ホリー・ガーデン (新潮文庫)
読了日:05月03日 著者:江國 香織
恋愛漫画は好きで読むけど、小説はあまり読まない私。
たまには、ちょっと毛色の違うものでも読んでみようかと、手に取りました。
それでも同時期に買った本のうちでは、一番最後になりましたけど。
読み始めは、主人公の女性の仕事に対する姿勢がいい加減すぎる!とプリプリ怒りました。
あまりの自己中っぷりに、本を投げ出したくもなりました。
しかし、段々、感覚が麻痺していくのか、気にならなくなったんですよね。
不思議な現象です。。。
そのうちに、他の作品も読んでみようかなーなんて気持ちになったぐらいです。
それにしても「象足」というあだ名は、ひどいと思います。
悪気がないのは、わかるんだけど。
読了日:05月03日 著者:江國 香織
恋愛漫画は好きで読むけど、小説はあまり読まない私。
たまには、ちょっと毛色の違うものでも読んでみようかと、手に取りました。
それでも同時期に買った本のうちでは、一番最後になりましたけど。
読み始めは、主人公の女性の仕事に対する姿勢がいい加減すぎる!とプリプリ怒りました。
あまりの自己中っぷりに、本を投げ出したくもなりました。
しかし、段々、感覚が麻痺していくのか、気にならなくなったんですよね。
不思議な現象です。。。
そのうちに、他の作品も読んでみようかなーなんて気持ちになったぐらいです。
それにしても「象足」というあだ名は、ひどいと思います。
悪気がないのは、わかるんだけど。
中でもホリーガーデンはかなり好き作品だったのですが、
最近読み返してみたら、同じく主人公にイライラさせられっぱなし。
同じものでも、読む年齢によってこうも印象って変わるのねと思いました。
でも、確かに麻痺しちゃう何かがありますよね。
同じ作者の「薔薇の木枇杷の木檸檬の木」
がイライラしつつも面白くておすすめです。
主人公は子どもの頃の心を失っていない、ということで、このタイトルなのかな?と思いました。
それで、結果を受け止めることができるなら、それもいいか…と思えてきたり、
いやいや、周りに傷つく人がいるから、駄目でしょ…と思い直したり。
自分の思ったとおりに生きていく、好きなものだけに囲まれて生活するのって、あこがれます。実際には不可能ですけど。
お勧め本、ありがとう。
「薔薇の木枇杷の木檸檬の木」、見つけたらgetしますよー。