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a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

稽古場より

2020-02-26 21:18:18 | 稽古場ブログ


ドイツ演劇に取り組んでいて良くある事が日常の中に戯曲の言葉がポーンと飛び込んでくる事だ。それもごく自然に。当たり前のように。

三連勤の帰り道だとか、夜眠れなくて何度も寝返りをうっているときだとか、最近飼い始めたハムスターをぼけーっと眺めているときだとか。その瞬間、ふと「ああ、俺の話だ」と思う。




揺れるのは立場か、心か、環境か、夢か、現実か。いいや、全部揺れている気がする。









揺れている中で僕らは歩いている。

ああ、生きるのはしんどい。でも1番しんどいのは自分が世界のどこにも繋がっていないとき。情報は溺れるほど溢れてるけど、目に入るだけで手が届くものが1つもない。『すっぱい葡萄』なんてお話があったっけ。いっそのこと目を塞ぎたくなる。だけど心のどこかで分かっている、目を塞ぐともっとしんどくなるって事が。だから、なんとか食いしばって目を開きつづける。









目を開いて生きるのは大変。でもまだ目を開く気力のあるうちは開きつづけよう。本当に必要な何かを見つけるために。

頑張れ!おれ、きみ、あなた、ぼく、わたし!






以上、和田響きでした。

揺れるについて

2020-02-22 12:23:04 | 稽古場ブログ
稽古場からです。

こんにちは、小田勇輔です。

今、いろんな事を試しながら稽古を進めている状態です。
毎回ドイツの作品は、独特だなぁ!と肌で感じます。
今回の「揺れる」もその独特だなぁと感じてしまう作品のひとつです。

この作品のすごく面白い所は、役が無い所。というよりは、役名がない。と言った方が正しいのかもしれません。
ある意味、自由に作って良い作品だと思います。
毎回稽古では、前に進んだり、かと思えばまたまた振り出しに戻ったりと、まるで迷路に迷い込んだような気持ちにいつもなってしまいます。

物語にYouTubeやゲームにスマートホンが出てきます。
YouTubeやスマートホンが世の中に出てきてから、世界がガラッと変わった気がします。わからない事を調べたり、聴きたい音楽も聴ける。観たい映像や映画がみんなスマホで観られるなんて…ある意味世界を震撼させてるなぁスマホとYouTubeは。と思うのは僕だけでしょうか?


「揺れる」をドイツ語で言うとBebenと言います。「揺れる」と言う意味もありますが、元々は「震動」という意味だそうです。その意味を知ってから、この「揺れる」という作品の見方が変わりました。

これからどんな風な劇になっていくのか、楽しみであります。

3月25日から3月29日の舞台。

ご期待ください。


夢と現実

2020-02-18 10:14:03 | 稽古場ブログ

こんにちは、今回のブログ担当は奈須弘子です。

今年の稽古はこの『揺れる』から始まりました。

新しく作品に取り組む時、特に今回は、今まで過去の作品の中でできなかったことを取り戻すかのように、あの時のこれができなかったなーとか、あれはああだったのかなーとか、今の自分にはこれが足りないのかなーとか、

なんだかごちゃごちゃ感慨に耽りながら始めましたが、そんなものバンバン捨てられないと、始められないように感じる今日この頃(初日1ヶ月と1週間前)。

私は役者として経験したことはありませんが、きっと『走れメロス』をやっているような感覚-なりふりかまわずとにかく走る、全速力で、残りの体力考えず(笑)。
そこから生まれてくる真実の感情。
ただ言葉がそこにある。

