てっきりてっくり

あっという間に1日が終わっちゃう

銀河おさわがせ・・・4冊

2005年01月31日 | 読書
『銀河おさわがせ中隊』『銀河おさわがせパラダイス』『銀河おさわがせマネー』『銀河おさわがせアンドロイド』を読みました。
作者は、ロバート・アスプリン。「明日はプリンだ」と覚えましょう。アスピリンじゃないからねっ。
で、『マネー』と『アンドロイド』は、ピーター・ヘックという人と共同制作です。

これは、SFというジャンルに入るんでしょうか?
入るんだろうな、ハヤカワ文庫SFから出てるから。。。
SFっぽいところって、主人公が所属しているのが宇宙軍ってところと、異星人も出てくるってところぐらいかな。

で、宇宙軍は、銀河の平和を守るため~、何かやってるみたいだけど、何をやってるのか不明。
戦闘地域ってほとんどないみたいだし。
他に正規軍というのもある様子。こっちのほうが、ちゃんとした軍隊っぽいです。
宇宙軍は、誰でも大体入れます。
しかも資金繰りが苦しいので、主人公であるフールみたいな大金持ちは、お金を払うと士官になれます。
このシリーズは、その大金持ちフールが、有り余るお金を湯水のようにつぎ込んで事件を解決するというお話です。

最後の『アンドロイド』は、あまりお金をつかってなかったなぁ。。。
それに一番SFっぽかった。

最初の『中隊』は、古いので、ネタがもう一つ。それにしても、面白かったですけどね。
2番目の『パラダイス』が一番面白かったのかな。一番、早く読み終わったから。
『マネー』で少しだらけた。共作になって、内容が薄くなった気がします。

解説は、あの大森望。
ユーモアSFなので、漫才っぽくしたり、某掲示板ぽくしたりしてますが、もう一つ面白くないです。
無理がありました。普通の解説でよかったです、大森先生。


気に入ったキャラは、スシとトカゲ大尉。

何にも考えたくない、そして、時間をつぶしたいときに読む本としてお勧めです。

ホラーっぽいSF

2005年01月25日 | 読書
そういえば、ホラーっぽいSFが好きなんです。
こういうSFって、万人向けじゃないだろうけど、個人的には好きだなぁというものを考えたとき、あれ?ホラーじゃんって思いました。
それ以来、ホラーというジャンルにも興味を持つようになりました。
いやあ、私は恐がりなので、ホラーは苦手だと思い込んでいましたよ。

というわけで、ちょっとホラーっぽいSFを3つご紹介。
例によって、手元に本がないので、いい加減です。
でも、作品名とか作者名は間違えないように、ちゃんと調べてから書きますから。

一つ目は、ごくノーマルに『光る眼』
って、しょっぱなから、そんな本ないし。。。
調べました。どうやら『呪われた村』が正解。
『光る眼』は、映画のほうだけでした。
でも、おかしいな。『光る眼』という題名で読んだ気がしたんだけど。ま、気のせいか。
はあ、ちょっと調べるのに苦労しました。
作者は、ジョン・ウィンダム。
『呪われた町』というキングのホラーもあるので、注意です!

えっとある村で、突然、全員が睡眠状態に陥ってしまった。で、気が付いたら、すべての妊娠可能な女性が妊娠していた。生まれた子どもはすべて、知能が異常に高く、銀髪で光る眼の持ち主だった。
という、侵略物。

まあ、普通でした。


ここからが、私の好きなホラーSFです。

えっと『闇の聖母』。フリッツ・ライバーです。
amazonでみたら、レビューはおろか、あらすじ紹介すらありません。

ものすごく好きなくせに、どんな話だったか、すっかり忘れているので、説明できないし。。。
私の既読本ブログのタイトルとそのgooIDは、『闇の聖母』に出てくる部屋の中に高く細長く積まれた書籍のイメージから決めたほど、好きな本です。

もっと調べてみたら、この本を紹介しているサイトがありました。
興味をもたれた方は、ここをどうぞ。
どうも世界幻想文学大賞を受賞しているようですね。
で、この作品のどこがSFかというと、ハヤカワSF文庫から出ていたからです!
とにかく、異常に好きということで。。。


