適材適所の会 新着活動状況

私たち適材適所の会は、「国産材の持続的活用と環境の両立」の大切さを
「木育」を通して訴えていく活動をしています。

3月27日 東京ガスセミナー

2009-03-30 19:53:26 | イベント報告
まだまだ寒いこの季節。  いかがお過ごしでしょうか。

3月27日(金)新宿パークタワー内  東京ガスショールームにて 
 『国産材の知識と活用法』 というテーマで 東京ガスPHBC会員(工務店さん・設計士さん)対象で  32名の 参加のもと  講演を行いました。

第1講座  「杉材の乾燥と内部変化」  
現在主流になっている KD(高温乾燥)材 と 数年かけて屋根の下で天日干しするAD(自然乾燥)材の  杉の解体ショーが始まりました。  表面には何の変化も見られない KD材。 しかし、その表面を1枚めくると、 会場からは 驚きの声が。   内部割れが生じています。  高温で乾燥している為、 植物にとって 大切な 油脂分がなくなり   木の内部の細胞が死んでします。   まるで お菓子の ウエハースのように 内部は パサパサになっています。   

解体ショーが終わり、 休憩時間となりましたが  会場からは 質問攻めに。 

興奮冷めぬま 第2講座  「国産材の活用と環境の両立」  
杉は 乾燥の違いで こんなにも 変化があるという事に基づき、 国産材の活用=杉の活用=環境の両立 という事を 知っていただきたく  杉のプロデューサーとして 講演しました。

最後に、 OZONE 6F サイドスクエアに 展示してある 『杉の木と漆喰の家』 を ご覧いただきました。 みなさん、 靴下越しに杉のあたたかさを感じていました。
  
なお、 この展示は 3月31日(火)までとなりますので  足を運んでみてはいかがでしょうか。


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