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a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

わたしは思う

2021-02-07 13:12:16 | 稽古場ブログ
3回目の担当、大橋隆一郎です。



前回、【シブイ男】と紹介されましたが…
これは色々な含みがありそうな…
まぁ好意的な意味で受け取っておきます(笑)


今回、私は同期の小田勇輔とダブルキャストで【ハヴリチェク】【司会者】の役を二人で交代してやります。

勇輔とは長い付き合いになりますが、彼は人間的魅力に溢れた人物だと、私は思っております。
稽古のゴミ出しをしたり、後輩の渉のグチをちゃんと聞いてやったり
上手く言葉にできないのですが、暖かい人だと私は思ってます。
今回の芝居で小道具係を一緒に担当することになりましたが、なんだかんだで彼の人の良さに救われてたりします。


さて! 話は変わりますが、小道具の仕事で、演出家からカッコいいものを使いたいと注文があり、
リサイクルショップで探している最中、ふとカッコイイってなんだ?と考えました。
カッコイイって難しいと思いませんか?
ある人にとってはカッコイイものが、他の人から見たらカッコわるい

人の認識は人によって違う。

それは『ウィーンの森の物語』の登場人物にも言えることだと私は思います。
私が演じる【ハヴリチェク】は男社会の中に生きて、女性を肉の塊だと言う男です。
私は彼を肯定するつもりはありません。
ですがそんな社会の中にいたらそうなるのもわかると思ってしまいます。
これが男なのでしょうか…

私自身、男はこう!女はこう!などと言う人は好きではありません。
人は一人一人違うはずなのに、なぜ一括りにしたがるのか?
でも、そういう物事の簡略化は、私もしてしまいます。
自分がされて嫌なことを人にしない。
親にもよく言われた気がします。
単純なことのはずが、実践出来ているのかは疑問な気がします。

この芝居は、人の無意識の自己否定を悲劇ととるのか…喜劇ととるのか…
それを私に訴えかけるなぁと思う作品です。



次回のブログ担当は、柚子胡椒作りのプロ!
パンが大好き!浅井さん!です!!!

更新は2月10日を予定しています。

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<コロナ対策>
稽古場では定期的にPCR検査を実施。客席は5割減で公演します。休憩をはさみ換気を行います。
発熱・体調不良のお客様は、ご来場なさらないようにお願い申し上げます。(要連絡)
ご来場の際には、入場時の検温、消毒、マスクの着用、咳エチケットにご協力いただくほか、席番号とご連絡先をご記入いただきます。どうぞよろしくお願いします。(詳細は劇団HPをご覧ください)

観劇における新型コロナ感染症対策ご協力のお願い

<託児サービス>
▪️東京芸術劇場 託児室(東京芸術劇場5階)
▪️対象年齢:生後3ヶ月から小学校入学前のお子さま(定員有り/有料)
▪️予約方法:土・日・祝祭日を除くお預かり日一週間前までにお電話でご予約ください。
HITOWAキャリアサポート株式会社 わらべうた
 電話(0120)415ー306(土・日・祝祭日を除く平日、午前9時から午後5時まで)
 ご予約の際「東京芸術劇場の託児予約の件で」とお問い合わせください。
 詳細→https://www.geigeki.jp/rent/kids/

<タブレット型字幕サービス>
3/13と3/14限定 貸出9台/無料
聴覚に障害のある方への舞台字幕、日本語の不慣れな方には、AIの自動翻訳による字幕サービスを試験的に行います。ご利用ご希望の方は、事前にご予約の上、希望の言語・サービスについてご確認ください(対応していない言語もあります)。尚このサービスは、タブレット型多言語字幕サービス「レゾネ」のモニターとして実施するものです。(アフタートークの翻訳はありません。)

TEE 東京演劇アンサンブル ホルヴァート生誕120年記念公演
ウィーンの森の物語

作/エデン・フォン・ホルヴァート
訳・ドラマトゥルク/大塚 直
構成・演出/公家 義徳

東京芸術劇場シアターウエスト
<アクセス>池袋駅西口より徒歩2分。池袋駅地下通路の2b出口で直結しています

[開演時間の変更]
緊急事態宣言の延長を受けまして、3月6日(土)の開演時間を変更いたしました
18:30→17:00


2021.3.6(土)-14(日)
3/6() ★17:00〜
3/7() 14:00〜
3/8(月) 休演日
3/9(火) 休演日
3/10(水) ★14:00〜
3/11(木) 18:30〜
3/12(金) 18:30〜
3/13() 14:00〜
3/14() 14:00〜
★はLow Price Day