もう一つも、異常に好き。
誰がけなそうと、私は好きなんだよ!という作品です。

R・R・マーティンの短編集『サンドキングス』の中の『蛆の館にて』。
あ、ほかの作品も好きかな。表題作『サンドキングス』が一番、さっぱりしている。
一般的には、その作品がいいかもしれないけど、私は『ビターブルーム』とかの方が好き。
ああ、記憶だけでタイトルが出てくる。すごい。

おや?amazonでは取り扱っていないようですね。
絶版だそうです。
またタイトルを間違えたかと思いましたよ。

で、『蛆の館にて』ですが、舞台は遠未来の地球(多分)。
生き残っている人類は、最後を迎えるのを待つだけの日々。
太陽の光も少なく、毎日が夕暮れ。
そんな状態では外にはいけませんね。だから、建物の中に住んでいます。
みんな建物の中で生まれて死んでいくので、それが世界だと思っています。
たまにあるお祭りのときだけ、最上階に集まり、ガラス(?)を通して外の夕闇を見ます。
彼らが崇拝するのは、人蛆。
人蛆に選ばれた名誉ある人は、蛆の形に近くなれるよう、長い期間をかけて手や足を少しずつ切り落としていきます。
そんな退廃的な生活の中で、若者が肝試しとばかりに、狩りに行きます。
狩りは下の階で行います。真っ暗です。狩りの対象となる動物は光は苦手ですが、暗闇でも目が見えるのです。
若者は、迷子になってしまいますが、階下で自分達の正体と未来を知ります。


十二国記 「月の影 影の海」

2005年01月24日 | 読書
テーマサロンに「(中学生でも楽しめる)面白い本を教えてください!」というのがあったので、それにトラックバックです。

シリーズ物なので、とりあえず「月の影 影の海」から。
上下巻あわせて1200円ぐらいだから、条件(2000円以下)にも合いますね♪
講談社文庫と、講談社X文庫の両方から出ています。
私は、講談社文庫の方を読んだので、X文庫のほうがどうなっているのかわかりませんが、少しやさしくなっているのかな?

ああ、それに、このシリーズ、NHKでアニメ化されていましたね。
アニメは、少しだけ観ましたが、比較的原作に忠実でした。

作者は、小野不由美です。

私が買ったキッカケも、小野不由美だったから。

うーん、X文庫で出ていたものを通常文庫に手直しした異世界ファンタジーか。
なんだかなぁ。設定もありがち~。
でも、小野不由美だから、買ってみるか。。。


と、あまり期待せずに買ったのですが、読み始めてビックリ。
軽くない!
お子様向けと馬鹿にしてはいけません。


無難にその日その日を過ごしていた高校生の陽子は、ある日、ケイキと名乗る金髪で異常に長髪の若い男から「あるじ」と呼ばれる。同時に、魔物が学校に襲い掛かり、ケイキと共に異世界へ逃げ込む。しかし、途中、またもや魔物に襲われ、陽子は見知らぬ異世界で一人になってしまった。。。


というふうに始まります。

こういうお話の場合、ケイキが陽子を守って、魔物を倒してくれるんだよねと思っていたら、全然。
「はい、これで魔物をやっつけてください。」と、刀を手渡し、自分は、離れたところから見てるだけ。
おいおい、普通の女子高校生に魔物なんてやっつけられないよ~。
と思ったら、ちゃんとそのあたりも考えてありました。
で、魔物の返り血でぐっしょりの陽子に、ケイキは、血の匂いがするのでそばによるなと言います。
これは、笑いました。

ところで、異世界についた陽子は、本当に苦労します。
びっくりするほど苦労します。
本当に極限状態です。普通なら死んでます。
陽子のことが心配で、どんどんページをめくってしまいます。
面白いです。


シリーズ物なので、順番に読むのがいいです。
新潮文庫で出ている「魔性の子」は、私にはもう一つでした。
一番気に入っているのは「図南の翼」です。


ああ、まだこれから読む人がうらやましい。。。。


[ A Little Princess ]

