適材適所の会 新着活動状況

私たち適材適所の会は、「国産材の持続的活用と環境の両立」の大切さを
「木育」を通して訴えていく活動をしています。

【Jパネル入荷】

2009-10-30 18:37:34 | 木の話し

『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!


 杉の間伐材を利用してつくられた三層クロスパネル通称“Jパネル”。

お客様からの問い合わせで今回、取り寄せしました。いろんな用途があり、木造住宅において

柱と柱の間に落とし込み又は、はめ込む事により構造体をつくったり床板としても使ったり。

表面が仕上げ材として使用されるので梱包もがっちりです。





厚みは30ミリと36ミリがあり36ミリに関しては本実加工してあります。


写真の左と右で節の数や大きさの違いがありますが、間伐材ですので、まったく節のない

パネルというのはなく、また抜けた節の補修は両面可能です。



今回は抜け節の補修なしを手配しました。

杉が少しづつ使われていく事は大変嬉しい事です。Jパネルの上に床板を貼るのであれば

杉の無垢板をおすすめします。



写真は“力もち”といって床板の下に貼る杉の下地材です。

ただ、合板にカラーフロアという仕上げが一般的ではないでしょうか。

コストと施工が楽!!というのが理由ですから。  (小川)

【杉100%の合板】

2009-10-28 15:14:52 | 木の話し


『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!



数ヶ月前に木材組合の人から100%杉・檜を使用した針葉樹合板あるのですが

どうですか?と、もちかけられた。当時の相場からは杉で2~300円程高かった。

また、そこまで既存の松を使用した合板が品薄状態になっていなかったのもあってか遠慮しました。

しかし、最近では“Jパネル”(おそらくJAPNパネルの略)といった杉・檜・唐松を

使用した国産材3層パネルが全国的に広まっています。


今回は12ミリ厚の3X6サイズ。聞くとサイズはこの1種類のみだそうでゆくゆくは

3X8・3X9サイズそして9ミリ厚も商品化されるそうです。

写真の山にも書いてありますが京都の杉を使用しています。まだ入荷したばかりなので

大工さんや施工してからの現場の声は掲載しますので楽しみにしていてください。(小川)



「木元 竹裏」

2009-10-08 09:22:16 | 木の話し

『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!


「木もと 竹うら」と言う言葉をご存知でしょうか?

この言葉は、昔の職人が木や竹を鉈で割る時にどちら側から鉈を入れるか

分かりやすく言った言葉です。

木は元(下)から裏(上)へ向って鉈を入れて、逆に竹は裏(上)から元(下)

へ向って鉈を入れて割れば真直ぐ綺麗に割れます。

昔の職人さんは、この様な言い方で分かりやすく伝承したのでしょうね!

来年の夏に流しそうめんを企画している人は、是非この言葉を思い出して

竹を割ってみてくださいね。

夏前に書けば良かったですね。(*c*)  (鈴木)

「黒竹」 

2009-10-07 15:46:34 | 木の話し
『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!


 
 この写真の竹は、黒竹と言う竹の種類です。

和室の窓や欄間や天井板を吊る竿縁などに使用します。

よくこの竹は色を付けていると勘違いされますが天然の状態で黒いのです。

ただ生えてきた時は、青い色をしています。

この写真の左側が今年生えた竹です 9月では真っ青でした。

10月に入りだんだん黒くなってきましたが、まだ少し青さが残ってます。

右側は、一昨年より前に生えていた竹です。真っ黒でしょ。

太く生長すると黄色と黒のまだら模様になりす。そうなると虎竹と呼ばれます。

この黒竹の竹の子も食べられるのですよ!


19世紀 エジソンが、真竹の繊維を炭化させたものをフィラメントに使用して

電球を発明した事を知ってましたか?  (鈴木)




神無月突入!!

2009-10-01 17:43:57 | 活動状況

『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!



朝・晩を半袖で過ごす事が厳しくなってきましたね。

今日10月1日はコーヒーの日・醤油の日など調べるといろいろな記念日がありました。

そんな中、とある駅前で見覚えのある格好をした子供達が大声で呼びかけていました。

今日から「赤い羽根の共同募金運動」が始まりました。実は私、小学生の頃にボーイスカウトに

入っていました。夏はキャンプ場にて自炊をし自分達で設営したテント内での宿泊など。

そのひとつに募金運動を渋谷駅前で行ったことがあります。もう20年以上前の事でしょうか。

当日は、あいにくの雨で10月とは思えない程、寒かったです。おそらく私一人だったら

諦めて帰っていたところでしょう。しかし、同じスカウトの仲間達がいたから

共に声を張り上げ募金運動をしました。終わったあとに食べた熱々のラーメンが、

冷え切った体だけでなく心もあたためてくれたのを思い出しました。


森林に関しては「緑の羽根募金」があり、他にも海難救助活動を援助する「青い羽根」


腎臓移植の啓発促進のための「黄色い羽根」があるそうです。


ちなみにボーイスカウトの握手は左手で行い、人差し・中・薬指3本を揃え、

親・子指で包みます。 (小川)