全席自由(チケット発券順のご入場となります)
開場は開演の30分前(ケンタウルスの会先行入場)

ーお申し込みー
東京演劇アンサンブル
TEL:048-423-2521 FAX:048-423-8738
ticket@tee.co.jp

TEE WEB TICKET

ー料金ー
前売り/一般 3800円
前売り/U30 3000円
★Low Price Day/2500円
当日/4500円

ー出演ー
和田 響き
仙石 貴久江
中山 一朗(客演)
洪 美玉
雨宮 大夢
志賀 澤子
原口 久美子
浅井 純彦
三木 元太
永野 愛理
大橋 隆一郎
小田 勇輔
篠澤 寿樹
永濱 渉

ースタッフー
音楽/国広和毅
舞台美術/池田ともゆき
衣装/稲村朋子
振付/三東瑠璃
照明/真壁知恵子
音響/島猛
宣伝美術/久保貴之 奥秋圭
舞台監督/三木元太
制作/小森明子 太田昭

ー協賛ー
ケンタウルスの会

ワタシの演劇

2021-02-04 13:10:30 | 稽古場ブログ
2回目を担当するアルフレート役の和田響きです。



第1回の渉は初回だからこそできる文量の稼ぎ方をしててうまいことやりやがったなと思います。この効率の良さが渉の悪い癖である。

さて、この文章を書いている日は2月1日。スマホを見るとニュースでは緊急事態宣言延長を本格的に検討の文字が踊る。
隣の席を見るとついに劇団にキャンプ用品を持ち込んで夕食を作り始めた大夢さんの姿。
遠くでは小道具係の隆一郎が使うかわからない傘を持って行ったり来たり。
元太さんはパソコンを開いて舞台監督の仕事をしていて、時々、制作の矢嶋さんや小森さんが2階から降りてきて演出の公家さんや客演の中山さんと話をしている。


あぁ芝居を作ってるなぁ、と思う。


この先もっと本番が近づいてきて、チーコさんが仮で吊った照明を見たり、パンチカーペットが敷かれた床を見ても、また思うだろう。
稽古場の開け放たれた扉から差し込む日差しを見て「今日はもう呑もうか」と美玉さんが半分本気で言っている。
俺と勇輔は公演で必要な機材を4tトラックのどこに積んだか頭を悩ませている。

さらに日が経って、そろそろ衣装係が恐ろしいオーラを発してきて、小道具係が演出家にぶつぶつと文句を垂れはじめる。
辻尾さんがたまに稽古の様子を見に降りてきてくれて、大きく張り出されたスケジュール表の前ではパンフの文章の締め切りを叫ぶ愛理さん。
貴久江は劇団に根が生えてそこらに転がっているし、隅の方では浅井さんがゴソゴソと怪しい仕事をしている。
建て込みが始まると作業場には渉の甲高い声が響き、ビーダーマンで使ったツナギが妙に似合う原口さんや自前のインパクトを駆使してパネルを立てているしのっちさんの姿。
その脇を申し訳なさそうな顔をしながらも軽やかに帰っていく志賀さん。
パネルに貼られたチケットの集計表の前で昭さんがみんなに発破をかけている。
2階に行けば小枝さんが眉間に皺をよせている。

ゲネプロではキャスト以外の劇団員や休団中の先輩の顔が久しぶりに見れて、観終わった後には言いづらそうな顔でダメ出しもしてくれる。


そしてついに本番の日を迎えるのである。



第三回は大橋隆一郎。シブイ男。
更新は2月7日予定。


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<コロナ対策>
稽古場では定期的にPCR検査を実施。客席は5割減で公演します。休憩をはさみ換気を行います。
発熱・体調不良のお客様は、ご来場なさらないようにお願い申し上げます。(要連絡)
ご来場の際には、入場時の検温、消毒、マスクの着用、咳エチケットにご協力いただくほか、席番号とご連絡先をご記入いただきます。どうぞよろしくお願いします。(詳細はHPをご覧ください)

