てっきりてっくり

あっという間に1日が終わっちゃう

ネバーランド

2006年03月23日 | 映画、TV
そろそろ時間切れかも、映画感想5本目です。
まだあと5本、残ってるんだけど。

えっと、ネバーランドは、ジョニー・デップの作品ですね。
ジョニー・デップっていつもサイコ風の役なのに
わりとノーマルな役どころ。
って、オタクか、この役。
まあ、一般常識の枠に納まりきれない男の役ですね。

でもさー、奥さんとしては困るよね、こんな夫。
浮気だって疑うよね。
そんな人じゃない、単に子どもとの交流を楽しんでいるだけだ、
そういう人なんだ
と思っても、やっぱり不安に感じるだろうし。

ピーターの子ども役は、わりとよく見かける可愛らしい少年。
どっかでも見たな、どこだっけ。
なんか子どもが可愛すぎて嫌だと思った記憶が・・・。
ちょっと調べたけど、わかりませんでした。
他の兄弟と比べて、難しい年頃だったのか、
繊細すぎる性格だったのか、
ピーターに焦点をあてて話が展開していきますが、
長男も頑張った。
けなげさにじんわりきましたよ。

最後に子ども達のお母さんのためにピーターパンの上演をするシーン、
綺麗でしたね。

スイミングプール

2006年03月23日 | 映画、TV
映画感想4本目。

『8人の女たち』が面白かったので、
監督が同じというこのスイミングプールを鑑賞。
しんちゃんのお勧めもあったしね。

中年の女性推理小説家が煮詰まってきたので
編集長の勧めで、フランスにある彼の別荘に滞在することに。
編集長と小説家は恋愛関係にあるような、もう破綻してるような
そんな関係。
別荘へも小説家が一人で行きます。
そこでのんびりくつろいでいたところ、編集長の娘が登場し
いままののどかな雰囲気がぶち壊しになります。
編集長の娘は、毎晩遅くまで飲み歩き、その都度、男を引っ張り込み
麻薬もやるし、とやりたい放題。


そんなわけで、さすがフランス映画というか、
なぜここで2人がトップレスになってるんだ?というシーンもあって
少なくとも、小学生、中学生のお子さんとは一緒に見ると困りますね。
プールサイドでくつろぐ水着姿の娘を撮るカメラも
なめるような撮り方ですし。
綺麗は綺麗ですけどね。

そんなわけで、中年女性のヌードも出てくるし、
少し困惑しながら、観ていたら、ラストにびっくり。
思わず、家族で顔を見合わせてしまいましたよ。

いやあ、こうきたんですか。
そうなると、どこからどこまでがアレで
どこからどこまでがソレなんだろう?
なーんて考え込んでしまいました。

娘は若くてすっごい美人なのに、
引っ張り込んだ男が妙に不細工だったり、
中年女性にも色目を使ったり、
違和感はあったんですがね。

まあ、そういうことなんでしょうね。
と、意味不明な終わり方ですいません・・・。
ネタバレせずに、これ以上、書けないもん。

8人の女たちの末娘も大きくなったなぁ~と
感心しました。
えっと、大きくなったって特定の部位がという話では
ありませんよ、念のため。
大人になったなぁというだけで。
えっと、えっと、なんか墓穴を掘ってる気がするけど
ま、いいか。

mute ミュート

2006年03月23日 | 映画、TV
映画感想 連続3個目。

ミュートってあれですよ、音を出さないっていう、あれ。
実験映画っぽい雰囲気の映画でした。
上映時間も短いです。
観たことがある人は少ないだろうなー。

ミュートっていうだけあって、セリフがほとんどないんです。
音楽ってあったかな?
えっと、忘れたけど、流れていたとしてもごく小さい音でしたね。
目覚まし時計の音とか、鍋が沸騰する音とかはしてた気がしたけど、
もしかして、それは気のせいで、なかったのかも。

で、どんな映画かというと、
最初のシーンは(第一章とテロップが流れる)、
森で一人暮らしをしている老人の朝。
飼い猫が逃げちゃったんで、それを探しているシーンが
延々と続きます。
おじいさん、らくだシャツ&ももひきの上からガウンを引っ掛けただけの姿で
片手に、コーヒーが入ったマグカップ、
片手に、押すとチューチュー鳴るねずみのおもちゃを持ったまま
猫を探しに森の中をさまよいます。
あとでわかるんだけど、季節は冬。
寒くないですか?