俳優が演技することを拒否するような、“らしさ”を表現して見せようとしてしまう気持ちが少しでも混じってしまうと、嘘だろう、オイ!と脚本から突っ込まれそうな…


そして『揺れる』は、いつまでも謎だらけの脚本です。

夢なのか、現実なのか、
ゲームなのか、空想なのか、
現実はどれ? これはいつ?
そして誰?…

誰にもあてはまることで、誰にでもありうること、おこりうること。

でも読んでいて沸き上がってくる自分の感情が、嘘だろう、ソレ!と突き放されてしまう。
人びとは何を見るのか。


眼に飛び込んでくる活字からのイメージの強さ。

稽古の中で、ひとつの単語のイメージが日々変化していく。

ほんの短い会話のやり取りが急に色を変える。

昨日やったことは、もう今日には通用しないような。
もちろん、人間そんなに簡単に変化できるわけではないけれど、
しかし、誰かのたった一言の変化でガラリと流れが変わる可能性の高い言葉の並び。
なんともスリリングでライブな脚本。


先日、翻訳者である高橋文子さんが稽古場にいらっしゃって下さいました。

高橋さんに台詞の一部分をドイツ語で読んで頂きました。
私の中ではドイツ語は強い響きというイメージがありましたが、なんとも柔らかな響きでポエジーでした。美しかった。

私たち15人で奏でるハーモニーはどうなるでしょう?
劇場で一緒に体感して揺らして下さい!

「生きるとは、息をすること。存在すること、考えること。深く考えること。自分のこと、他人のことを。」

人類の夢と現実ー。
何故だか元気になる作品です。




揺らす

2020-02-14 18:17:41 | 稽古場ブログ

皆さんどうもこんにちは。今回のブログ担当は私、山﨑智子です。
今日は2月14日…そう、バレンタインデーですね皆さん。
女の子も男の子も恋心がそわそわと揺れる…そんな日ですね。
甘酸っぱい世界から少し身を引いて……絶賛稽古中の「揺れる」について私の思っていることや感じていることをぽつぽつ書いていこうかなと思います。



揺れる。
と聞いて、または目にして、思い浮かぶことは人それぞれ色々あるかなあと思います。風に揺れる木々だったり、波紋の揺れる水面だったり、恋心であったり…
揺れる。揺られる。揺さぶられる。揺らす。
これは自分一人ではどうにも発生しないことなのではないかなぁと思います。人であれ、無機物であれ、己以外の存在があって初めて揺れることが出来、揺らすことが出来るのではないかと。
今の稽古場は役者それぞれが揺れているように私には思います。変化しようと揺れている。心が揺れている。相手からの声や想いを受け取り揺さぶられようと。そうやってもがきながらその一言も聞き逃すことのないように。
感情を動かし、動かされることはとても疲れることだしとても大変なことだと思っています。怒ることも泣くことも笑うことも。そしてこれには誰かがいないと、もしくは何かが無いといけない。
他者との関係。
この本を読んでじわじわと感じること。
失くしてしまったもの、或いは欲しくて仕方のないものを手繰り寄せるような感覚。
それは漠然とした愛であったり、他者の存在であったり、過去であったり、そして未来であったり。
自分の世界に閉じこもって耳を塞いでいたら傷付くことはないのかもしれない。
でもそれではだめなんだよ、と包み込んでくるような本だと感じています。
外に出よう。
怖がらなくていい。
前に進もう。
手を繋ごう。
誰かと一緒に。
そんな声が聞こえるような気がします。
訳もなく涙が出ます。きっと訳はあるのだけど。
揺らされるままに心を揺らして、もっともっと。
お母さんのお腹の中にいた時のことは覚えていませんが、きっともしかしたらこんな安心感があったのかな、と。
愛の詰まった羊水の中でゆらゆらと。
慈しみ。
大丈夫。
一緒に生きていこう。
早く。
早く。
早く、生まれておいで。
そんな声が聞こえてくるような…




みんなで、探す

2020-02-10 18:59:44 | 稽古場ブログ
稽古場ブログ、今回はブログ係の私、雨宮大夢が書かせて頂きます!