観劇における新型コロナ感染症対策ご協力のお願い

<託児サービス>
▪️東京芸術劇場 託児室(東京芸術劇場5階)
▪️対象年齢:生後3ヶ月から小学校入学前のお子さま(定員有り/有料)
▪️予約方法:土・日・祝祭日を除くお預かり日一週間前までにお電話でご予約ください。
HITOWAキャリアサポート株式会社 わらべうた
 電話(0120)415ー306(土・日・祝祭日を除く平日、午前9時から午後5時まで)
 ご予約の際「東京芸術劇場の託児予約の件で」とお問い合わせください。
 詳細→https://www.geigeki.jp/rent/kids/

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3/13と3/14限定 貸出9台/無料
聴覚に障害のある方への舞台字幕、日本語の不慣れな方には、AIの自動翻訳による字幕サービスを試験的に行います。ご利用ご希望の方は、事前にご予約の上、希望の言語・サービスについてご確認ください(対応していない言語もあります)。尚このサービスは、タブレット型多言語字幕サービス「レゾネ」のモニターとして実施するものです。(アフタートークの翻訳はありません。)

TEE 東京演劇アンサンブル ホルヴァート生誕120年記念公演
ウィーンの森の物語

作/エデン・フォン・ホルヴァート
訳・ドラマトゥルク/大塚 直
構成・演出/公家 義徳
東京芸術劇場シアターウエスト
<アクセス>池袋駅西口より徒歩2分。池袋駅地下通路の2b出口で直結しています

2012.3.6(土)-14(日)
3/6(土) ★18:30〜
3/7(日) 14:00〜
3/8(月) 休演日
3/9(火) 休演日
3/10(水) ★14:00〜
3/11(木) 18:30〜
3/12(金) 18:30〜
3/13(土) 14:00〜
3/14(日) 14:00〜
★はLow Price Day

全席自由(チケット発券順のご入場となります)
開場は開演の30分前(ケンタウルスの会先行入場)

ーお申し込みー
東京演劇アンサンブル
TEL:048-423-2521 FAX:048-423-8738
ticket@tee.co.jp

TEE WEB TICKET

ー料金ー
前売り/一般 3800円
前売り/U30 3000円
★Low Price Day/2500円
当日/4500円

ー出演ー
和田 響き
仙石 貴久江
中山 一朗(客演)
洪 美玉
雨宮 大夢
志賀 澤子
原口 久美子
浅井 純彦
三木 元太
永野 愛理
大橋 隆一郎
小田 勇輔
篠澤 寿樹
永濱 渉

ースタッフー
音楽/国広和毅
舞台美術/池田ともゆき
衣装/稲村朋子
振付/三東瑠璃
照明/真壁知恵子
音響/島猛
宣伝美術/久保貴之 奥秋圭
舞台監督/三木元太
制作/小森明子 太田昭

ー協賛ー
ケンタウルスの会

『ウィーンの森の物語』稽古場ブログスタート!

2021-02-01 13:31:17 | 稽古場ブログ
今日から2月!
早いもので、2021年も、もう1ヶ月経ってしまいました。

いよいよ今日から、3月に公演する『ウィーンの森の物語』の稽古場ブログを始めていきたいと思います!
いつものように各出演者が更新していきますので、お楽しみに!

一回目の今回は、エーリヒ役で出演します永濱 渉が担当します。よろしくお願いします!


はてさて今回上演する『ウィーンの森の物語』は作者
エデン・フォン・ホルヴァート(1901-1938)
Ödön von Horváth



今や、ブレヒトとも並び称されるオーストリアの劇作家ですが、彼の代表作の一つです。


ホルヴァートの作品は、劇団がまだ武蔵関にあった2016年に上演した『最後の審判に日』以来、実に5年ぶりでございます。
ーーもう5年前なのか…




以下は物語のあらすじです(チラシからの引用)

ウィーンの下町。おもちゃ修理店の看板娘マリアンネは、隣の肉屋のオスカーとの婚約を間近に控えているが、親の決めた結婚に気乗りしないでいる。そんな時、ふらっと店をのぞいたアルフレートに一目惚れし、婚約発表の日に駆け落ちする。タバコ屋を営む未亡人ヴァレリーのヒモだったアルフレートは、ヴァレリーからマリアンネに乗り換えたのだ。一年後、乳飲み子を抱え極貧生活を送る二人の間には、もはや理想も愛情もなくマリアンネはとうとうキャバレーのダンサーに身をやつすのだが……。経済不況の真っただ中、不安を抱えて生きる人びとを描くホルヴァートの最高傑作。1930年代のウィーンが、2021年のコロナ禍の東京に投影される。