で、偶然見かけた殺人事件。

おじいさんは、びっくり、逃げ出します。
その後、駆けつけた警官が遺体を捜すけど、見つからない・・・。
そのうちに、ぼけてんじゃないかと思われたり、
自分でもぼけたかなと思ったり。
いやあ、セリフなしでも、ストーリーってわかるもんですね。

ここまでのシーンで、セリフはたった一言。
殺人事件を見て逃げたおじいさんが、
ばったり出会った新聞配達の少年(多分。少女かもしれない)に言う
"murder"のみ。

後半、牧師が語るという章があって、
そこはセリフがありました。
が、棒読み。
英語なのに、棒読みってわかるぐらいあえて棒読み。

サスペンス映画かと思ったら、
オカルト映画かよ~!!
と、びっくりしたし、
あまりお勧めできない映画です。
こんな映画作って売ってんのか~!!
という気分になりたければどうぞ。

でもね、
おじいさんが、可愛いんですよ。
窓辺に置いたクリスマスのお菓子を
少しずつ食べたり、
クリスマスツリーを取ってきたり。
いや、ツリーを森に戻すところの方が可愛いけどね。

おじいさんと無愛想全開の新聞配達少年の可愛さだけの映画かなー。

あ、猫も可愛かった。
可愛かった・・・
可愛かった・・・
な、なのに、あの最後って・・・

ガタカ

2006年03月23日 | 映画、TV
映画の感想、2個目。

スカイキャプテンで主演したジュード・ロウが
どこで出てくるかと思っていたら、
そうきたか・・・という役でした。
キャプテンのときは、すっきりとしたヒーロー、
これでもかというヒーローだったのですが、
ガタカでは、屈折したヒーロー役。

この映画、オタッキーなB級SFかなと思っていたんですが、
意外にもヒューマニズム溢れる名作じゃないですか。
もっと広く皆が観てもいい映画ですね。

どんな映画かというと、
出産が完全に管理され、生まれてくる子どもは
遺伝子が調整されて完璧な状態になってます。
まあ、完璧って言っても、健康状態が非常に良好だとか
視力がいいとか、背が高いとか、肥満してないとか、
頭脳抜群とかいう程度ですけどね。
そして、遺伝子階級社会とでもいうような社会になってます。
そんな社会で、普通に生まれた(遺伝子調整されていない)主人公が
就くことができる職業は掃除夫ぐらい。
夢は宇宙飛行士なんだけど、
人の何倍も努力して勉強して体を鍛えても、
遺伝子検査を通過できないから、入社できないのです。
でも、宇宙飛行士になる夢は捨てられない。
そんな主人公が取った手段とは・・・

という話です。

生まれながら強靭な体と抜群の頭脳を持つ
副主人公の屈折した心理状態、
そして最後の選択は、哀しいですね。
ラストは泣けますねぇ。
しかたがないラストでは、ありますけど。

あ、そうだ。
テレビドラマ24で私のお気に入りのあの人が
お医者さん役で出てました
こっちの役もさりげなくて良かった~。

Mr.インクレディブル

2006年03月23日 | 映画、TV
ずっと映画を観てなかったわけでは、ないのです。
去年の秋頃、レンタルDVDをまとめて観ていた時期があって
そんな頃にみた映画です。

評判の高いアニメ映画なので、
ものすごく期待して観始めました。
結果は、「まあ、評判が高いだけのことはあるかなー」
という感じ。
期待せずに観たほうが良かったかもしれないけど。

最後、悪者がやっつけられるシーンでは、
なんか可哀相に感じましたが、
よ~~~く考えてみると、
それはとんでもない思い違いで、
こいつは本当に悪い奴で、やっつけられて当然でした。

自分の悪事を、他人のせいにして言い訳してるしね。
自分のやったことは自分で責任を持たないと。

登場キャラとしては、デザイナーが一番インパクトがありました。
あと、アイスマンって言うんだっけ?
インクレディブルの友人、
細っこい黒人のスーパーマンが愛嬌があって良かったです。