さて、この『揺れる』という作品ですが、稽古期間はまもなく1ヶ月を越えます。



ト書も台詞の振り分けもなく、登場人物は何人でもいいという戯曲。
うちは15人でやるので、誰がどの台詞を言うかを全員で話しながら稽古してます。


台詞を割ってみて、読み稽古をして、仮立をして、また読み稽古に戻って、台詞を割り直して・・・の組み合わせ。


「ここはこの4人で割ってみて」「後半は皆で話し合って割ってみて」等、俳優がディスカッションして演出家・稽古場に提示することもしばしば。


少し違うけど、『ミラー』でやったデバイジングの稽古を思い出します。


共通してるのは、ほとんど皆出っぱなしだから毎日心身ともに疲れること。笑


先日劇団外の俳優・演出家の方と会う機会があり、今書いたこと等を話しました。

そうするとどの人も「面白そうだね、そして大変そうだね。でもそういう作品を本公演でやるっていうのは凄い。」と楽しみにしてる様子。


試してはやり直し、の繰り返しですが、段々とこの作品の大事なところや、今の自分たちにとって大事なところが見えてきました。


きっと俳優も演出家も、この作品に関わる人は全て「今の自分たち以上のもの」を獲得しないと掴めない、ということが分かっているんだと思います。


だから、稽古場で一人一人の一挙手一投足に集中してます。



僕のことで言えば、役の感情や動機、関係性を探っていく中で「じゃあお前はどうなんだ」と問いかけられているのを常に感じながら稽古しています。


あと1000字くらい書けそうなので、続きはパンフレットの文章に載せようと思います。笑


本番まではあと1ヶ月以上ありますが、どのような作品になるのか!

お楽しみを‼️




↑写真は出演者が持ち回りで行っているウォーミングアップ兼ワークショップ。


先週外部のワークショップに1週間参加させて頂いて、それを自分の劇団で試してみるとまた新たな発見がありました。





『揺れる』プレ企画のご案内

2020-02-07 13:59:22 | 稽古場ブログ
野火止RAUM初の学習会のご案内です。

*シェア拡散希望!!!

3月公演『揺れる』プレ企画
「現代ドイツ演劇事情」
講 師 萩原健(明治大学教授)
日 時 2月18日(火)18時~20時
会 場 野火止RAUM (東京演劇アンサンブル稽古場)
アクセス 新座市野火止3-16-24 武蔵野線「新座駅」/西武池袋線「ひばりが丘駅」「東久留米駅」/東武東上線「朝霞台駅」よりバス
参加費 交流会(終了後1時間ほど)費含め500円
要申込 電話・メール等でご連絡ください。
 TEL:048-423-2521 ticket@tee.co.jp

3月公演『揺れる』日本初演に先立ち、現代ドイツ演劇/ドキュメンタリー演劇を研究していらっしゃる萩原健さんに、「現代ドイツ演劇事情」と題して、最新の映像も交えながらお話いただきます。いまドイツの演劇人たちが何に興味を持ち、どのような舞台をつくって観客に提示しているのか? ――『揺れる』のキャストたちとともに、ドイツ演劇を垣間見ることのできる絶好の機会です。ぜひご参加ください。

講師:萩原 健 Ken Hagiwara
明治大学国際日本学部教授
1972年東京都生まれ。研究テーマは20世紀以降のパフォーミング・アーツ、その歴史と異文化間交流(主に日本とドイツ)。著書に『演出家ピスカートアの仕事』、『村山知義 劇的尖端』(共著)、訳書にフィッシャー‐リヒテ『パフォーマンスの美学』(共訳)ほか。これまでフェスティバル/トーキョー(F/T)が招聘したリミニ・プロトコルの作品群を中心に、戯曲翻訳、通訳、字幕翻訳・制作・操作も手がける(萩原ヴァレントヴィッツ健。『資本論 第一巻』(F/T09春)には出演)。
東京演劇アンサンブルでは、2017年度研究生公演 イーゴル・バウアージーマ作『ノルウェイ.トゥデイ』翻訳・ドラマトゥルクとしてご協力いただいたほか、2016年『ミラー』アフタートークに出演、ドキュメンタリー演劇についてお話いただいています。






揺らされる

2020-02-06 11:51:09 | 稽古場ブログ
今回の担当は私、仙石貴久江です!


