てっきりてっくり

あっという間に1日が終わっちゃう

[ First Wave -Subject 117- ]

2005年04月28日 | 英語
PGR2、総単語数6600。
First Wave -Subject 117-

Cadeは、愛する妻と幸せな生活を送っていたが、最近、妙なものが見えたり、聞こえてきたりする。
そのうちに、クレジットカードは使えなくなり、仕事は首になった。銀行でお金を下ろそうとしても、預金がないと言われてしまう。


えー、エイリアンものなんですよ。tentaclesとかっていう。
意味をしらべてみました。『触手』だって。

ということで、主人公がどうやってこの無敵っぽいエイリアンと戦うのか、一生懸命ページをめくりましたが、どうやら、これは、続きものですね。。。。
しくしく。。。。


【評価】
★★★

だって、主人公がエイリアンに宣戦布告するところで終わってるんだもん。
そりゃないでしょ。


多読単語数【33.0】万

ガダラの豚

2005年04月28日 | 読書
予告編で、次は『大暴風』と書いたのに、思いっきりはずしました。

中島らもの『ガダラの豚』です。

この作品、前に漫画喫茶で漫画化されたのを読んだことがありました。
1巻しかなくて、最後は、「つづく」になっていて、とても悔しい思いをしました。

というわけで、この本を読むにあたり、漫画の1巻と1部と同じかなーと思っていたら、違うじゃないですか!

最後まで読んだので、断言できます。

漫画とらもの小説は、別物です

でも、どうしてもビジュアル方面の想像が、漫画に引きづられてしまいます。
困ったものです。漫画は読まなかった方が良かったです。

どんな話か一言でいうと、アフリカの呪術と日本の呪術(かな?)の戦いです。

1部は、アフリカで起きた事故で娘を亡くした主人公の妻が、新興宗教にのめりこんでいくというもの。
2部は、アフリカ旅行。
3部は、日本。

(だんだん説明文が短くなっているのは、ネタバレを避けるためです。)


2部が一番、面白いかな。アフリカの風物詩も出てくるしね。
で、これを読むと、私はアフリカには絶対行けないなーと、わかります。
虫はものすごく苦手なんですよ。
蚊だって、2,3匹、ぶーんと飛んでいるぐらいならいいけど、蚊柱は勘弁してください。


ガダラのことを、ガラダと読み間違えていました。
ガダラって、ガンダーラと何か関係があるのだろうか?

[ Sweet Valley High -Secrets- ]

2005年04月27日 | 英語
PGR2、総単語数7700。
Sweet Valley High2 -Secrets-
前回と同じシリーズものです。

美人双子姉妹の片方が、片思いの彼をGETするために考え出した方法は、ダンスパーティで女王として選ばれること。彼は、キングに選ばれるはずだから、そうすれば2人の仲は急接近。
しかし、強力なライバルがいる。


うーん、どうもやり方が汚くて、ついていけませんでした。

ところで、ライバルというのは、双子のもう片方の親友で前回も出てきたのですが、このときは、違う高校に通っている男の子のことが好きで、他の男なんて眼中になし!って感じだったのに、この本ではしっかり別の男性とつきあっています。
さらに・・・えー、ま、ネタバレしてもいいよね、
付き合っていた彼に振られて、思いっきり落ち込んでいたのに、新しい男が目の前に現れると、ちゃっかり乗り換え~。
。。。まあ、若いから許すことにするか。


そうそう。
この本では、構文がよくわからないところがありました。
構文っていっても、別に細かく見ているわけじゃないですよ。
単に、文の区切りがどこかよくわからなかったってこと。
どれが述語か、どこまでが主部か、分からなかった。。。

あと、読書スピードも計算してみました。
だいたい、大雑把にですが、分速120wordsぐらい。
これって、SSS方式の最低スピード。
駄目じゃん。
分速180words位で読めないと駄目と書いてありました。
あ、ちょっと待て。

