Teddy+tのソルトスプリング島便り

バンクーバーからソルトスプリング島に引っ越しました。
島の風景を主にUPしていきます。

旅7

2007年09月19日 | Weblog
山の中のハイウェイを抜けると右側にオカナガン湖が見えてくる。
そこから15分ほどでケローナへ着く。
ケローナは今ブーミングで新しい橋を建設中だったり、コンドやお家が
どんどん建っている。
実はあのシュワルツネッガーの別荘もあるらしい。

さて、義母のコンドへと車を走らせる。
久しぶりの再会の母と義母。こういう時って結構する私とG。
玄関で一通りの挨拶をして、Rも自己紹介をして(車中で練習させてあった。)
”日本から来ました”って言う所では、Gの”そんなの言わなくても分かってる、
あと、気持ちを込めてもっと声を大きく!”
と突っ込みが入り、滞りなく(ぷっ)儀式は終わる。

しばらく義母の所でおしゃべりをして、私達はホテルへ。
Gと犬達は、義母の所へ泊まり、私達は3人でホテルへ泊まる手はずになっている。
Gにホテルまで送ってもらいチェックインをすませたら
しばらくのんびりする。
夕飯は近くのレストランへ、皆で。

旅6

2007年09月19日 | Weblog
ホープを過ぎてハイウェイをしばらく行くと周りは
山、山、山ばかり。
昨今は パインビートル(たぶん松食い虫?)のせいで、枯れた木が目立つ。
パインビートルの被害は拡大していて、これにやられてしまったら
もう打つ手はないのだとか。
幸い若木にはこの虫は付かないのだが、山々を覆っている木々は
圧倒的に成長した木が多いので、被害を被る。
このパインビートル、最近は地球温暖化の影響で越冬に耐え
こうして被害が拡大しているらしい。
このまま行くと山々の木は枯れてしまいたいへんなことになる。
前回この道を通ったときは、木々は青々としていて
うっそうとした森が広がっていたのに。。。
このままでは森が死んで行く。そう思った。

車中で、Gのレクチャーを聞きながら母やRに
説明して行く。Rの心の中にこの話やその目で実際に見たものが
残って、なにか自分なりに考えてくれるのもがあったらと思う。

Rは写真をあまり撮らない。この旅の間ずっとそうで
話を聞くと、バッテリーの充電器を忘れてバッテリーが少ないので
セイブしたいと。
あと、あまり写真を撮るのが好きではないらしい。そっか。
心の目に焼き付けておくのね。クール。

しかし、この現状はしっかりと写真に収めてもらった。

さて、次の休憩所はメリットという街へ。
ここも、ダウンタウンには寄らず日本で言うと
“道の駅”のような場所がハイウェイの途中メリットの街を見下ろす所に建っている。
そこで、遅めのランチ。
といっても、軽くホットドックやサモサを食べる。
Gがいうには、ここのサモサは絶品だそうで、サモサ好きのGはいろいろと
試しているけどもいまだにここのサモサに勝るものに出会ってないらしい。
私はサモサはあまり好きではないので食べない。

ホットドックにかぶりついた時に、うっかりケチャップやマスタードを
垂らしてしまい、ちょうどその下にいたちびTの頭を直撃。
ちびの頭は黄色と赤の縞模様になっていてベトベト。
笑っていたら、Gにこっぴどく怒られてしまった。あはは。
その後車の中でちびがそばに来る度に、頭の匂いを嗅いでしまった私。
ごめんよ。ちび。ちょっとだけ心が痛むがすぐに忘れる。





旅6

2007年09月16日 | Weblog
今日から1泊でケローナへ。
オカナガン地方のこの街にはGの母が住んでいる。
夏は暑く冬は厳しい寒さのこの辺りはデザートエリア。
ワイナリーのたくさんあるところでもある。

朝はゆっくり目に朝食を摂り10時頃に出発。
バンクーバーから車でノンストップで4時間くらいだが、
途中でちょっと休憩したりすると5時間くらいかかる。

忘れ物がないか確認していざ出発。
Rはいつものように言葉少なめ。母はいつも通り。
Rが義母に会うのは初めて、母は2回目。
 
車中お菓子等を食べながら弾まぬ会話をしつつ
最初の休憩所のホープへ着く。
ダウンタウンには寄らずトイレ休憩のみ。
犬達もトイレ休憩に大喜び(いつも思うのだが、全身で喜びを表現するので
分かりやすくて面白い)
皆で体を延ばし、飲みのも等を買って出発。
Rの買ったレインボーアイスが美味しそうなので一口貰った。
予想を反して美味。