2005年01月21日 | 英語
OBW1、総単語数5841。
A Little Princess, 小公女です。

【こんなお話】
 Saraのお父さんはとてもお金持ち。お母さんは、早くに亡くなりました。
 7歳になったので、寄宿学校に入学しました。
 お金持ちなので、先生をはじめ、皆からちやほやされますが、Saraは
 誰に対しても分け隔てのないやさしい子どもです。
 あるとき、お父さんが、金鉱発掘に全財産を賭け、失敗して死んでしまいました。
 孤児となりお金もないSaraは、寄宿学校の小間使いとして働きはじめます。


【感想】
 子どものときに読んだ本より、うんと簡略化された小公女です。
 以前読んだときは、小公女ってちょっと偽善的だし、先生からみたら
 生意気な感じだったから、あとで苛められたんだな、ま、無理もないな
 などと、自分こそ生意気なとんでもない感想を抱きましたが、
 この本では、Saraのそういった一面があまり書かれていないので、
 素直に読むことができます。

 それにしても、小間使いBeckyは、やっぱりSara付き小間使いどまりなんですね。
 彼女は、同じ境遇となったSaraに対しても、ずっとMissと敬称で呼んでいたし。
 なんとなく身分制度が身につまされます。
 

【評価】
★★★★

多読単語数【25.3】万

通じないのは、私だけじゃなかった

2005年01月20日 | 英語
仲間を発見!

えっと、あの「通じない」じゃないですよ。便秘じゃないです。

カテゴリーを見てくださいね。『英語』でしょ。
英語が通じないという話です。

このeggが通じなかったというお話

時々最新ニュースをチェックしている虚構新聞社姉妹サイト「楠木坂コーヒーハウス」にあった英国巡礼の旅・その2の3月5日のところに、Eggが通じなかったという話がありました!

エッグじゃなくて、アッグとか、ウッグとか、イッグって言えば通じるのかな。


そういえば、オーストラリア旅行記、まだ途中でしたね。
そのうちに続きを書きます。。。

28日後・・・

2005年01月18日 | 映画、TV
レンタルDVDです。最近、映画をよく観てます。
監督が「トレインスポッティング 」の監督の人。

設定画面を見たら、「劇場公開時のエンディング」というのがあるじゃないですか。
ということは、このDVDの本編は、DVD用のエンディングになっているってことですね。
ほう。

どんな話かというと、
動物愛護団体が動物虐待をしている研究所の猿を逃がすが、その猿は『凶暴』というウィルスに汚染されていた。
このウィルスは、血や唾液で感染し、感染後、なんと20秒から30秒ほどで発病する!
感染した人は、正気を失い、噛み付いたりしてくる。
熱があるとか頭痛がするとか下痢をするとかの症状は無い様子。
はたからみると、元気一杯です。
しかし、なぜだか、病人は、血を吐く!
しかも、なぜだか、病気にかかっていない人をみると襲ってくる!
感染者同士は、無関心。
あ、血を吐いても元気です。出血多量で死んだりしないみたい。

というわけで、伝染病ものというより、ホラーです。
病人はほとんどゾンビです。
ゾンビだって、一晩ぐらいおいてからゾンビになるのに、これはすぐに発病するから大変です。

あ、書き忘れましたが、舞台は、イギリスです。

そんな状態が発生して28日後、病院で一人の青年が目覚めます。
病室を出ても、誰もいません。
病院を出て町に出ても、車もないし、誰もいません。
いったい、どうなっちゃったの?というふうに映画が始まります。



設定の奇抜さは、置いといて、よくできた映画だと思います。
ネタバレしちゃうので、あまり書けませんが、人間の残虐さが胸に迫ります。。。
泣けるシーンもバッチリあります。

私としては、劇場公開用エンディングの方が好き。
話の流れからして、こっちのほうが自然な気がします。
DVD本編のエンディングだと、ちょっと無理やり感があります。

単なるホラーにとどまらない映画です。


デス・トゥ・スムーチー

2005年01月14日 | 映画、TV
レンタルDVDで観ました。
ロビン・ウィリアムズの映画というより、エドワード・ノートンの映画って感じ。

子ども番組の人気キャスター、レインボー(ロビン・ウィリアムズ)は、賄賂事件が発覚して引退。急遽、代わりのキャスターとしてスムーチー(エドワード・ノートン)が選ばれる。
サイの着ぐるみをきたスムーチーは、一躍人気者になるが、レインボーには逆恨みされるし、スムーチー人気に便乗してもうけようとたくらむ人々もいっぱい。

