てっきりてっくり

あっという間に1日が終わっちゃう

ハウルの動く城

2005年01月11日 | 映画、TV
やっと観てきました。
評判があまりよろしくないので、別のを観ようかと言ったんだけど、他の2人は「ハウル」がいいというので、決まりました。

で、ま、全然期待してなかったので、そのわりにはまあまあって感じでしたよ。
ストーリーはおかしかったけど。。。
ストーリー?細かいことは言うなー、ハウルとソフィーが上手くいけばそれでいいんだよ的な話。
そのわりに、ディテイルを楽しむ映画。
カルシファーとかマルクルとかは、かわいい。

そうそう、ソフィーって、18歳だったんですね。
家に帰ってから調べてわかりました。
ちょっとビックリ。20代後半だと思いました。。。。

あと、ハウルの声の木村拓哉がいいということだったので、期待してました。
で、初めての台詞。
うっ!木村拓哉ってこんなに大根だったっけ?
あ、でも、ジプリってみんな棒読みだったっけ。演出か。。。と思い直しました。

ソフィーのキャラ設定はよくわかりました。
あの母と妹がいるから、ルックスにコンプレックスがあって「どうせ、私はブス」と思い込み、一生独身で帽子屋を守っていくんだわと考えている少女。


でも、ストーリー展開上ポイントとなる箇所の説明が弱いので、観ていて「なんだかなぁ」となります。

**** ここからは、ネタバレ。 ******


なにしろ、ハウルとカルシファーの契約の秘密がわからない。
それで、契約を反故にできたら、カルシファーはソフィーの魔法を解いてやると言ってましたが、結局、魔法を解いてくれたのか、今までどおり若く見てているだけなのか、わからない。

また、どうして戦争していたのかもわからない。あっさりやめちゃうし。
あの魔法の先生。ただの若い男好きのおばちゃんって感じ。
それと、最初の頃、ハウルは戦場で何をしてたんだろう?敵を攻撃してたのか、敵味方関係なく攻撃なのか?よくわからない。
ん?戦争って、ハウルを城に呼び寄せるためにしてたのかな?

それと、一番のポイント。
ハウルとカルシファーが契約していて悪い点がわからない。
契約してても、契約してなくても、変わらないじゃん。
契約して、カルシファーをこき使えばいいだけ。強い魔法を使うと、体が元に戻らなくなるって程度でしょ。

これじゃあ、ハウルの心臓とりゲームだよ。

うーん、ソフィー、この恋は前途多難だよ。
なにしろ一国をも左右できる魔法使いの先生が狙っているからね。