おお、おとなはいいみたい。
200万語達成までは、スピードはどっちでもいいって。
自分が楽しく読めればいいそうな。
あー、よかった。


【評価】
★★★

多読単語数【32.4】万

星の書

2005年04月23日 | 読書
さて、イワン・ワトスン『黒き流れ』の第2作『星の書』です。
前作『川の書』のネタバレをせずに書くのは難しそうですね。
困りましたね。。。

とりあえず、主人公は17歳の女性だったけど、『川の書』の冒険で1年は過ぎたと思うから、今は18歳か20歳か、まあ、そんな年です。
そして、『星の書』は、そのまんま『川の書』の続きです。

これらの作品が、他の冒険談と少し違うなと感じる点は、主人公が事件を解決した方法について、ちゃんと悪い面も書かれていて反省することです。
あの時は、この方法がベストと思って実行して鼻高々だったけど、良く考えてみたら、他の人たちに迷惑をかけてしまった、考えが足りなかったと、主人公は落ち込んだりするんですよ。

『星の書』も、そんなところから始まります。
で、思いもかけぬ展開になり、とんでもないところに行き、ひええぇ(笑)という設定があって、ありゃりゃあとなります。
。。。
うー、だって書けないよう。ネタバレしちゃうじゃん。

そうですね、『星の書』というタイトルから受ける印象とは、少し違う話ですね。
なんだか、宇宙をまたにかけた大冒険という印象があるじゃないですか。
こっちの銀河から、あっちの銀河へ、というふうに。
それとは、ちょっと違います。
一応、宇宙空間には、行きますけどね。。。

シリーズ最後は『存在の書』なんだけど、持ってないから読めません。
ちょっとほっとしたり。
もし、持ってたら、絶対続けて読んでしまい、記事で紹介できないよぉと泣いていたと思います。

というわけで、次は何かな。
『重力の虹』じゃないことは確か。少しづつ読んではいるんですけど。
多分、『大暴風』かな。『成長の儀式』のコメント欄で『軌道衛星』の話が出たときに、そういえばジョン・バーンズの未読本があったなと思い出したから。

[ Sweet Valley High -The Stolen Diary- ]

2005年04月23日 | 英語
PGR2、総単語数6600。
Sweet Valley High84 -The Stolen Diary-
女子高校生を描いた作品で、このシリーズがテレビ番組にもなっているようです。
84って、まさか1984?

美人双子姉妹が主人公のようです。
このThe Stolen Diaryは、その双子の片方の恋物語。
付き合っている彼が、浮気して、結局、モトサヤに戻るまでの話です。

もしこれが日本語で書かれた小説ならば、絶対読まないたぐいの本です。
でも、英語で書かれていると、そういう話でも、なぜだか読めちゃうんですよね。
しかも、先がどうなるんだろう?と結構、楽しかったりして。。。


【評価】
★★★★


多読単語数【31.6】万

川の書

2005年04月21日 | 読書
イアン・ワトスンの「黒き流れ」シリーズの第1話、『川の書』です。
『星の書』『存在の書』と続きます。
しかし、私は、『存在の書』を持ってないんですよねー。
『川の書』を読もうとしたとき、嫌な予感はしたんですけどね。

多分、品切れだろうなと調べたら、あたり。
しかも、定価612円のところ、中古価格1800円ですよ。しくしく。。。
ま、川と星の2冊は、古本屋で1冊300円で買ったからいいけどさ。
ちなみに、星の書は、Amazon中古価格1500円。
そうそう、検索するとき、『黒き流れ』で検索するといいですよ。
うっかり正直に『川の書』とか『星の書』で検索すると、なかなか目当ての本が出てきませんから。


さて、『川の書』ですが、前回書いたとおり、主人公は若い女性です。
17歳ですよ!!
年の割りに、とてもしっかりしています。
この女性のいる社会が女系社会ということも関係あるかもしれないですね。
で、職業が船乗り。