旅4、5

2007年09月15日 | Weblog
次の日はGが1泊2日でフィッシングへ。
仕事仲間とキャンベルリバーという所へサーモンを釣りに行きました。

午前中は、掃除や片付け、洗濯などすませ
(助っ人が2人もいるので、素早くすみました。ありがとう。)
午後はゆっくりとダウンタウンへ買い物へ。
巨泉さんで有名なオーケーギフトで、いろんなお土産を物色する。

隊員Rは、もそもそと自分で好きなものを物色していて
そうか~中3にもなれば、こうやって自分で吟味して
お土産が買えるように
なるんだな~とちょっと感慨深くなる隊長。
カゴの中を見ると、割と的を得たもの(カナダらしい通のお土産)が入っていて
素晴らしいと思う。(キテイーちゃんのストラップとか入ってたらどうしようかと思ったが
そんなものはなかった。あたりまえか。)

母のかごは私持ちなので、何が入るか冷や冷やしながら進むが
心配をよそに無難なものを入れていく母。
しかし、母は外貨の計算が出来ない。(というか考えたくもないのだろう。分からないから)
お土産の箱に、$20とちゃんと値札が貼ってあるにも関わらず
”これいくら?”と聞いて来る。
”日本円でいうといくらになる?”ではなく、シンプルに”これいくら?”だ。
ここに書いてあるでしょ?見たでしょ。とちょっと語気が強くなる隊長。
そして、母の言い分。”お母さんにわかるはずないじゃろ。英語の数字は。”
英語の数字って。。。。。

日本円に換算していうが、聞いてるのか聞いてないのか
(たぶん聞いてない)”え?2400円?それっていくら?え~っと。
とか、まだ言っている。
もう、付き合ってはいられないので、別のお土産が売ってある所へ向かう私。
他人にはやさしく出来るのに、なんで血のつながった関係であると
こんなにも腹が立つんだろうと思う。
こういうことは、ここだけでなくこの旅の間、割とあって
(わけわからないことを言い出す、
話を聞いてないから何回も同じことを聞くなど、ボケてるわけではないのだが。)
イライラしてしまい、”もう!お願いやから、黙ってて!”と言ってしまった。
折角来てるんだから、もっとやさしくしようとは思うのだが
こればかりはどうにもこうにも出来ない所があります。
唯一の救いは、お互い後を引かないことなので、しばらくしたら普通の会話に戻ってるんですけどね。

さて、オーケーギフトでたくさん買い物をした後は
スターバックスでスムージーを飲んだ。
スモールサイズのスムージーを2人の所に持っていくと
2人”。。。。。。。量が多い。。。。。。”
飲んでも飲んでも減らないスムージーと格闘している2人。
なので、皆無言。
無言のまま飲み終えてロブソン通りをしばしぶらつき
CD屋さんでDVDなどを買い帰宅する。
今日はGもいないのでチャイニーズのデリバリーを頼む。

次の日は、犬達もいるので、母はお留守番。
ゆっくりと出来るからうれしいと。昨日買ったDVD(プラネットアース)を
かけて一日のんびりしていたらしい。

私とRは次の日から行くケローナ旅行の買い出しへ。
日本食料品店やドラッグストアーやスポーツマートを巡り
必要なものを買う2人。
明日からケローナなので夕飯は、冷蔵庫の中の残り物を食べました。
Gが帰ってきたのは夜10時過ぎ。
獲物はサーモン半身。話を聞くと、3人で行ってサーモン1匹しか釣れなかったらしい。
一緒に行った仕事仲間に下の玄関に挨拶をしにいく。
Gの顔は日焼けで真っ赤になっていて痛々しい。サンブロックを塗らなかったらしい。ジー。
サーモンはきれいに洗って冷凍庫へ入れる。
*写真は全然関係ない熊の写真。サーモンといえば熊かなと思って

旅3

2007年09月14日 | Weblog
ツアーには2種類あって、ゾデイアックというオープンウオーター(でかいゴムボートで防寒着を着込んで行くもの)
のボートでグオングオン行くのと、写真のような屋根付きボート(こちらも馬力はありますがゾデイアックほど
ワイルドではない。)で行くものとあります。
ゾデイアックは昔乗ったことがありこちらの方が絶対面白いのですが
(ある意味海のジェットコースターとも言える)
今回は、お年寄りがいるのでボートで行くことにした。
隊員Rに”今回はこれだけれども、次回はゾデアックで”と命令する隊長。