この作品、初演は1931年です。およそ90年前とは思えぬほど、登場人物たちをとりまく漠然とした不安が、現代の僕たちにとても似ているように感じます。

まだまだ先の見えない状況が続きます。

僕たちも無事公演が出来るよう、引き続き、気を引き締めて稽古に臨みたいと思います!
うがい、手洗いも忘れずに!


次回の担当は、ヒロインのマリアンネが一目惚れしちゃうイケメンヒモ男、アルフレートを演じる和田響き!
更新は2月4日を予定しております!

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<コロナ対策>
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発熱・体調不良のお客様は、ご来場なさらないようにお願い申し上げます。(要連絡)
ご来場の際には、入場時の検温、消毒、マスクの着用、咳エチケットにご協力いただくほか、席番号とご連絡先をご記入いただきます。どうぞよろしくお願いします。(詳細はHPをご覧ください)

観劇における新型コロナ感染症対策ご協力のお願い


<託児サービス>
▪️東京芸術劇場 託児室(東京芸術劇場5階)
▪️対象年齢:生後3ヶ月から小学校入学前のお子さま(定員有り/有料)
▪️予約方法:土・日・祝祭日を除くお預かり日一週間前までにお電話でご予約ください。
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 電話(0120)415ー306(土・日・祝祭日を除く平日、午前9時から午後5時まで)
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<タブレット型字幕サービス>
3/13と3/14限定 貸出9台/無料
聴覚に障害のある方への舞台字幕、日本語の不慣れな方には、AIの自動翻訳による字幕サービスを試験的に行います。ご利用ご希望の方は、事前にご予約の上、希望の言語・サービスについてご確認ください(対応していない言語もあります)。尚このサービスは、タブレット型多言語字幕サービス「レゾネ」のモニターとして実施するものです。(アフタートークの翻訳はありません。)



TEE 東京演劇アンサンブル ホルヴァート生誕120年記念公演
ウィーンの森の物語

作/エデン・フォン・ホルヴァート
訳・ドラマトゥルク/大塚 直
構成・演出/公家 義徳
東京芸術劇場シアターウエスト
<アクセス>池袋駅西口より徒歩2分。池袋駅地下通路の2b出口で直結しています


2012.3.6(土)-14(日)
3/6(土) ★18:30〜
3/7(日) 14:00〜
3/8(月) 休演日
3/9(火) 休演日
3/10(水) ★14:00〜
3/11(木) 18:30〜
3/12(金) 18:30〜
3/13(土) 14:00〜
3/14(日) 14:00〜
★はLow Price Day

全席自由(チケット発券順のご入場となります)
開場は開演の30分前(ケンタウルスの会先行入場)

ーお申し込みー
東京演劇アンサンブル
TEL:048-423-2521 FAX:048-423-8738
ticket@tee.co.jp

TEE WEB TICKET

ー料金ー
前売り/一般 3800円
前売り/U30 3000円
★Low Price Day/2500円
当日/4500円

ー出演ー
和田 響き
仙石 貴久江
中山 一朗(客演)
洪 美玉
雨宮 大夢
志賀 澤子
原口 久美子
浅井 純彦
三木 元太
永野 愛理
大橋 隆一郎
小田 勇輔
篠澤 寿樹
永濱 渉

ースタッフー
音楽/国広和毅
舞台美術/池田ともゆき
衣装/稲村朋子
振付/三東瑠璃
照明/真壁知恵子
音響/島猛
宣伝美術/久保貴之 奥秋圭
舞台監督/三木元太
制作/小森明子 太田昭

