事故を起こした福島第一原子力発電所のある大熊町と隣接している田村市は、
原子力発電所からの避難者を市総合体育館、文化センター、小学校など11か所で受け入れています。
中野区では、3月14日から16日まで3班に分かれ、田村市に対して水1,920リットル、
乳児用粉乳464缶をはじめ、紙おむつ、タオル、ガソリンなどの救援物資を
東京都トラック協会中野支部会員のトラックに搭載して届けました。
また、東京都が実施する保健師チームの被災地への派遣に協力して、
区職員の保健師2名を福島県田村市に、4月19日(火曜日)から4月24日(日曜日)まで派遣します。
現地では県保健所と協力し、
被災者の健康相談・健康チェック及び避難所の衛生対策を行う予定とのことです。
ささき
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被災者受け入れ 中野区

2011年03月20日 | てくてくのまいにち
中野区は、3月18日(金曜日)午後8時から、
旧東中野小学校(中野区東中野5丁目27番8号)の教室に150人程度、
福島県などの被災者を3月31日頃まで受け入れることとしました。
 
希望する人は、中野区災害対策本部(電話番号03-3389-1111 内線3121)
にお問い合わせください。(中野区HPより)
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原子力発電

2011年03月19日 | てくてくのまいにち
明日、3月20日は満月で大潮です。
今夜も大潮。
ほぼ丸い月が空に白く輝いています。
静かな月明かりの夜です。
21日は春分の日です。
東京で太陽が5時46分に昇り、17時52分に沈みます。
月は18時40分に昇り、22日の5時30分に沈みます。
地上にどんなことがあっても、太陽も月も変わりません。
ナターシャの言葉と歌を聴きながら、しばし夜空を見上げました。
「チェルノブイリとヒロシマ」というタイトルに
これからは「フクシマ」が加わるのでしょうか。
でも、もうこれ以上、加えたくはないですね。
ささき
Nataliya Gudziy sings _Spirited Away
コメント (2)
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その後いかがですか?

2011年03月16日 | てくてくのまいにち
震災後、どのようにお過ごしでしょうか。
みなさんに直接お会いしたわけではありませんが、無事だとの報告を受けひとまず安心しました。

仕事柄、普通の一般の方より新聞をいち早く目にします。
大好きな国、大好きな人々・・・それらが文字どうり破壊されている様子をみると、心が張り裂けそうになり、泣きながら新聞を配達しているときが多々あります。震災、津波の被害、原発の問題と日本の未来のことを考えると不安や恐怖に押しつぶされそうになります。

でも、僕らは一人じゃありません。私的な関係ではありますが、Facebook上でカナダ、インド、イタリア、スウェーデン、中国、台湾、韓国、オランダ、インドネシア・・・と、まさに世界中の友達が今、日本に対して励ましと祈りを送っています。そしてこんな状況下にあっても暴動も強盗も、パニックすら起こらない日本人に対して世界は驚愕していると聞きます。

こんな時だからこそ、冷静に、他を気遣って、そして希望をもって生きていきたいですね。今何も出来ないとしても、少なくとも自分のために生きることはできます。僕はそれでいいと思います。なんたって次の日本を作っていくのは僕らなのだから!

Tabei
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DPI女性障害者ネットワーク発 <[暫定版]障害がある被災者について知っておいてもらいたいこと>

2011年03月15日 | てくてくのまいにち
紹介します。

桐田



+++転載歓迎+++

DPI女性障害者ネットワーク発
<[暫定版]障害がある被災者について知っておいてもらいたいこと>
http://dpiwomen.blogspot.com/


基礎的なこと
・被災地では、全ての人がたいへんな状態におかれるなかで、介助や補助が必要な人や呼吸器をつけている人等は、優先順位が低くなりがちです。そのなかでも特に女性は、生きる優先順位を自分でも低めがちです。通常の社会でも、人工呼吸器の装着が必要になった場合、女性のほうが男性より呼吸器をつけて生きることを選ぶ人の割合が低いというデータがあります。そうした状況があるという課題を念頭において下さい。

・情報保障やコミュニケーションについて書いている基礎的なことは、障害者一般について必要なことですが、なかでも障害のある女性は、ふだんから情報が届きにくくより声をあげにくい、ニーズを出しにくい立場におかれていることを、同時に念頭において下さい。