湾内は静かに進むがそこを出たら、エンジン全開で沖の方へ進むボート。
8月の曇り空、夏と言えど海の上はとても寒い。
皆、防寒防水防風のジャケットを着ている。私達もそこは抜かりない。
まず始めに、ペリカンを見つけ皆で説明を聞き写真を撮る。
その後はまた飛ばして沖へ進む。
スタッフが、”昨日と今日の朝はクジラが見れなかったの。だからツアーのお客さんはがっかりしてた。
でも、今無線が入ってもう少し行くとクジラが見れるそうよ”と教えてくれる。
しばらくすると、船がたくさん静かに停まっている所が見えてきて
その近くを少し背中を出して泳ぐクジラ発見。
といっても、海面に頭や体の一部を出しているのはほんの一瞬で
もぐってしまったら今度はどこから出てくるか分からない。
潜ると5~6分は姿を現さないので大体このへんかな~という検討をつけて
船を動かしたりする。
でも、エンジンの音があまりに近いと彼らは潜ったままどこかへ行ってしまったりする。
彼らのほうからボートに近ずかないかぎり彼らの方へ近ずいてはいけないので
ボートを操るキャプテンにはいろんな技量というものが必要なんだなと思う。

しばらく、クジラを遠目に追って近くに来た(って言ってもまだ遠目なんだが)
とおもったらエンジンを切ってというのを繰り返し、悠々としたクジラの一部の姿を見る。
隊長は、隊員達がいることも忘れ写真を撮ることに没頭していたが
ふと、お年寄り隊員の方を見ると。。。。。寝ている。。。
皆が、右側の方へ寄って”ほらあそこね”とか”うわ~すごい。しっぽが見えた”とか言ってるのにも
関わらず。左側端の席に座って、こっくりこっくりしている。
ある意味大胆不敵。ボートの揺れが心地よい揺りかごの役割をしたのだろうか?
ホエールウオッチングツアーに参加した意味なし。
(しかし後で聞いた話、“クジラのしっぽちゃんとみたよ”と言いはっていた)

隊員Rは、とても楽しんでいたようですが、クジラがあまりに遠いので
残念だった模様。しかしそれはね、目が悪いのに眼鏡をかけるのを忘れたせいもあると
思うよ。眼鏡があればもっとちゃんと見えたのに。

クジラの後は、シーライオンだらけの島へ向かい写真を撮り
帰港する。

ボートから降りた後隊員達に感想を聞いてみる。
母” まあ、よかった。眠かったけど。”
R”クジラ遠かったね。”
隊長脱力。

そして、ロイヤルミュージアム。
朝よりも混んでいる。もう入口付近で諦める隊長。
何故か怒りが込み上げて来る。この理不尽ともいえる混み具合に。
ここでうお~と叫んでみたらすっきりするかも、と思うが
そんな度胸はなく、仕方がないのでミュージアム内のお土産売り場へ。
そのあとは、ちょっとまたその辺のお土産屋さんを冷やかし
4時のバスでバンクーバーへ帰って来た。
Rは、まだもう少しビクトリアの街を散策したかったようですが
母も疲れているし、4時のバスを逃すと今度は7時までバスがないので
申し訳ないけど、それで帰って来てしまいました。
まだこれから来る機会はたくさんあるので、次の時まで楽しみにとっておこうと言いました。
バンクーバーに帰り着いたのは8時くらい。
Gがまたバスターミナルまで迎えに来てくれていました。

夕飯はフェリーの中で摂っていたので、あとはお風呂に入って寝るだけ。
今日もお疲れさまでした。




旅3

2007年09月14日 | Weblog
本日はビクトリア観光。毎日忙しく動き回ります。
花の街ビクトリア。ほんとは1泊で行く方がいろいろと見れて良いのですが
涙をのんで、日帰り観光にしました。
さて、メインイベントは”クジラを見に行く”こと。
そして、時間があれば他の所へも行こうということに。
(って言っても隊員達は、いいよどこでもって感じなのだが)

バスとフェリーで片道4時間の旅。
なので、現地で動き回るには早朝にバンクーバーを発たなければならず
朝、5時40分のバス(グレーハウンドと言って、バンクーバービクトリア間を一日に5~6往復しているバス。
フェリーにもそのバスのまま乗ります。)に間に合うように家を出る。
Gは、平日はお仕事なので行けないので、このバスになりました。

