適材適所の会 新着活動状況

私たち適材適所の会は、「国産材の持続的活用と環境の両立」の大切さを
「木育」を通して訴えていく活動をしています。

【高い商品には、理由があるんですよ!】

2010-01-21 08:10:40 | 木の話し
『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!


江東区にある新栄銘木さんは、貼り物の「上り框」「巾木」「床柱」「落掛」「床框」等を

製造してる加工屋さんです。

貼り物でも、0.25ミリの単板貼りから3ミリの無垢板を貼るものと有りますが、この新栄銘木さんは、

3ミリ無垢板貼り専門店です。

施工されてしまうと0.25ミリの単板貼りと3ミリ無垢板貼りでは一般の方には区別が付かない為、

耐久性など求められる上り框などもせいぜい上場に、0.6ミリ単板、正面(見付け)に

0.25ミリ単板の商品が施工されてしまいます。

家の中で消耗が激しいパーツで、上位に来る“上り框”なのに単価が高い理由で使われない事が多いのです。

でも、どれだけ高いのかと言うと、長さ1820ミリの商品で寸法や材種にもよりますが、

差額は1万円も変わらないはずです。

数百万~数千万円のリフォームや新築の家で、1万円ケチって何なんだ!って、思うんです。

この1万円の差額が10年後15年後には、数十万円~数百万円の差になるんですよ。

なぜかと言うと、上り框がダメになるとフローリングも張り替えなければならないからです。

単価が高いには理由が有るのです。

この差を説明出来る施工業者、販売店から商品を購入する事が後悔しない

リフォーム&新築をするコツかも知れませんね。

家の新築&リフォームに保障を付けてる業者はたくさん有りますが、上り框や床材の保障期間を

確認した事は有りますか??

その保障は、セイゼイ3年~5年程度の業者がほとんどだと思います。

その保障期間が過ぎると実費で直さないといけないって事をしって商品を選んで下さいね。 (鈴木)

【門松にも神棚にも数にこだわりが!】

2010-01-20 08:12:55 | 木の話し

『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!



年明けの年始まわりで取引先の材木屋の社長から門松の土台の荒縄の縛り方で
上から7巻き5巻き3巻きなのか?下から7巻き5巻き3巻きなのか知ってるか?と聞かれて

エッ???巻き方って有ったの??って 知りませんでした。

皆さん知ってましたか?どうも下から上に向って7巻き5巻き3巻きが正解のようですが、

理由がまだ分かりません。

注連縄も七五三縄と書いて「しめなわ」と読むようで、何かこの数に深い意味が有るようです。

どうも 天神七代 地神五代 三貴子と神様との関連の数字のようです。

神棚の寸法も長さ3尺6寸5分 幅1尺2寸の定番の寸法も365日12ヶ月神様に

守ってもらうと言う語呂合わせだと私は教わりました。

建築にはこれだけではなく、昔の大工さん達は住む家の幸せを願って寸法取りをしてきたと教わりました。

昔の大工さんは凄い。  (鈴木)

【縁起を担ぐ2】

2010-01-14 15:28:22 | 自然の話し

『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!


 2010年新たな年を迎えましたが初日の出・初詣など年初めには様々な行事がありますね。

その1つに7日の朝に七草粥を食べるという習慣があります。正月のご馳走で疲れた胃腸を休め、

冬場の栄養補給も兼ねて、セリ・ナズナなど7種の若葉を食べるとその年1年、

病気にならないといわれています。

1月7日は「人日」とも言い、五節供のひとつでもあります。3月3日は桃・5月5日は端午

7月7日は笹・9月9日は菊となります。節というのは文字通り、季節の語源にもなっている

節目のことをいいます。また『せっく』という字にも節供と節句の2つあるそうですが、

節供は“節目に供えるもの”節句は“節目にささげる詩や和歌”の意味だそうです。

現代においては歌を詠むという習慣はありませんから“節供”となりますね。

おせち料理も本来元旦の『節供料理』と言えるのではないでしょうか。 (小川)


【縁起を担ぐ】

2010-01-13 09:02:07 | 木の話し
『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!


新年明けましておめでとうございます。

2010年は昨年以上に“国産材の活用と環境の両立”に邁進して参ります。


今年は、2月には冬季五輪がバンクーバーにて開催。6月にはサッカーW杯が南アフリカにて開催。

とスポーツ界は大いに盛り上がります。昨年2連覇を達成したWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)

ですが2013年の夏に第3回大会を開催予定との事。

スポーツ界に負けないよう木材業界・建築業界も盛り上げていきたいと思います。

下記の写真は、来年の干支をあしらった通称「正月飾り」です。

縁起ものであったり、ご近所の方が毎年楽しみにしてくださったりするので毎年飾っています。

縁起を担ぐという意味で9の付く日ではなく8の付く日に飾ると良いと言われてきましたが

先日ある方がおしろい事を言ってました。それは29日に飾れば“ふく”のつく日じゃないかと。

なるほど。ありがとうございます。また今年も飾るので見にきてください。 (笑)  (小川)