てっきりてっくり

あっという間に1日が終わっちゃう

プレステージ

2008年12月30日 | 映画、TV
DVDで。

プレステージって、どんな映画なのか事前情報ゼロ。

でも、最初のシーンで、どんな話か分かってしまった。
だって、原作読んだことあるもん。

クリストファー・プリーストの『奇術師』じゃないの?

わかってても、最初は、なにがなにやらチンプンカンプン。
人名が覚えれないし、時間が戻ったりしているし。

原作とは、2人の奇術師の最初の関係が違っていたので混乱してしまいました。
他にも、色々、違いがあります。
あの原作をそのままやったら、ダラダラした映画になるからね。

原作有りの映画にしては、よくまとめてあります。
オチは、わかっているので、伏線もバッチリわかるし、
よくできてるじゃん、と思いましたよ。


確認したところ、
創元推理SF文庫の解説の末尾に、映画化されると書いてありました。
ジュード・ロウが出演とも書いてあったけど、出てなかった。
テスラ役は、デヴィッド・ボウイ。


じゃすみんさん

アイ・アム・レジェンド

2008年12月29日 | 映画、TV
DVD、たくさん借りてきましたー。

ウィル・スミスのアイ・アム・レジェンド。
地球最後の人間。。。。

うーん、男一人しか残ってないなら、人類、滅亡じゃないのかな?
あ、ウィル・スミスは科学者なのか。。。
というと、クローンとか作ったりして、
人類最初の男=アイ・アム・レジェンド
っていう話なのかなぁ?
ふむふむ。

と、観る前に考えてました。

もうね、すっかり騙されましたよ。


このネタは、もう観たことある。ほかの映画で。


これ以上は、反転で


えっとですね、どんな映画かというと、
28日後です。

ウイルスによって凶暴化するところ、そっくり。

で、なぜか、患者は非感染者を襲う。
不思議なんですよね、これ。
凶暴化して、知能も退化してるんだから、
自分たち同士で、殺しあうような気がする。。。
それと食料ってことなら、鹿が一杯いたから、
そっちを食べるよね。
あの運動能力と人数なら、楽勝でしょ。
もしかしたら、ライオンにも勝てるかもしれない…

あと、
感染犬って、飼いならせるのか・・・
とか
自暴自棄になって死にそうなところをどうやって、助けたのか・・・
とか、
色々不思議。



じゃすみんさん


信長の棺

2008年12月25日 | 読書
信長の謎をめぐる話だそうで、こりゃあ面白そうじゃないですか。
本能寺事件の謎とかって、ワクワクします。
地元民だしね。

薄いわりに上下巻になってました。

さて、この本は、信長に仕えていた今は事務担当の人が、
信長の伝記を書きつつ消えた遺骨を探すという筋立てになっています。
話が始まるのは、本能寺の前後から。

う~ん、最初は面白かったんですよ。
事務処理って大変なのよね、暦が地方によってバラバラで~という箇所は
目からウロコっぽい面白さがあったし、
突然幽閉されちゃって、一体全体何なのこれは?という面白さもバッチリ。

しかし、上巻の後半からは、いけません。
主人公に全然感情移入できない。
おっさんすぎ。
いや、設定年齢は、私とそれほど違わないのに、
おっさん呼ばわりして悪いとは思う。
思うけど、おっさんなんだもん。
キャラだけじゃなくて、全体的な雰囲気(文体?)とか感覚が合わない感じでした。

そんなこんなで、謎解き部分も、なんか詰まんなくなっちゃった。
ごめんなさい。
でも、ちゃんと読了できました。

2点。

逆に、もっとドライに書いてあった方がよかったと思う。
ウエットさの加減というか、質が、私とは合わない。
にしても、いくらなんでも、「あい」って返事はないんじゃないかと…

玉蘭

2008年12月24日 | 読書
古本屋で見つけて購入。

今までに読んだ桐野夏生のほかの本とは、ちょっぴり毛色が違っていました。
いつもは、飛ぶような勢いで読み進めるのですが、
この本のときは、じっくりとしか読めませんでした。
もしかして、失敗か?と心配しましたが、そんなことはありませんでした。
上海幻想とでもいうような感じの本です。

仕事も恋も行き詰って中国に語学留学した主人公は、留学先でも心が晴れない。
そんな日々を送っていたある夜、
昔(戦争前とか)、上海に住んでいた伯父の幽霊が現れる・・・
というそんな感じで始まります。