この日も雨模様。クジラが見れるか心配でした。
朝が早かったのでGが車でバスターミナルまで送ってくれる。
東の空がかろうじて明るくなっているが、こちら側は厚い雲に覆われてるので
暗い。そんな中眠い目をこすりボーッしている隊員2人。
二人とも、寝癖の髪がすごいことになっているがそんなことおかまいなしという感じ。
バスとフェリーの中ではゆっくり出来るので
惰眠をむさぼる。
フェリーから見る海は霧がかっていて、島々の間を通る時などは
その霧が邪魔して遠くまで見えないので、いつもより多めに汽笛が鳴っていた。
4時間後、無事にビクトリア到着。
取りあえず先に、クジラ見学のツアーデスクへ行き、12時のツアーに空きがあるか
確認する。ツアー自体は3時間。
これを逃すとその後は3時のツアーになってしまい
バスやフェリーの時間が合わなければ
バンクーバーに帰るのが夜遅くなってしまう。
確認するとまだ空いてるとのことですぐ予約をする。
12時15分前に船着き場へ集合なので、それまで博物館を見ようと思い
そこからすぐのロイヤルミュージアムへ向かう。
行って吃驚!!。凄い人人人で入場券を買うだけでどんだけ時間がかかるのか?
と思う。実はこの夏、ここにはタイタニック号から引き上げられた物が
展示されており(期間限定で)それを見に来た人達でごった返していたのであった。
私達に残された時間は、2時間を切っている。
並んで入場券を買っても中をじっくり見ることが出来ない。
なんせこの博物館はすごくでかいのだ。
最初並んでいた私達も、全然動かない列にしびれを切らして
時間を無駄に使うなんてナンセンス~と思い、そこは却下になり
クジラツアーが終わって時間があったら来ようということになる。
(といっても私の独断で。隊長だから強気)
そして、行った先はそこから歩いて5分のクリスタルガーデン。
しかし、クリスタルガーデンはいつのまにかクローズしていた。永遠に。
あとこの辺で観光といえば、ワックスミュージアムか水族館か
ミニチュアミュージアム。ワックスミュージアムと水族館は
虚脱感が全身を襲うような所なので(え!これだけ?ほんとに?というかんじ)
ちょっとはましなミニチュアミュージアムへ。
久しぶりに入ったけど、予想を裏切り面白かった。
いろいろと部が分かれていて、様々なミニチュアが展示されている。
開拓時代のカナダ全土のミニチュアなんかは州によってその土地の特性が出ていて
思わず、”ほ~”とか親父のような溜め息まで出て来てしまう。
昔からの戦争の歴史を追ったミニチュア部門もあって、豆粒のような
兵隊さん達がリアルに描かれていたりする。
(足を負傷した兵隊さんが仲間にかつがれている所とか、
医療部隊が、怪我した兵隊さんの腕に包帯を巻いている所とか)
じ~ッと見ていると、これが夜誰もいないこのミュージアムの中で動き出したら
不気味だろうな~とか思ってしまう。
そういう堅苦しさのあとは、貴族のお城の中はこういう感じ風のミニチュアがあったり
アンデルセンに出て来るようなミニチュアがあったり
ファンタジアの世界が繰り広げられて、最後はサーカス館のミニチュアで終わった。

その後早めのランチを食べ、お土産屋さんをブラブラしたら時間になり
集合場所へ向かう。





旅2

2007年09月14日 | Weblog
次の日は市内観光へ。
ダウンタウン、ハーバーセンター、グランビルアイランドを廻る。
この日はあいにくの雨で、ダウンタウンの通りを歩くよりも
パシフィックセンターモールの中で買い物をしようということになり
モールへ。Rの上着や母の鞄等を買う。
お昼は、モールと続いているベイというデパートのレストランで
ランチ。Rは“お肉が食べたい”というので
ローストビーフを頼む。
付け合わせはいろいろと選べて(といっても種類は少ないが)
Rはマッシュポテトとミックスベジを頼む。
それにもれなく付いて来るもの。
それはグレービーソースのたっぷりかかったヨークシャープデイング。
生まれてこのかた見たこともない代物と
そのお皿に乗った全てのものの量に、戸惑い気味のR。
肉の乗った皿を見て一言。
”多い。。。。”
ヨークシャープデイングを食べて一言。
”まずい。。。。” 簡潔明瞭でよろしい。
しかし、ローストビースは美味しかった模様です。