あっという間に2月!しかも前半も終わろうとしています………恐ろしい………


2月の稽古はもう一度いちから意味を読み解いていくことからスタートでした。

割り振った台詞を読んでいく、立っていろんなことを考えながらの稽古よりも相手の台詞が耳にどんどん入ってくる感じがして、お!なるほど~って私はしてます。(しかしめちゃくちゃ難しい)

そして台詞を聞くこと、口に出すこと、空気を感じることで、心臓をザクザクえぐられる感覚もより強くなっています。
跳ね返りがすごくて言葉の強さに優しさに泣いてしまいそう………。
なんだろうな…自然といろんなことを振り替えってしまうみたいな?
不思議です。


今皆でゆっくり進んで中盤まで行ったので、後半もう一度整理して、また前半に戻っての繰り返しです。だけどどんどん世界が大きくなるのはたまらないですね。



そしていち早く動き出した舞台装置!!
池田ともゆきさんの絵を元にこの大きさかなー?と木材で仮組をしました。
仮組でもワクワクしますね……不安もプラスでしたけど……(笑)

装置のことあまり言えないのが残念!



心をぐらぐら揺らされる体験を是非一緒に!
楽しみにしていてくださいね(*^^*)



ゆれる

2020-02-03 11:31:33 | 稽古場ブログ
今回のブログ担当は篠原祐哉です


この『揺れる』には不思議な魅力があるなぁ、と
人を惹き込ませるものがある、と
初めて読んだときそう感じたのを思いだします。

この戯曲は登場人物が確定していなく、何人でも出来るのでそこの整理から

最初は座っている順番で読んで、次は皆で話し合い、その後は

こことここは同じ人っぽい
っと出し合って少しずつ少しずつ…

今まで振りわけた台詞を次読むときは別の人に、そのまた逆もあり、今度は読む人を一気に変えてみたりと試行錯誤の稽古をしています
が、なんかこれが楽しいと感じる今回の稽古場
一つセリフが変わるだけで全ての人物の関係性がかわる
とても面白い事だし、登場人物が書いていないからこそ出来る唯一無二(?)の戯曲だなと!

大筋も出来てきてあと少しで配役が決まるかな?というところまできています!



そして今回、『千年ユニコーン』に続きまた舞台監督をやることになりました

緊張してます。。。

緊張。。。

でもユニコーンの時に出来なかった事、失敗した事、良かった事、全てを糧にしてこの役職?を全うしよう!
と自分に言い聞かせてます

演出の公家さんに舞監のお話をもらった時がこの『揺れる』
関係で一番最初に心が 揺れる というのを強くて感じたなぁと
今ではそう感じてます笑

舞台装置のイメージも出来始めてきて初めてアーク溶接にも挑戦します
高校生の時から興味があったのと少し怖いのと色んな意味でドキドキします
どんな舞台装置になるのかお楽しみに!!



一月下旬に用事があり、武蔵関のブレヒトの芝居小屋に行ってきました。

あそこに行くと
懐かしいなぁ
という感じ方よりも
長旅から帰ってきた時にいつも思う
いつものところに戻ってきた
そんな安心感がありました

2月に解体が始まると僕は前回原口さんがブログで書いた事で初めて知ったので今更ながらその事実に衝撃を受けました

短い間だったけど、お世話になりました!








突き放される?

2020-01-29 21:50:20 | 稽古場ブログ
今回、私 原口久美子が担当いたします。
『揺れる』の稽古場はいま、今月いっぱいお休み中。しかしその間も『消えた海賊』の定時制・通信制の高校を対象とした学校公演があったり、みんな『揺れる』のポスターを貼りに出かけて行ったり、あちこち電話かけしたりと、忙しく過ごしています。

私は今月末に引っ越しをするため、仕事のあと荷物整理。片付かない大量の荷物とダンボールに囲まれて、休み前に演出家に渡された柄谷行人の『「日本文化史観」について』、そして一度ダンボールにしまった本をひっくり返して、の坂口安吾の『「日本文化史観」』を読み直しております。


『揺れる』はとても情報量の多い本です。

何をどう取っ掛かりにしたら良いか、すぐ迷子になってしまいます。

当然、ドイツの時事ネタも多い。。。

しかし!!!