・障害がある人は、生きにくさを抱えながらも、自分なりに暮らしている、地域に住む隣人です。「かわいそう」な人や、自分では何も判断ができない人ではありません。その人の年齢にふさわしい態度で接して下さい。

・障害がある被災者のなかには、情報の不足等の理由で、危険を察知しにくく、危険に対して危険と理解・判断しにくい人たちがいます。こうした人たちは、危険に対して適切な行動が取りにくい状況に置かれます。

・外からみても分からない障害もあります。不思議と思われる行動をしている人がいたら、遠巻きにして心配するのではなく、正面から向き合って「困ったことはないですか」等、話しかけて下さい。そして、その人の希望とペースに合わせた手助けをして下さい。 ・「障害についての具体的なこと」と、いちおう、障害別に書いていますが、同じ障害であっても一人ひとりは別々の個人です。その人の個性(ライフスタイルや性格、価値観等)や障害の状況、その時の体調等によって、必要な支援は一様ではありません。そのことを十分に念頭において下さい。


◆障害についての具体的なこと

① 肢体不自由のある人

*移動手段を車いすにしている人たちも多く移動に制約が生じることを理解すること
*電気が止まった場合、エレベーターが止まったり、電動車いすの充電に問題が生じたり、人工呼吸器に問題が生じたりするため、それらを必要としていない人以上に生活に大きな制約を受ける。そのため、停電の影響が大きく、不安感も大きい*日常生活に介助をいれている人は、介助者の交通手段がたたれることで、介助者が確保できなくなる恐れもあり、不安が大きい*移動を介助する時は段差やでこぼこ、傾斜に注意すること
*脳卒中等で半身マヒの人の歩行を手助けする場合は、マヒしている人の後ろに立ち、ベルトをつかんだり腰に手を回して支えること

② 視覚障害のある人

*視覚からの情報が得られないため、読み書き、慣れない場所での歩行が困難。情報を得たり行動する上で非常に困難なだけでなく、命の危険にさらされることが少なくない。避難のおりに取り残されることのないように、必要な食料や給水などを受けられるよう配慮が必要。
*歩行を手伝う人の腕につかまり、段差の上り下り等を言葉で説明してもらいながら歩けば、安全に移動できる
*ものについては、言葉で説明しにくい場合は、目的物に手で触れると理解しやすい

③ 聴覚・言語障害のある人、

☆ 聴覚障害のある人

*まず、音情報を得られていない状態であることを理解すること。放送が流れるなどしても伝わらない。したがって、音情報はかならず文字や掲示でも伝えること。
*音情報については、個別に文字や掲示を見せて、きちんと伝わっているか確かめること。
*コミュニケーションの方法は手話、筆談等がある。口のかたちでは言葉が正確に伝わらないだけでなく強い疲労を招くことを十分に認識し、口のかたちに依存せずに、必ず、手話か筆談を。どちらかの人または双方が手話ができない場合も、筆談でやりとりできる。

*筆談は、たくさんのことを長い文章で伝えようとせずに、短い文章で簡潔に、伝わりやすく書くこと。


☆ 難聴の高齢者

*一度に大量の情報を伝えようとせず、ゆっくりと一言ずつはっきり話す/筆談する。


☆ 言語障害のある人

*言語障害で相手が言っていることが聞き取れない場合は、中途半端な返事はせず、分からない時ははっきりその旨を伝える。相手が言っていることを聞き取れないことは悪いことではない。


④ 知的障害のある人

*言語・記憶・抽象的思考等が苦手だったり、社会の仕組みや流れに上手に適応しにくい人たちがいることを理解する。
*自閉傾向の人は他者との関係を持つことが苦手で、こだわりが強く、特定のものに強い関心を示すことがある。
*話しかけて伝わりにくい場合は、ゆっくり話したり、身振り手振りや絵を書く、実物を見せる等すれば理解しやすい。


⑤ 精神障害のある人

*周囲から拒否的に対応されがちなため、本人や家族が病気を隠すことが少なくない。*薬による副作用から、水分が多量に必要となったり、疲れから横になる必要があることが多い。
*眠れないことにより眠剤を飲むことが多いため、朝に弱い傾向がある。