この舞台となる場所は、とてもへんてこりんな場所なんです。
大きな川が南から北に流れていて、大陸を東西に分断しています。
東岸と西岸は、交流がありません。というか、交流不可能な状態です。
川の中心に『黒き流れ』というのがあって、渡ることができないのです。
主人公が住んでいるのは東岸。
で、男性は1度は川に出ることができるのですが、2度はできません。
2回目に川にでると、気が狂ったようになって、川に飛び込んで溺れ死んでしまうのです。
女性は、OK。
また、川の反対側は砂漠で、奥地へは発展できないようになっています。
川岸に点在する町から町へ移動するのは、川を船で行くか、陸地を徒歩で行くかのどちらかです。
まあ、徒歩は大変だから、交通手段としてはあまり使われていないです。
そうそう、海は航海不可能。(だそうです。)
で、南は、大絶壁。川は、絶壁から突然、始まっています。

本当にへんてこりんです。
どうして世界の仕組みがこんなになっているんじゃー?!と叫びながら(心の中で)読み始めました。

まあ、そんな世界で、主人公は船乗りとして見識を深めたりして成長していき、西側とか絶壁の奥とかに行ったりして、世界の謎を解くんだろうなぁ。
どうして女性だけOKかとか、黒き流れって何?とか、ね。


実際には、そういう一面もあるけど、最終的には、おそらく、どなたにも意外な展開だと思います。
予想できる人は、いないだろうなぁ。
私も、「はあ?」と思ったもん。
危機対処法も、ちょっと笑ったな。。。

思っていたよりも、すごく面白かったので、続けて『星の書』を読みましたよ。
『星の書』については、また明日ぐらいに。

[ The Secret Garden ]

2005年04月21日 | 英語
PGR2、総単語数9800。
The Secret Garden, 『秘密の花園』です。


お金持ちでわがままいっぱいに育ったMaryは両親が病死したため、お金持ちのおじさんにひきとられることになりました。
おじさんは、10年前に妻を亡くし、そのショックから立ち直れないため、人付き合いを嫌い、変人だと思われています。
Maryは自分の部屋(続き間で2部屋ありますけど)と、庭以外は出歩いてはいけないと言われました。
庭は、沢山あるのですが、そのなかに周りを壁で囲まれ、どうしても入ることができないものがあります。


小学校のときに読んだ記憶はあるのですが、内容については、すっかり忘れていました。
ありがちな話ですが、ミステリーっぽい雰囲気もあり、どんどん読んでしまいました。

簡単なのに、別の意味があることを知らなかった単語がありました。
crossです。
She is ugly and cross.
といった具合に使われていました。
何回か出てきたので、大体の見当はつきました。

今調べたら、思ったとおり、
ご機嫌斜めの、機嫌{きげん}が悪い、不機嫌{ふきげん}な、
むくれて、イライラした、腹を立てた、つんつんしている、怒りっぽい

でした。

あと、Money to Burnにも出てきたけど、closeも。
こんな文。
The horse moves closer to her.
closeって、ずーーーっとくっつけるということだったんですね、だから、「閉じる」なんだ。


【評価】
★★★★★


多読単語数【30.9】万

 30万突破。ブヒ。


成長の儀式

2005年04月20日 | 読書
調子が悪かったので、本を読みました。

「ハヤカワ文庫20周年記念アンコール」という帯がついている本です。
20周年って、いったい、いつの出版かというと、1990年でした。今から15年前か。。。
そうそう、このアンコールフェアには恨みがある。
本の流通システムに。
近所の小さな本屋にアンコールフェア参加作品のうちSFをほぼ全部予約注文したのに、半分ぐらいしか手に入らなかったという。
最初から大型書店に予約しておけばよかった。

というわけで、これは、1968年ネビュラ賞を取ってますね。
同年の作品に『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』もあります。
アレクセイ・パンシンという人が書いてます。。。知らないな。
タイトルからして、少年の成長物語ですが、違うんですよねー。
残念ながら、少女の成長物語なんですよね。
それに読み終わったみると、成長物語というより、社会に対する姿勢はどうあるべきか的なことが書かれていたという印象が強かったです。