仕事とか恋に行き詰ったら、なぜ留学するのか、
そのへんは不思議なんですが、これって一般的なのかな。
まあ、それはそれとして、主人公の話、叔父の話、などが交互に書かれています。

女性作家ということで、男性作家の書く女性に比べると、リアル感があります。
逆に男性はあまり現実的じゃないのかもなぁと思ったりしますが、どうなんでしょ。
この作品では、伯父の恋愛相手がたくましくていい感じです。

4点です。
薄さのわりには、読み応えがあります。

オイディプス症候群

2008年12月23日 | 読書
どうやら、シリーズものの2作目らしいことに、読み始めて気づきました。
ま、いいかーと気を取り直して、読了。
多分、問題なかったと思います。

えっとですね、この本は本格推理ものなんですけどね。
一応、ストーリーとしては、孤島での連続殺人事件。
バリバリ本格っぽい舞台設定です。
それに、謎のウイルスが絡む、分厚い上下巻というもので、
続きが気になって、読み終わるまで、眠れませんよ~
というのを期待して買った本です。
ですが、ですが。。。

まず、外人だったので驚きました。登場人物が。
日本人は一人だけしか出てきません。
それはいいとしても、登場人物たちの会話が長いんですよ。
しかも哲学的な話を延々と何十ページも繰り広げるんですよ。
そんな話をしてる余裕があるのか、殺人事件だろ、
と思うんですが、夜更かししておしゃべりしてるんですよ、この人たち。
その上、その話が、わかりにくい。
最初は、なんか難しそうな話だから、私じゃ理解できんのか?
と思ってたんですが、文体も悪いと思います。
それと、探偵役の中心人物が何歳なの?この舞台はいつの時代?と思っちゃう。
たぶん、私より10歳ぐらい年上で、作者と同じ年という団塊世代なんだろうな。
でも若いから、舞台としては1980年代ぐらいか?
そういえば、携帯電話とか出てこなかった。
アンテナ立たないかもしれないけど。

で、肝心の推理部分は、イライラするところがなきにしもあらずという程度。
まあ、そこそこ面白かったです。
でも、あの登場人物会話がねぇ。
あまり他の人にお勧めできない本です。

点数は2点。
探偵が冷たすぎるので減点。

しゃばけ、ぬしさまへ

2008年12月22日 | 読書
「しゃばけ」と「ぬしさまへ」は作者が同じで、シリーズものです。
当然シリーズの最初が「しゃばけ」で、「ぬしさまへ」は2冊目です。

江戸時代もので、妖怪とか出てくるけど、全然おどろおどろしくないです。
ギャグタッチの推理物、江戸時代だから捕り物っていうのかな?
ところどころに挿絵があるんだけど、妖怪が可愛いです。
一口じゃなくて、ひとことにも書いたけど、
家鳴っていうのが、むちゃくちゃ可愛いです。
顔は鬼で怖いけど、体は小さくて、しかも、うじゃうじゃいる。
ほら、家って、時々、みしっとか、ぼきっとか、何にもなくても音がするでしょ。
そういう音をたてるいたずらをするだけという妖怪です。

「しゃばけ」は長編(薄っぺらいけど)ですが、
「ぬしさまへ」は短編です。捕り物以外もあって、しみじみしてたりもします。
あ、主人公は人です。
大店の若旦那(18ぐらいだっけ?)で、病弱です。
とことん病弱なところが、目新しい感じです。
「ダイ・ハード」の主人公が斬新だったのと似た感じです。

これは、続きも読みますよ。

点数は3点
あ、「ぬしさまへ」の1部は4点

オーデュボンの祈り、魔王

2008年12月21日 | 読書
オーデュボンの祈りと魔王は作者が同じです。

最初にオーデュボンを読みました。
やっぱり初めて読む場合は、デビュー作から読まないとね、という理由で。
で、オーデュボンが意外と良かったので、
古本屋で見つけた魔王を買って読んだと、そういうわけです。

さて、オーデュボンの祈りですが
鎖国状態の島で突然目覚めた主人公が、不思議な人たちに会うという話です。
島で殺人(?)事件が起きて、その謎を追っていきます。

最初のうちは、なんじゃこりゃ?的な感じでした。
なにが「なんじゃこりゃ?」かというと、それはカカシとか桜とか…
でもまあ、文章は平明で読みやすいことは読みやすいので、
つらつら読んでいくうちに面白くなっていきました。
最後は、なんとも不思議な読後感。
けっこう、気に入りました。