ー協賛ー
ケンタウルスの会

私たちを取り巻く「今」

2020-03-18 21:52:16 | 稽古場ブログ

『揺れる』、初日幕開きまで1週間となりました。

稽古場ブログ、今回は趣向を変えてパンフレットの没ネタをお送りします。今回の『揺れる』はこれまでのブログでも紹介したように、2014~15年くらいの時事ネタがたくさんちりばめられています。そこでパンフレット(公演にて販売予定!)では、近年の時事ネタを盛り込もうと決めました。毎度購入されている方にはお馴染みですが、時事ネタ以外にも演出家の公家や出演者の文章、ドラマトゥルク担当の高橋さんや原作者のミリサヴリエヴィッチさんの寄稿文など、戯曲を更に深く理解して掘り下げる要素が満載です。その中から、選外プラスアルファのネタをブログで公開!暗い話ばかり多い昨今ではありますが、少し未来への展望が開けるネタもお届けします。


蝗害

東アフリカで大規模発生。風に乗ってアラビア半島、パキスタンへ飛来。被害が拡大中。


ロヒンギャ難民

「国を持たない民族」ロヒンギャ。比較的浅い川を渡って隣国へ脱出。


常磐線全線で開通

東日本大震災以来、9年ぶりの全線再開。復興への一通過点として。


はやぶさ2

小惑星リュウグウでのミッションを終えて帰還中。順調なら2020年の年末に地球へ。



<<『揺れる』公演に際しての新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関して>>

東京演劇アンサンブルは、3月25日から29日までd-倉庫(日暮里)で行なわれる『揺れる』の公演を予定通り実施いたします。
ウィルスの感染予防、拡散防止には細心の注意を払い、以下の対策を講じております。
なお、発熱・咳など風邪のような症状が疑われるお客様は、ご来場前に医療機関にご相談くださいますようお願い申し上げます。
やむを得ずキャンセルされる場合には、必ず劇団事務所までご連絡ください。
劇団員とご来場のお客様がともにエチケットを守ることによって、
安全な空間を創り、安心して芝居を楽しんでいただきたいと願っておりますので、ご協力をお願い申し上げます。

対策として…
■客席の数を減らして客席間のスペースを確保します。
■会場受付、ロビーに消毒スプレーを設置いたします。
■トイレには液体石鹸を設置いたします。(こまめな手洗いでご協力願います)
■花粉症等でくしゃみの出るお客さまには、マスクをご持参の上、着用をお願い申し上げます。
■急な咳、くしゃみ等は、咳エチケット(ハンカチや衣服で口を覆う)をお守りくださいますようお願い申し上げます。
■受付・スタッフは、予防のためマスクを着用させていただきます。
■開演前の清掃、消毒、換気には最善を尽くします。

現在、キャスト・スタッフの体調は良好で、最後の追い込みの稽古に入っております。
客席数減となりましたので、お申し込みはお早目にお願い申し上げます。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

東京演劇アンサンブル公演
揺れる

作/マリア・ミリサヴリエヴィッチ訳・ドラマトゥルク/高橋文子
構成・演出/公家義徳

日暮里d倉庫

2020.3.25(WED)-29(SUN)
3/25(水) 19:00
3/26(木) 14:00★/19:00
3/27(金) 14:00★/19:00
3/28(土) 14:00
3/29(日)14:00
★はLow Price Day2500円

アフタートーク!!! (各回終演後30分程度)
3/26木19時の回 安田純平さん(フリージャーナリスト)
3/27金19時の回 平良いずみさん(『ちむぐりさ』映画監督)
3/28土19時の回 高橋文子さん(翻訳・ドラマトゥルク)
小高慶子さん(Goethe Institut)
→聞き手はいずれも演出の公家義徳

■料金  当日=4,500円 一般3,800円 学生3,000円 Low Price Day2,500円
■前売  劇団事務所TEL:048-423-2521

webチケット申し込み


『揺れる』初日まであと10日!

2020-03-15 21:35:51 | 稽古場ブログ

いよいよ公演初日まで10日を切りました。
『揺れる』、稽古も佳境を迎えております。







スタッフも集結。

アフタートーク情報も更新されております!