ノートンのおとぼけキャラがナイスです。
この前見たときは、ミニミニ大作戦の悪者役だったので、落差も面白い。

賄賂事件も面白かったです。
FBIのおとり捜査なんですが、アタッシュケース一杯の札束を見せて、
「うちの子が目立つようにしてください。」ですから。

微妙ですが、微妙さを楽しむ映画かな。

ボーン・アイデンティティ

2005年01月14日 | 映画、TV
レンタルDVDで、観ました。
今、ボーンなんとかという2作目が公開中なので、そういえばボーン・アイデンティティを観たことが無いなという理由で観ました。

記憶喪失のCIA役がマット・デイモンのスパイアクション映画です。
マット・デイモンが意識を失って海を漂っているところを漁船に助けられたところから話が始まります。
背中に銃で撃たれた後が2箇所あり、さらにお尻にカプセルが埋め込まれていて、そこにはスイスの銀行口座番号が。
僕は、誰なんだろう?とマット・デイモンの自分探しの旅が始まりますが、殺されかけたり大変です。

記憶喪失っていったって、普通の人じゃないことは、すぐに分かっちゃう設定です。
普通の人はお尻にカプセルなんて埋め込まないもんね。
スパイかマフィアか、そんなところ。
だからかな、スイスの公園で野宿しようとしていたところを警官に職務質問されているときに、警官をやっつけちゃうのは。
普通、素直にすいません、お金がないんですって、警官に言うでしょ。
っていうか、雪も降るスイスの公園で野宿したら、死ぬよ。

あと、知り合った女性に、「君のことを忘れるわけがないじゃないか、僕が知っているたった一人の人間なんだから。」というシーンがありますが、そんなことないって。
その前に、漁船の人にものすごくお世話になってますって。
まず海にいたところを助けられたし、でもって弾丸摘出してもらって、洋服はもちろん、スイスまでの旅費まで貰いましたよ。命の恩人なんですけど。

など、突っ込みどころ満載のスパイアクション。
比較的地味です。ほんと、マット・デイモンって、地味ですね。
何も考えずに観ることをお勧めします。

[ Lost Love and Other Stories ]

2005年01月13日 | 英語
PGR2、総単語数6100。
Lost Love and Other Stories
5つの短編です。

【こんなお話】
Lost Love
 田舎で道に迷っいガス欠になってしまった。
 最寄の町まではずいぶん距離がある。
 偶然出会った女性によると近所に村があるという。
 女に好意を持ち、案内してもらう男。
 だが、その村はどこか奇妙だった。

The Doll
 サラリーマンが帰宅途中に見つけた古道具屋の人形。
 かわいくはないが、どこか心惹かれるものを感じて購入した。
 しかし、この人形は悪意の塊だった。

The Other Man
 小さな部屋を借りてカンヅメ状態で執筆作業をする作家。
 周囲の雑音に惑わされず、執筆作業は上手くいくが、
 夜中にへんな声が聞こえたり、物がどこかへいって見つからない
 という現象が頻繁に起きる。

The Charm
 私は勇気があると評判で、人望も厚く、地位も高い。
 しかし、若い頃はとても臆病な性格で、皆から笑いものにされていた。
 そんな私が、どうやって勇気ある人間となったかを語るお話。

Journey's End
 トムは失業中。求職活動を頑張っているが、なかなか成果が現れない。
 あるとき、気晴らしに占いをしてもらった。
 今度の金曜日は、旅をすると目的地にたどり着けないという結果だった。
 今度の金曜日は、面接の日だ。