何故だろう、なんだかいっぱい感じることがあるんです。

とてもせつないのです。


《現実》というものがなんなのか。自分を突き放し、存在するもの。


「生存それ自体が孕んでいる絶対の孤独」(文学のふるさと)

『櫻の森の満開の下』の稽古場で何度も読んだ文章ですが、いま『揺れる』に取り組みながらこれを読むと、あの時とは違う感覚で立ち上がってきます。


息をすること

笑うこと

誰かと手をつなぐこと


涙を流すこと


そうよ 簡単なことよ


人として普通の感情、感覚から突き放される。

笑うことも、泣くことも、息をすることさえ

全然簡単なことじゃない。


稽古はまだ入り口をウロウロしている感じですが、これからどんな風に変わるのか、いろんな可能性を秘めた稽古場です。



2月に入ると、ついにブレヒトの芝居小屋の取り壊し作業が始まるそうです。

時々、吉祥寺へ向かうバスの中から見るブレヒトの芝居小屋は、すっかり煤けてしまって、なんとも言えない寂しい気持ちなっていたのですが、あーいよいよ無くなるんだなぁと思うと。。。こういう感覚も突き放されるというのかしらなんてつらつら考えながら。。。

引っ越し作業再開。断捨離決行です。






注)写真はブログ係の雨宮が、無理を言って先日の『消えた海賊』の写真を頂きました
原口さん、ありがとうございました!






墓標か追憶の記念碑か、あるいは備忘録

2020-01-25 22:22:05 | 稽古場ブログ
今回のブログ執筆者は劇団員の篠澤です。二年前の『ビーダーマン』以来かな?今回も演出助手です。

 今回のお芝居『揺れる』は、ワタクシのブログの題のようにちょいと前の世界的な事柄をドイツから眺めたような作品です。プラス、William Blakeの韻文と。

 Blakeは置いといて。大体、2014~15年の時事ネタがたくさん出てきます。

世界的なモノもありますし、ドイツ限定のモノもあります。思い出してください、
当時の事を。アラブの春があって元CIA職員のスノーデン氏の機密暴露があって、
ウクライナ内戦でゴタゴタの最中にクリミア併合がおきて。この時には2020年
1月8日のイランによる民間機誤射のようにマレーシア機が撃墜されています。
それと絶える事のない人種差別問題と。アメリカのpolitical correctness
(ポリティカルコレクトネス、ポリコレ)が大々的に認知された時期でもあります。

 ISの台頭があって、シリアで内戦が起きて、地中海で大勢の難民が死にました。

 目を転じてドイツ国内では移民問題での対立が顕在化してそのための政党が結成され
ました。首相のメルケルさんは難しい舵取りを余儀なくされ、何より長期政権によって
人心が倦んで批判が多くなったのもこの時期です。欧州最大の米軍基地を抱え、
一方ではクリーン政策を有権者が望むために、核力でも石炭でもないガス発電を支える
ためロシアの顔色を覗わねばならず、そして切り離すことの出来ないユダヤ人の話。
このあたりのドイツ人のルサンチマンは根が深そうです。

 身近な所だとスマートフォンが一般的になったのもこの時期でしょうか。気軽に手軽に発信できるSNSが整備され発展し、写真や動画が更にもましてネット上にあふれ出しました。これとネット上のミームと。

 当時には何をしていたでしょうか。また、今現在どう変わって、あるいは変わらず
にいるでしょうか。そんなことを考えながら稽古を積み重ねていますが、結局は諸行無常ということで。

以上、Blakeの扱いが面倒でくすぶっている篠澤でした。