そんなわけで、次に読んだのは魔王なんですが、
オーデュボンに比べれば、普通の設定です。
やっぱりふんわりしたイメージはあるのですが、
えっと、話を、えっと、忘れました…
あっ。
思い出しました。Amazonの説明を読んだら。
って当たり前か。
そうそう、そういえば超能力系の話だったっけ。
なんか続きがありそうな感じだったので、続きが読みたいと思ったっけ。

点数は4点

チーム・バチスタの栄光

2008年12月20日 | 読書
チーム・バチスタの栄光は、普通に面白かったです。
軽く読めるし、上下巻だけど、薄っぺらいから、通勤の友に最適です。
隣の人などに覗かれると困るシーンは、たぶん、なかったような気がします。

バチスタ手術中に患者が死亡することが続発して、
その原因が何なのか調べるという話です。
なんというか、キャラが立ってます。
調査する人が主人公なのですが、その主人公が会う人を動物などに喩えます。
それもイメージしやすくていいんでしょうね。

バチスタ手術自体も、マンガ医龍で絵で見てるから、とっつきやすいです。
医龍の方がパンチが効いているけど。

まあ、そんなに期待せず、軽い気持ちで読んで、暇つぶしになるという本です。

体調が悪くて気持ち悪いときにもいいかもしれない。
この作者の他の本も買ってみようかな。
作者は海堂尊でした。

点数をつけるなら3点(5点満点)

ハンサム・スーツ

2008年12月01日 | 映画、TV
見終わったあと、『洋服の青山』に行きたくなる映画。
ついつい、よ~ふくのあおやま♪と歌いたくなる。

料理店の店主で、料理の腕も性格もよい、悪いのは見た目だけの主人公が
着ると変身できるハンサムスーツでハンサム生活をエンジョイする話。
で、十分だと思うけど、それじゃあ、落ちがないので(?)、
見た目を中身のどっちを選ぶか~という話っぽくなってます。

しかし、どっちを選ぶかって言ったって、
ハンサムスーツを着てても、脱いでても、中身は同じ人ですよね?
だったらハンサムな方がいいのでは?と思うんだけど、どうなんでしょう。

前半部分は面白かったです。
声に出さずに笑っていました。
苦しかったです。
後半部分はもうひとつ。やりすぎ感が出てきてしまいました。

だよね、のところがピークでした。

うん、でも、予想していた通りだったので、自分的には満足できました。

イーグル・アイ

2008年12月01日 | 映画、TV
そのうちに感想を書こうと思っているうちに、2週間以上たってしまった。。。
みた当初は、そこそこ面白いと感じたように思うけど、
時間がたつにつれ、「あれ?どんな話だっけ?」状態に…
最近、もの忘れが酷いせいだけじゃないと思う。
そういう映画だったんだと思う。

さて、どんな映画かというと、「イーグル・アイ」でした、そうでした。
思い出してきました。
突然、主人公の家に武器がどっちゃり取説付きで送られてきて、
なんじゃこりゃ?状態ところへ、今からXX秒後にFBIがやってきる、逮捕されちゃうから、逃げろという電話。
なんじゃこりゃ?がさらに、なんじゃこりゃ?状態になりつつも、
なぞの指令に従って、逃げ続ける。
さて、なぞの指令を出しているのは誰?その目的は何?という映画です。

スリリングでスピード感あふれる展開で、そこそこ面白いです。
とくに、電光掲示板とか、えっ?こんなところに指示が?!というのが楽しい。
カーチェイスは、どの車に主人公が乗っているのか、何がなんだかわからなくて、いまいちでしたが。

あと、つっこみたいのは、水中に落ちた女性。
落ちたとき、あー死んだなと思ったのに、這い上がってきて、びっくり。
冷凍窒素じゃなかったっけ?
普通の水だったのかなぁ?
ボーマンは死んだんだよね?

あとから考えてみると、この目的のために、どうしてこんなことをしたのか、
他にもっと簡単にできる手があるような気もしましたが、
黒幕は普通の人とは考え方がずれてるから、しかたがないんだよね、
頭はいいけど、精神的にはまだ子どもなんだよね、
という設定かもと納得しました。

まとめると、電光掲示板とか電車の制御でバクバク進んでいくところは面白かったけど、
全体的にデジャブーな感じの映画でした。


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じゃすみんさん:【洋画】イーグルアイ