適材適所の会 新着活動状況

私たち適材適所の会は、「国産材の持続的活用と環境の両立」の大切さを
「木育」を通して訴えていく活動をしています。

【長老を囲む会 第二章第二話「里山を知る農体験」】

2011-02-26 17:55:15 | イベント案内
『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!


昨年、会長加藤が長老を務めた“長老を囲む会 第一章”から、ふんどし山ちゃんこと山崎まことさんに

バトンタッチした第二章。2月5日に第一話が開催されましたが、今回は第二話のご連絡。

都心からわずか70分のところにある埼玉県小川町で、里山を知る農体験をしてみませんか。

緑豊かな外秩父の山々に囲まれ、小川和紙や小川絹といった歴史があり、建具、酒造などの伝統産業で古くから栄えた町です。

日時:3月5日(土) 10時~16時(目安)

会場:小瀬田(埼玉県比企郡小川町増尾 西中学校そば)

集合:午前10:00

東武東上線・小川町駅集合・または、JR八高線「小川町駅」改札出て階段を降りたところ
※東部東上線 東京にも「小川町駅」があるのでご注意ください。


費用:2,500円(昼食代等、謝礼、備品代等。現地にてお支払い)、
小川町までの交通費は各自ご負担ください。
保険は別途かかります(検討中)。

申込みの締切:3月2日(水)までにagari@reformlab.jp 上利さんまでお申し込みください。
尚現地の準備の都合上、キャンセルの場合前日までにご連絡をお願いいたします。

持ち物: 暖かい服装、汚れてもよい服装とシューズ。軍手。タオル。水筒。

レジ袋(汚れ物を入れたりゴミ袋にしたり、いろいろ便利)。



【函館講演・その2】

2011-02-24 16:02:43 | 活動状況
『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!


 引き続き函館講演の第2弾。今回は、講演前に訪問した「道南の杉を使った家」のレポートをします。


玄関を開け中に入るとなんとも気持のいい空間を味わう事ができ、床と壁には“道南杉”が貼られてありました。



壁の一部にはカラマツも使用。カラマツの節は少しピンク色・スギの節は黒というイメージで見分けてください。



壁板の杉ですが、1番左と2番目の節のある位置がまったくの左右対照になっており板を折って重ねればピタリ

と合うかと思います。つまりは、1枚目の板が木表で使用されていれば2枚目は木裏で使用しているという事になります。




こちらが玄関になりますが、扉の左右に見える黒っぽいもの全てが杉の板に塗装したものです。

板を触るとツルツルではなく、ザラザラの状態。




見づらかった方のために、同じ杉を用意しました。

左がラフと呼ばれるザラザラした状態。右がプレナーと呼ばれる電動工具にて凹凸部を削って平らに仕上げた状態。

【函館講演・その1】

2011-02-22 20:14:21 | 活動状況
『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!



 21日(月)渡島檜山流域森林・林業活性化センターさん主催のもと『木育講演』-ためになる木の話-

を北海道は函館へと出張し開催してきました。北海道の人は「スギによる花粉症」ではなく

「シラカバによる花粉症」が多いとの事。また、杉の北限は函館山のふもとまでと思われていたのですが

現地の方に聞くと、昆布で有名な“利尻”にも杉が生えているのだとか。

亜寒帯から亜熱帯という気候の違いにも順応している『杉』に改めて驚かされるばかりですが、

収穫期を迎えた道南地域の“杉”の活用法という形で100名近い地元の工務店さん・林業就業者の

ご参加のもと、講演を行いました。




普段は東京の水道水で体験してもらっているため、味の変化がわかりやすいのですが、

今回は、函館の美味しい水で体感。それでも、変わったというお声をいただきましたし、何よりも大切なことは

味の変化ではなく、北海道という寒い地域にもクリプトメリア・ジャポニカという隠された日本の財産があり

今こそ大切に使わせていただく時期を迎えているという事。



次回、講演前に訪れた道南杉を使った家をご紹介いたします。



【かとちゃんずBAR】

2011-02-12 15:17:19 | イベント報告
 『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!


 天気予報通り、朝から雪が降り気温もぐっと冷え込んだ2月11日。

事務局の小川木材さんのマンション302号室にて「杉の素晴らしさ研究会定例会」-かとちゃんずBAR-

を開催しました。


第1部は「植物に与える杉の効能に関して」切り花実験などを行っている田中一成さん(スタイルモダン代表取締役)
http://stylemodern.jp/index.html






第2部は、昨年多くの方にご協力いただいた「杉と暮らそう研究報告会」を安藤恵子さん(医師、医学博士、東京医大第1内科非常勤講師)

と小倉洋子さん(鍼灸医 「杉の子堂治療院」院長 東京大学医学部附属病院勤務)

http://www.rinzai-shinbun.co.jp/news/articles/2010/01-03/0215_01.html




をお招きし、会長加藤が聞き手となりお話しを伺いました。


今回、かとちゃんずBARとしてオーガニックワインやカテキンパワー全開の杉のお茶・ハーブティーなどを用意。

皆さんも大好きなビールには、森林が育んだ天然水使用のスーパードライを選択。

アサヒさんは広島県内に「アサヒの森」を所有しており、水源の確保や自然環境の保護をしています。



中でも絶品だったのが、高円寺にあるアーネカフェさんよりお持ちいただいたクッキーでした。

ベーグルのチップスは取材が入っていたため間に合いませんでしたが、とても美味しいおつまみとして頂きました。



高円寺A-NE CAFE
gourmet.livedoor.com/restaurant/424229/



【今年最初の木育講演】

2011-02-02 19:45:18 | 講演案内
 『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!


 早いもので「国際森林年」の2011年の1ヶ月が過ぎました。今年も様々な場所で“木育講演”やイベントに

参加致しますので宜しくお願い致します。

早速ですが、今年最初の“木育講演”が北海道は函館にて開催致します。

北海道といえば、有名なのが「トドマツ」でカタカナ表記をよく目にしますが、漢字で表すと『椴』と書きます。

これは、トドマツの枝が毎年一段ずつ輪生することから木偏に段で椴と書くようになりました。

他にもエゾマツやカラマツなどありますが、道南地域には道内の他の地域では見られない人工林の

『杉』があり、「育てる」段階から「活用する」段階へときています。

渡島檜山流域森林・林業活性センターさん主催のもと、山の畑である人工林を有効に活用していくため

加藤が函館でしゃべります。お知り合いの方がいらっしゃいましたらお誘いください。