それにしてもスーパーマンって、それぞれ得意な能力が違うんですね。
おかあさんの能力は、観ていて痛そうなんで
私だったら嫌だなぁなんて思ったりして。
そんな能力、持てるはずないのにね。

Just Good Friends, A Puzzle for Logan, Two Lives

2006年03月22日 | 英語
2月はさぼってましたが、3月中旬から読んでますよ~、英語の本。
それにしても、日本語の本を読むと英語の本が読めない、
英語の本を読むと日本語の本が読めませんね。
どうして、両方読めないのかな。
あ、時間が足りないからか。

と、ごく常識的な結論にたどり着いたところで、
溜まっている読了英語の本のご紹介&個人的感想。

Just Good Friends
CER3 総語数1,600

若いイギリス人カップルが、お金があまりないからってんで
イタリア人の友人宅を別荘代わりにバケーションを楽しむ
というお話。
イタリア人の友人は、結婚していて、今は都会に住んでいるから
別荘代わりになる家は空き家なんですよ。
知り合いなのは、イギリス人女性とイタリア人男性。
Just Good Frendsとか言ってますが、怪しい関係に・・・。

イタリア人夫婦が都会に引っ越したのは、元の家は
隣に男性の両親が住んでいて、嫁の行動をいちいちチェック
するし、そもそも田舎で住んでいる人は全部知り合い。
プライバシーゼロという状態に奥さんが耐え切れなくなった
というわけなんです。
イタリアでも、そんな問題があるんだなぁ~、
こういうのって日本だけかと思ってましたよ。

イギリス人女性は、わりと気まま。
最初読んでいたときは、えっ?!こんなキャラが主人公格でいいの?
と思ったぐらい自分勝手でした。
ある意味、『風と共に去りぬ』に似てます。


A Puzzle for Logan
CER3 総語数1,600

独身女性警部ローガンが活躍するシリーズ物。
今回は、大金持ちの男が自宅で殺された事件。
容疑者は、浮気してたかもしれない妻、
お金に困っていた妻の兄弟、
ケチな大金持ちに不満を持っていた共同経営者。
普通です。


Two Lives
CER3 総語数1,500

SSSサイトで評価が高いラブストーリー。
最初のページに手紙があって、話はその50年前から始まるという構成が
面白いです。
途中に、手紙が出てくるのですが、ああ、この手紙に書かれていたのは
こういうことだったのかと納得できる作りになってます。

で、いったいどんな話かというと、16歳のときに恋人同士だった2人が
家の都合で離れ離れになり、50年後に再会するという話です。
少年は引越し先のカナダからイギリスにいる少女に手紙を書いたのですが、
少年のことをよく思っていない少女の父はその手紙を隠してしまう。
少女は、いくら待っても少年から手紙が来ないので、
自分のことは忘れてしまったのねと思い込んでいました。
少年も、何通も手紙を書いても返事が来ないので、
嫌われたと思い込んでいました。
少女の父が死んで遺品整理をしていたとき、少年からの手紙の束を発見し
それがキッカケとなり連絡を取り合います。
さて、66歳の男女の恋の行方は・・・?



読むスピードが上がらない

2006年03月14日 | 英語
英語の多読用の本、だいたい1ページ読むのに2分かかります。
2分だと、次のレベルの本を読んでもいいそうなんですが(大人の場合)、
そんなにあわてても仕方がないので、マイペースというか
手持ちの本に合わせて進めています。

ところが、ふと気づいてしまったんですよ。
どんなレベルでも同じスピードでしか読めないことに!

簡単な本(知ってる単語ばかりとか、文が短いとか)でも
ちょっぴり難しい本でも、単語数が同じなら、1ページ2分。

このスピードって、私の音読スピードなんですよ。
黙読していても、心の中では音にして読んでいるわけで。
あと、一番ひっかかるのが、固有名詞。
読めないので、固有名詞が出てくるたびにスピードダウンします。
MaryとかJimとかSmithなら、さすがの私でも読めますが、
たいてい、読み方がさっぱりわからないものばかり出てきます。
日本語でも全部カタカナで書かれている文章だと読むスピードがダウンするでしょ。
それと同じ感じでスピードダウンします。

固有名詞は慣れるしかないんだろうけど、
基本的なスピードを上げるには、シャドウイングとかした方がいいのかな。
それとも、そのうちに日本語同様、黙読だと音読よりずっと早く読めるようになるのかな。

それとも、もっと下のレベルの本をいっぱい読んだ方がいいのかな。
児童書は意外と難しいので、GRだよね~。
GRってレベルが低いとあまり面白くないしなぁ。。。
お勧め度が高いGRは、たいてい読み終わってるし、再読するほど面白くないし。
で、でも再読がいいのかな。


RING OF BRIGHT WATER, THE SNOW GOOSE AND ...