舞台は、宇宙船。
宇宙船内で人々が生活しています。
おや?「宇宙の孤児」(ハインライン)の少女版かい?と思ったんですが、「宇宙の孤児」とは違い、自分達が宇宙船に乗っていることはみんな知ってます。
それに植民惑星もたくさんあって、交易っぽいこともしています。
地球は、人口爆発を原因とする戦争で滅んでしまいました。
それで人口抑制政策が積極的に取られています。
船では、14歳になると植民惑星で30日間生き延びるという試練を受けなくてはいけません。
このため12歳半から、そのための訓練が行われます。

ということで、この本は、主人公が12歳のところから始まっています。
そして、日常生活が淡々と続きます。
このあたり、あまりSF的なビックリ仰天は、ないです。
半分ぐらいまで読んでも、まだ『成長の儀式』にならないので、どうなってんの?と思いました。
とはいえ、楽しくサクサク読めますよ。


で、解説とあとがきによると、このパンシンという人はハインラインのファンだそうで、最初に『宇宙の孤児』?と思ったのも、あながち見当違いでもなさそうでした。
ただ後年のハインラインには反対していたようです。
たとえば、最近の社会でいうと、イラクは独裁政治で人権が無視されているから、わが国はそれに対してミサイルを撃ち込んでやっつけるのが良いというのがハインライン流だとすると、それに対する穏やかな反論がこの本です。ちょっと中途半端でぬるいですけどね。
このぬるさも、エンターテイメントを重視するという作者の姿勢のようです。


最初の設定の人口爆発の未来って、今になってみるとありえない気がしますね。
少子化って、アジア諸国でも随分進んでいるんでしょ。
ギスギスしてストレスが増えた社会では、そんなに子どもが生まれないってと思いました。


さて、次に読んだのは、少女からもう少し成長した女性の話ということで、イワン・ワトスン『川の書』。
今度、記事にします。

[ The Story of the Treasure Seekers ]

2005年04月20日 | 英語
PGR2、総単語数6300。
The Story of the Treasure Seekers
原本は、「宝さがしのこどもたち」というタイトルで翻訳が出てました。

お父さんが事業に失敗して貧乏になってしまいました。(お母さんは死んで、もういない)
そこで、子どもたち6人兄弟は、お金儲けを試みます。
庭に穴をほって宝物がないか探したり、自作の詩を新聞社に売り込みに行ったり。
周りの大人は、そんな子ども達を暖かく見守ります。

それは、ちょっとまずいんじゃないの?ということも、子ども達はやっちゃいます。
読んでいて、これは子供向けだなあと感じました。
今回記事を書くために調べたら、やはり福音館古典童話シリーズ で出ていて、
対象年齢は小学校中学年から。
暖かいほのぼのとした話です。


そうそう。
丁度、英文法の本を読んで、そうだったのか!と感心した部分が出てました。
"Listen," I said. "I heard the front door."
ってところ。
hearとlistenの違いについて。
hearは意識してなくても聞こえるってことだそうで。知らんかった。。。


【評価】
★★★


多読単語数【29.9】万

うーん、四捨五入すると30万になるんだけど、未満だから、29.9にしておきます。。。

[ Money to Burn ]

2005年04月14日 | 英語
PGR2、総単語数6200。
Money to Burn、PGRオリジナルです。

廃棄処分にされるはずの札束が運搬中に盗まれた!
丁度、嵐が来たときで、泥棒たちは一夜の宿のために目に留まった農家に入っていく。
誰もいないと思われた農家だったが、14歳の姉と12歳の弟が泥棒の目を逃れ、ひっそりと隠れていた。。。

現在形で書かれているため、緊迫した雰囲気が感じられます、と言いたいところですが、まだそこまでの英語感覚がないです、私。
多分、そうなんだろうなぁ、と思うだけで。
なんだか妙に読むのに時間がかかりました。


【評価】
★★
ちょっと、きびしい評価。
3つにしようか、悩んだんだけど、たまには2つもいいかなと思って。

多読単語数【29.3】万

さあ、次はいよいよ30万越えだ!