◆避難所支援内容

(1) 必要な共通的支援

① 施設内は、できるだけバリアフリーにし、見やすい案内標識等を表示する。
*段差の解消、移動しやすい環境の整備(通路の幅の確保、障害物を置かない等)が必要。
*車いすが通れる通路(直線で)の幅は90cm以上必要。
*案内所・物資配布所・トイレ等の表示は、大きい表示板・色別テープで示す。
*集団生活に適応しにくい人々は二次的避難所を設ける。
②できるだけその人の事情が分かっている人と共に過ごすことが望ましい。
③盲導犬、聴導犬、介助犬は、使用者の移動や生活にとって、なくてならない存在であり、人とともに避難し、避難所内で一緒にすごし、必要な食事や給水を受けられるようにすること。
④混乱の中で支援が効果的に実行できるように、障害当事者及び支援者(介助/介護者)は分かりやすい名札等で識別・表示をすることも考えられる。ただし、表示を希望しない人へは強要しない。
⑤情報伝達機器のうち、テレビは「字幕付き」、電話は「ファックス付き」を設置する。
⑥トイレには「手すり」等を取り付ける。
⑦大人用紙オムツ、尿取りパットは、各サイズ別に多く備える。
⑧非常食として「おかゆ(パック用)」を用意する。またトロミ剤、ストローを用意する。
⑨簡易な医療器具の設置(酸素吸入器及びボンベを設置する)
⑩避難生活のなかでのトイレや着替え等女性のプライバシーの確保、安全対策が必要。
⑪避難生活のなかで性暴力がおこるおそれがあり、とくに障害をもつ女性は暴力から逃れるのが困難なことがある。性暴力の防止対策、被害があった場合の相談・支援体制をこうじて下さい。


(2)個別に必要な支援者、支援器具等

①視覚障害者…介護者(ヘルパー等)、白杖
②聴覚障害者…手話通訳者、筆記者、手旗(黄色)、補聴器、筆記具 
③精神障害者…介護者(ヘルパー等)、二次的避難所、飲料水 
④知的障害者…介護者(ヘルパー等)、二次的避難所
⑤ 肢体不自由者…介護者(ヘルパー等)、車いす、歩行器、つえ、車いす用トイレ、ポータブルトイレ、カーテン、ベッド(※ カーテン、ベッドは特にトイレ介助に必要)
⑥ 高齢者(認知症・寝たきり)…介護者(ヘルパー等)、歩行器、呼び出しベル、杖、ポータブル式トイレ、カーテンベッド(※ カーテン、ベッドはとくにトイレ介助に必要)   
⑦心臓病・喘息患者等…加湿器、マスク、AED(自動体外式除細動器)、のど湿布薬
⑧透析・人工肛門患者等…二次的避難所、
⑨妊婦…看護士又は助産婦、消毒済み布(ガーゼ他)
⑩乳幼児…保育士、空気清浄機、加湿器、哺乳瓶、粉ミルク、離乳食(ベビーフード)、乳幼児用オムツ、乳幼児用歩行器
⑪必要な介助者がいない場合、派遣要請ができるシステムを早急に設ける。

★最後に、私たちの仲間からの提言です。
「日本の原子力政策を直ちに見直し、クリーンエネルギーに転換すること。
いまからでも、すべての原子力発電所を停止させる措置をとること。
障害者問題のすべても、人が生きることから始まる」 自然災害ではない原子力発電が、さらに多くの人を傷つけることがないよう、強い願いを込めて。

■「東北関東大震災障害者救援本部」を障害当事者の手でたちあげる準備をしています。
今後ブログ上で上記をふくむ関連情報を追加する予定ですが、まずは今まとめられることをお伝えし、要望とします。  


DPI女性障害者ネットワーク

メールdpiwomen@gmail.com
ブログhttp://dpiwomen.blogspot.com/
サイトhttp://dpiwomennet.choumusubi.com/

(転載は以上)
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てくてくおみせお休み

2011年03月15日 | てくてくのまいにち
てくてくのおみせ 休業します

3月17日(木)
3月24日(木)

お休み致します。
今後の予定は、またお知らせ致します。

よろしくお願いいたします。


キリタ
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