2006年03月08日 | 英語
読み終わった本の紹介が随分滞ってしまったので、
まとめて書きます。
あ、英語の本ですよ。
日本語の本も溜まってるけど、こちらは1冊またはシリーズ毎にする予定。
映画も溜まってるなぁ。


RING OF BRIGHT WATER
 PGR3 9100語
 オッターのお話でした。otter。
 あれ?goo辞書で発音を確認したら、オッターじゃなくて
 アター って聞こえましたよ。
 いやはや。英語苦手だけど、中でも発音は一番苦手だからな。
 まあ、オッターじゃ、萌える人みたいだし、アターのほうがいいか。
 
 脱線しましたが、otterって、かわうそ。
 都会に疲れた(たぶん)私が、大自然のなかで生活するんですが、
 その友となったのが、otter。
 ここで描かれるotterが可愛いのなんの。
 1段落読むたびに、家人に無理やり説明してしまったほどです。
 そんなだから読むのに時間がかかったけど、なかなか良かったです。
 2代目otterの最後のお話は、涙なくしては読めません・・・。


THE SNOW GOOSE AND OTHER STORIES
 PGR3 12000語

 えっとなんだっけ、これ。
 GOOSEが出てくる話って多いからなー。
 あ、ちょっと思い出してきましたよ。
 たしか、もう一つと思った記憶が。
 原作者は有名な人じゃなかったかな。
 調べてきました。。。
 原作者は、Gallicoです。
 で、SSSの書評サイトでは好評です。
 
 えっとですね、3つの短編があります。
 1つ目はタイトルになっているSnow goose。
 体が不自由な男性が村はずれに越してきて、ひっそりと生活している。
 その男性と少女との心のふれあい。
 そして少女が大人になった頃、男性は兵士救助のため戦場へ。
 という話。
 英語で読むラブストーリーはわりと好きになりつつありますが、
 これはちょっとね。短すぎなのかもしれません。
 2作目は、DOLL。
 呪いの人形の話かなとドキドキしながら読んだら、全然違いました。
 って、1作目読んだ時点でそんな話が出てくるはずないって気付けよ、私。
 主人公の医師が見つけた人形。姪っ子のために買ったのですが、
 その人形のあまりの素晴らしさに、誰が作ったのだろうと興味津々。
 あるとき、その人形作家に会う機会が訪れて。。。
 という、やはりラブストーリー。
 基本的にこの作者とは、ウマが会わないかも。
 3作目はSilver Swanだそうです、SSSの書評サイトに書いてありました。
 頼りの書評サイトにもストーリーを思い出すキッカケとなることが
 書いてない・・・。
 あ、なんだ、まだ手元にあるじゃん、この本。
 というわけで、パラパラ見てみると、
 なんと、この3つの中で一番面白く感じた話じゃないですか。
 老人が散歩中に知り合った若い女性と、その女性の恋のお話ですね。
 老人は若い女性に淡い恋心を抱いている(たぶん。行間を読んだ。
 違っているかもしれない)んですが、もちろん女性には老人なんて眼中にない。
 ふと知り合った男性と恋に落ちるわけです。
 老人はそれを見守るだけ。娘のような恋人のような存在だった若い女性が
 いなくなって寂しい老人の心境が悲しいです。
 
 うーむ、でもこれだけSSS書評と感想が食い違うと、自信なくすなぁ。
 わりと好みが一般的というのが自慢だったのに。
 
 年だから老人の話にピンと来るのか?!
 そうなのか?!

 おまけ。SSSのSNOW GOOSEの書評のページ


あ、なんか記事が長文になってきましたね。
ここまでにしましょうかね。
よっこらしょ、っと。