適材適所の会 新着活動状況

私たち適材適所の会は、「国産材の持続的活用と環境の両立」の大切さを
「木育」を通して訴えていく活動をしています。

【木が奏でる音】

2011-04-14 19:21:36 | 木の話し
 
 『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!


 皆さんも知っている“キツツキ”は、樹木を叩いたときの音によって餌を見つけ、

同時にその木が「住まい」に適しているかを判断しています。

生きた樹木(立ち木)は叩いたとき、音の伝わる時間が短い(つまり速度が速い)ほど

強さも大きいと言われます。音が伝わる速さは、樹種によって大きく異なります。

私達の国の森林はスギ・ヒノキなどが育っていますが同じ林で植えられ、同じ年数が経過した

同じ樹種でも強さや形状が違います。まさに人もそうですよね。同じ顔・体格・性格など

似ている人はいてもすべてがオンリーワンです。


例えば、日本で1番生えている“スギ”ですが、強さが大きなスギは毎秒約4キロメートル、

強さが弱いスギでは毎秒焼く2キロメートル。音が5分間で伝わる距離にすると、

後者が東京から神戸、前者は東京から博多に到着するといった違いになります。




杉で作った“カリンバ”という打楽器。同じ音は出ないまさにオンリーワン。 (小川)


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