3/26木19時の回 安田純平さん(フリージャーナリスト)
3/27金19時の回 平良いずみさん(『ちむぐりさ』映画監督)
3/28土19時の回 高橋文子さん(翻訳・ドラマトゥルク)・小高慶子さん(Goethe Institut)


どうぞお見逃しなく。




<<『揺れる』公演に際しての新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関して>>

東京演劇アンサンブルは、3月25日から29日までd-倉庫(日暮里)で行なわれる『揺れる』の公演を予定通り実施いたします。
ウィルスの感染予防、拡散防止には細心の注意を払い、以下の対策を講じております。
なお、発熱・咳など風邪のような症状が疑われるお客様は、ご来場前に医療機関にご相談くださいますようお願い申し上げます。
やむを得ずキャンセルされる場合には、必ず劇団事務所までご連絡ください。
劇団員とご来場のお客様がともにエチケットを守ることによって、
安全な空間を創り、安心して芝居を楽しんでいただきたいと願っておりますので、ご協力をお願い申し上げます。

対策として…
■客席の数を減らして客席間のスペースを確保します。
■会場受付、ロビーに消毒スプレーを設置いたします。
■トイレには液体石鹸を設置いたします。(こまめな手洗いでご協力願います)
■花粉症等でくしゃみの出るお客さまには、マスクをご持参の上、着用をお願い申し上げます。
■急な咳、くしゃみ等は、咳エチケット(ハンカチや衣服で口を覆う)をお守りくださいますようお願い申し上げます。
■受付・スタッフは、予防のためマスクを着用させていただきます。
■開演前の清掃、消毒、換気には最善を尽くします。

現在、キャスト・スタッフの体調は良好で、最後の追い込みの稽古に入っております。
客席数減となりましたので、お申し込みはお早目にお願い申し上げます。

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東京演劇アンサンブル公演
揺れる

作/マリア・ミリサヴリエヴィッチ訳・ドラマトゥルク/高橋文子
構成・演出/公家義徳

日暮里d倉庫

2020.3.25(WED)-29(SUN)
3/25(水) 19:00
3/26(木) 14:00★/19:00
3/27(金) 14:00★/19:00
3/28(土) 14:00
3/29(日)14:00
★はLow Price Day2500円

アフタートーク!!! (各回終演後30分程度)
3/26木19時の回 安田純平さん(フリージャーナリスト)
3/27金19時の回 平良いずみさん(『ちむぐりさ』映画監督)
3/28土19時の回 高橋文子さん(翻訳・ドラマトゥルク)
小高慶子さん(Goethe Institut)
→聞き手はいずれも演出の公家義徳

■料金  当日=4,500円 一般3,800円 学生3,000円 Low Price Day2,500円
■前売  劇団事務所TEL:048-423-2521

webチケット申し込み

アルロの端の男は~

2020-03-13 20:59:53 | 稽古場ブログ

ブログを読んでくださっている皆さん、こんにちは。三木元太です。




今年も早いもので、3月13日。


もともと台本に役名もなかったので、稽古しながら振り分けたセリフ。
ワタクシは主に語り手的なところをやるのですが、それが何とも覚えにくい!!
まあ、稽古の進め方も今までの劇団のやり方と違うので戸惑っていることもあるのですが、こんなにもセリフを覚えられないのは初めて。


何が原因だ!?


中身のとらえ方が間違っているから?
会話でない語りは初めてだから?
歳?


気付いたら本番10日前ですわ……。ヤベエ






オムレツ!

2020-03-10 11:41:07 | 稽古場ブログ


今回ブログ担当の大橋です





最近オムレツを作るのにハマっています



初めはスクランブルエッグになったり

ちぎれたりしてうまくいかなかったものですが…









今日はうまく行きました!!!







ふとした瞬間に自分の成長を感じうれしくなる





芝居も最初から出来るわけではなく

だから稽古があり

役への想像を深めていくのだと思います



私は不器用なので、ちょっとづつしか進まないかもしれないけど

前に進めていると実感できるときが

楽しくもありうれしくもあります!





本番まであと16日!



ぜひ!みなさん

本番を見に来てください!!!



私達はウイルスにも負けずに今日も元気に稽古をしています!



ちなみに私は元気です!







あと最後に私が個人的に気に入ってる作業写真です






昼は傷ついた兵士の心を癒し

夜は若者達の居場所を作る母役の原口さん!



以上、今回ブログ担当 大橋でした。


揺れる思い

2020-03-06 12:03:00 | 稽古場ブログ

ブログを読んでる皆さんこんにちは
今回のブログ担当の永濱 渉です


いよいよ初日まで三週間を切りまして、稽古も佳境を迎えております
今回は本当に難解な戯曲であるため、ああでもないこうでもないと四苦八苦しながらシーンを作っております


そして舞台のセットも間も無く完成
今回も少し変わった面白い舞台になってますよー
ぜひ日暮里d-倉庫でご覧下さい!