【感想】
 読みやすいです。
 Lost Loveは、失恋という意味ですよね。
 全然失恋してないけど。。。。
 

【評価】
★★★

多読単語数【25.0】万

 やっと1/4です。。。

お気に入りSF短編5つ

2005年01月13日 | 読書
古い記事ですが、テーマサロン「面白いSFがあったらおしえてください」にトラックバック。



2004.08.11

お気に入りのSF短編を5つ紹介します。
SFって、最初に読んだときと、ずいぶん後になって再読したときと読後感が違うことが多いです。
すごくおもしろかったSFを読み直してみると、
あれ?
となることもあります。

今回は、再読してません。
今読むと、つまらないかもしれません。


無常の月
 著者 ラリイ・ニーヴン 同名の文庫本あり。
 
 こんなに明るい月は見たことがない。
 月はどんどん明るくなっていく。
 そうこうしているうちに、街を異常気象が襲う。
 
 なんか、よかった。(ひどい感想)
 題名も好き。平家物語も好き。
 
 この短編集に入っているほかの作品もいいです。
 でも、手元に本がないので、なんだったか忘れました。
 
 在庫僅少だそうです。


夜来る
 著者 アシモフ  

 検索してみたけど、どの本に収録されているかわかりませんでした。
 SFマガジンで読んだのかも。

 自転周期が何万年とかいう惑星が舞台です。
 で、昼のうちに、文明が栄える。
 で、夜になる。なんじゃこりゃー?!
 ってお話。

 しかし、夕方とかがあって、少しずつ暗くならないのかな?
 ま、いいけど。
 
 でも、なんかわくわくしました。(やっぱり、ひどい感想)


パーキーパットの日々
 著者 ディック  同名の文庫本あり

 なんかあって(忘れた。書いてあったかどうかも忘れた。核戦争とかかも)
 かろうじて生き延びた大人たちは、異星人の保護の下、
 パーキーパット人形を使ったゲームにだけ生きがいを感じて日々生活している。
 
 アンニュイな生活をずっと綴っていくお話かと思ったら
 前向きなお話でした。
 ちょっと、ディックのイメージとは違うかも。

 ゲームをやっているところが好き。
 でも、これじゃいかんだろと、つい、思っちゃうところで
 ちゃんと、明るく希望が見えてきて安心しました。

 ディック短編集だから、いつでも買えます。


キャベツの代価
 著者 ブライアン・オールディス
 短編集「アザーエデン」に入ってます。
 「アザーエデン」というお題で、色々な人が短編を書いてます。
 イアン・ワトスン、タニス・リー、マイクル・ムアコックあたりが有名人ですね。

 ああ、作品名を忘れていたんですが、検索して見つけることができました。
 オールディスの作品だったんだあ。そうかぁ。

 キャベツを育てているお話。(ひどい説明)

 読後感がとても悪くて、印象的でした。

 「アザーエデン」はどうやら、廃刊のようです。
 この短編集もちょっと一味違ったSFで、良かったですよ。

 復刊ドットコムで応援しましょう。
 

バケツ一杯の空気
 著者 フリッツ・ライバー  
 私はSFマガジンで読みましたが、どうもサンリオSF文庫で出ていたようです。
 当然、復刊ドットコムで応援しましょう。
 誰が復刊してくれるのかな?ハヤカワか?

 題名がいいでしょ。
 バケツ一杯の空気。
 題名のまんま、少年がバケツ持って空気を汲むんですよ。

 ああ、もうそれだけでわくわくしちゃいます。


以上で、5個でした。
最初2個の予定だったけど、どんどん思い出してきて5個になりました。



2005.01.13追記


あまりにいい加減な説明だったので、すこし追加します。
キャベツの代価 
 うろ覚えなのですが、出稼ぎにも出かけます。よその惑星にです。
 1年出稼ぎに行って戻ってくると、その何倍もの時間が経過しています。
 そんな家族の物語です。
 
バケツ一杯の空気
 取り残されて生き延びている家族(だった気がする。。)。
 とても寒いので、建物の上階で密閉状態で生活しています。 
 そして、時々、下に下りていって空気をバケツですくってきます。
 そういう生活を続けていた家族が、あるとき異変に気づきます。
 というふうなお話。

最近読んだSF短編集では、「しあわせの理由」「あなたの人生の物語」がお気に入り。