へんてこなファンタジーが続いたので、
比較的正統的なファンタジーということで、
「ロカノンの世界」ル・グィンです。
ファンタジーとはいってもSF界の女王ル・グィン作品ですから
どことも知れない異世界の話ではなく、
どっか遠くにある惑星の話です。
ロカノンって全世界連盟の惑星調査隊長で、
調査対象である惑星で、
全世界連盟の敵に攻撃されて一人ぼっちになっちゃったよ、
だから、なんとか連盟に連絡したいんだけど、
この惑星って文明度が低いのよ、
宇宙船どころか、飛行機も自動車も自転車もないしさぁ、トホホ
という話です。
あー、ちょっと違うか。
でも大筋はそんな感じ。
ちなみに、一番早い移動手段は、
風虎に乗って空を飛ぶことです。
ちょっと十二国記みたいですね。
って、どっちが古いんだって・・・
ル・グィンの初長編だそうで、
さすがに世界描写は美しいです。
ま、一言でいえば、SF版おとぎ話ですが、
百貨店カタログに載ってたり、西部劇だったりする世界とは
やっぱり、ひとあじもふたあじも違う。
プロローグの「セムリの首飾り」がわりと好きです。
1cmで字はちっちゃい、ハヤカワ文庫SFです。
比較的正統的なファンタジーということで、
「ロカノンの世界」ル・グィンです。
ファンタジーとはいってもSF界の女王ル・グィン作品ですから
どことも知れない異世界の話ではなく、
どっか遠くにある惑星の話です。
ロカノンって全世界連盟の惑星調査隊長で、
調査対象である惑星で、
全世界連盟の敵に攻撃されて一人ぼっちになっちゃったよ、
だから、なんとか連盟に連絡したいんだけど、
この惑星って文明度が低いのよ、
宇宙船どころか、飛行機も自動車も自転車もないしさぁ、トホホ
という話です。
あー、ちょっと違うか。
でも大筋はそんな感じ。
ちなみに、一番早い移動手段は、
風虎に乗って空を飛ぶことです。
ちょっと十二国記みたいですね。
って、どっちが古いんだって・・・
ル・グィンの初長編だそうで、
さすがに世界描写は美しいです。
ま、一言でいえば、SF版おとぎ話ですが、
百貨店カタログに載ってたり、西部劇だったりする世界とは
やっぱり、ひとあじもふたあじも違う。
プロローグの「セムリの首飾り」がわりと好きです。
1cmで字はちっちゃい、ハヤカワ文庫SFです。