さてさて、今、世の中では新型コロナウイルスのせいで揺れに揺れまくっております
ウイルスパンデミック系の映画さながらですね
演劇界でもついこの間野田秀樹さんが投じた意見書について色々な声が上がってましたね
もちろん僕もこの時期に公演するということを色々思うことはありますけれども、僕たちは舞台に立つことが生業なのでね、舞台に立たなければ僕たちは無職となんら変わりないのでね、舞台にかける思いだけでも理解していただければなと思います

3月25日〜29日、日暮里で皆さんと一緒に何事もなく、健康に、お会い出来ることを願っております

外出後のうがい手洗いを欠かさずに!








エンパシー

2020-03-01 19:38:41 | 稽古場ブログ

わぉーもう本番まで一ヶ月をきってしまったわ。

今回のブログ担当は洪 美玉です。

今回の作品「揺れる」をやりながら問いかけられていること。
劇団ではずっと傍らにあったコンパッションは可能かという問いにも繋がること。
エンパシー…
シンパシーとはかわいそうな立場の人、自分と似たような意見を持っている人々に対して人間が抱く感情のことだから、自分で努力しなくとも自然に出てくる。
だが、エンパシーは違う。
自分と違う理念や信念をもつ人や、別にかわいそうだと思えない立場の人々がなにを考えているのだろうと想像する力のこと。
シンパシーは感情的状態、エンパシーは知的作業と言えるかもしれない。(ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー)

今、時代は分断の時代。国、民族、個人までもが分断され、対立させられている。バラバラになった人間は弱くなり、潤いをなくし、イライラしている。
そしてそれを覆い隠すように、目をそらさせるように次から次へと欲望を刺激する"商品”が登場する。
一人きりで強くなることを強いる時代はさまざまな病を引き起こす。
「揺れる」にも心に闇を抱え、もがいている人々の言葉が書きつけられている。
それらのモノローグからは「寂しい」「愛されたい」「愛したい」「自分の存在を肯定したい」という思いに溢れている。
混乱の世界に生きている私たち。時間はかかるけど克服のヒントはシンプルにエンパシーを試みることなんじゃ…んーそれしか出来ないんじゃ…

みんなも書いているけどこの脚本には役がふられていない。
つまりセリフ、詩のような言葉が羅列している。
稽古場自体がエンパシーを実践する場でもある。
そしてそれを促す戯曲だと思う。
誰がどれを喋るのかみんなで決める。
立場が違えば同じ言葉が違う音色になる。
ずっとディスカッションしていたいけどもう一ヶ月前ですからね(笑)
本番まで楽しみきりたいと思っています。
みなさんに見て頂けたら嬉しいです。

「人々は、死んだ子どもを腕に抱える母親の写真を見る。人々は泣く。とくに、自分も親である人々が。感情移入したために。彼らはその姿を、まるで自分のことであるかのように捻じ曲げて見る。」



アフタートークのご案内

2020-02-28 17:06:20 | 稽古場ブログ
東京演劇アンサンブル公演
『揺れる』
アフタートーク決定!!
安田純平さん (聞き手/公家義徳)
3月26日(木)19時開演の回終演後30分ほど

安田純平 Yasuda Jumpei (撮影:阿久津和宏)
1974年、埼玉県出身。一橋大学社会学部卒業後、信濃毎日新聞に入社。03年に退社しフリーに。イラク、シリア、アフガニスタン、東南アジアなどの取材を行う。04年、イラクを取材中、現地人にスパイ容疑で拘束されるが何も要求なく3日で解放。07-08年、民間人が戦争を支えている実態を取材するため、イラク軍関連施設などで料理人として働き「ルポ 戦場出稼ぎ労働者」(集英社新書)を著す。12年、シリア内戦取材を報道番組で発表。15年、シリアで武装勢力に拘束され、18年、40カ月ぶりに解放。近著に「シリア拘束 安田純平の40か月」(ハーバー・ビジネス・オンライン)、共著「自己検証・危険地報道」(集英社新書)、共著「戦争取材と自己責任」(dZERO)