a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

遅れてきた人びと

2011-02-17 14:43:46 | 東京公演
ある日3月の旅公演の打ち合わせから帰ると、
出演者が増えていた!
ゲッ!
演出助手、舞台監督助手が出演者になっていました。
まぁ、そんなに良くある話ではないけれど、
劇団だからできることだ、苦笑い。

ということで、
『道路』出演者を紹介するシリーズ、
ラストは3人です!



美保代は普段は劇団のデスクを手伝ってくれています。
普段劇団の電話を取るのは彼女。
僕は、
デスクワークなど助けてもらっています。

さて、
そんな彼女はなかなかの強者。
例えばある日、
「劇団協の斎藤さんから電話」と言われかけ直してみると、
どうやら違うらしい。
さてはと思い当たる先にかけてみると、
ドンピシャでした。
その先は「芸団協の伊東さん」でした。
まぁ、よくある話なのです。

そんな彼女を、
ぜひ歩く人びとの中から見つけてください。
ちょっとトーンの違うかわいらしい声が、
彼女の声です。




次は、
ラリーくん。
研究生から入団して、
いきなり主演に抜擢された坂本勇樹です。

もう、
彼には騙されません。
だいたいが仕事は一所懸命だし、
あたりも柔らかく、
なんとなく好青年。
でも、
それに時々騙されちゃうんです。

例えば、
仕込の時、
先輩がコードの繋ぎ方を教えていると、
途中で「あ! わかります」との良いお返事。
で、
しばらくすると、
こっそりと「あれ、何でしたっけ?」、
と聞きにくる。
良くある風景になりつつある。

そんな彼を今回は歩く人の中から見つけられたら、
素晴らしいです!
かなりのレアキャラですので、
見つけられたら、お見事です。




え~っと、まぁ、愛すべきキャラというか、
憎らしいキャラ、というか……。

三瓶さんです。
急に出演することになって、
かなり、楽しそうです。
それは、それで、何よりですね。

時々、さぼり癖があるのが玉にキズ。
というか、困りものですが…。、
最近は、友人の舞台のお手伝いに行ってもらったのですが、
すごぶる評判が良く、
嬉しかったです、が、
「まるで、プロの裏方のようでした」という一言は、
褒め言葉とは言え、
び、微妙ですよね~。

今回の舞台ですが、
センターの道路をがーっと、走っています。
たぶん、走り方で、さんちゃんってすぐにわかると思います。
特に声援は必要ありませんが、
心の中で、応援していただければと思います。



とりあえず、このシリーズが、
千穐楽までに終わって、良かったなぁ、と。
19日は間もなく満席ですが、
ほかの日は、まだまだ余裕があります。
ぜひ、ご来場下さい!!


Ⓒ東京演劇アンサンブル/撮影:松浦範子
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

東京演劇アンサンブル:制作
日本劇団協議会:主催
次世代を担う演劇人育成公演
『道路』
アゴタ・クリストフ=作
堀茂樹=訳
三由寛子=演出

2011年
2月11日(金)19時 終了
2月12日(土)14時 終了
2月13日(日)14時 終了
2月14日(月)休演
2月15日(火)20時 終了
2月16日(水)19時 終了
2月17日(木)19時
2月18日(金)19時
2月19日(土)14時
2月20日(日)14時

ブレヒトの芝居小屋
(西武新宿線・武蔵関駅下車徒歩7分)
全席自由
上演時間1時間20分

当日=3,500円
前売一般=3,000円
前売学生=2,000円

チケットのお申し込みは、劇団事務所かHPより
http://www.tee.co.jp/ticket-web.html

東京演劇アンサンブル
TEL:03-3920-5232
FAX:03-3920-4433
〒177-0051東京都練馬区関町北4-35-17
e-mail:akira@tee.co.jp
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