この後ハーバーセンターへ。
展望台へ上がりバンクーバーの町を見下ろす。
もう、この辺でいい加減二人ともお疲れの様子。
時々、イスに座り込んでいるし。母は年も年だし仕方なかろうが
Rまで、ジジ様のように座り込んでるのは若者として生気がなさすぎ!
今、ローストビーフ食べてエネルギー補給したというのに!
時差ぼけと疲れと眠気でなんだかヨロヨロしている。
もう、かえって寝たいよという心境だろうが
バンクーバーに来たからには、思う存分楽しんで行ってもらいます。
スパルタビリー隊長の教えに従って。(どんな教えだ)

この後、隊長と隊員2人はヨレヨレの体に鞭打ってグランビルアイランドへ。
隊員Rは、日本に比べると2倍の大きさはある
たくさんの野菜や果物をみて、またまた吃驚!
しかし、疲れには勝てずボーッといているR。
早めに買い物を済ませてGに迎えに来てもらいました。
帰り着いたら、ベットへ直行し
夕飯のバーベキューまでぐっすり寝ていた隊員Rでした。


バアバとマゴの旅

2007年09月13日 | Weblog
8月中旬から後半にかけて、母と甥っ子が遊びに来てました。
まあ、最初はどうなることかと心配でしかたなかったです。
ここに着いてしまえば大丈夫だけど
それまでが心配で心配で。ほんとに来れるのかいな?と。
ハハは4回目ですがそれまでは、ツアーとか私がこちらに帰って来る時に
一緒に来たりとかだったので、誰かに着いて来ればよいだけだったけど
今回は甥っ子と2人。甥っ子中3だし。初めての海外旅行だし(あっ!韓国には行ったことある
のですが、宮崎から直行便だったわけで)
宮崎から関空に直行便はでておらず、伊丹で乗り換えなければならないので
宮崎、伊丹、関空、バンクーバーと4つのエアポートを
股にかけることになる彼らの中の心境はいかに?

母 ”まあ、大丈夫やろ。Rに、ばあちゃんはなんにも分からんから
ちゃんと連れて行ってねっていうちょるし”

、、、、、、、増々心配になって来る私。

そして、当日。

到着出口で待つこと1時間ちょっと。出て来ない。
飛行機はとっくの昔に着いている。
もしや乗り遅れたのでは?とかどっか違う所に行ってしまったのでは?とか
いろんな思いが駆け巡る。
そしたら、いきなり携帯がなり出てみたらRでした。
私”もしもし、今どこ?”(いきなり)
R”わからんけどなんか、バスがいっぱい停まってるところ”(切り返しも無駄なし)
私”分かった今行くから”(ほんとは分かっていなかった私)

出て来た様子はないのに、なんでそんな所に?
?マークが頭の中を駆け巡るが、とりあえず出口近くのバス乗り場へ急ぐ。

、、、、、、いない。スーツケースを持って待ってる人達の中
どこを探しても、母と甥っ子はいないのであった。
途方に暮れる私。

そしてまた電話が鳴ったので、急いで出てみるとR。
私”え~!どこ?バスがいっぱい停まってる所って?”
R” さあ?バスが何台か停まっちょる。オレンジの。”

ふと、気ついた。人がほとんどいない端っこのバスが停まってる所。
そこは、団体専用出口。なぜにそんな所へ?
走る私。見えて来た見えて来た。端っこの方に座っている母と甥っ子。
なんだか久しぶりの挨拶もそこそこに”なんで?また”と聞いていた。

税関で何故か止められたらしく、わけも分からないままに
別の窓口に行かされて、また荷物検査をされたらしい(といってもx線だけですんだそう)
それで、向こうから出なさいと言われて出て来た所が
団体客出口だったというわけであった。
オフィサーもきっと全然理解してなさそうな年寄りと子供を見て
団体グループと思ったんじゃないだろうか。というのが私の見解。

まあ、取りあえず無事に着いて一安心。

私達がアタフタしていた時にGはというと
待っててもまだ出てこないのでしびれを切らし
”まだ、たぶん手間取ってて(他からの飛行機の着陸と重なっていたため)しばらく
かかるとおもうからコーヒーでも買って来る”と言い残し
2階のスタバに行っていたのであった。

さて、その日は長時間のフライトで疲れてるだろうと思い
うちに帰ってスーツケースの中を片したりした後は
横になれるようにして、しばらく休んでもらう。
Rぐっすり。よほど疲れていたよう。緊張と長時間の旅に。
しかし、ここでずっと寝てしまうと時差ぼけから蘇るのがしんどくなるので
夕方無理矢理に起こしてサイエンスワールドのアイマックスへ連れて行く。
サイエンスワールドの映画館は天井が大スクリーンになっていて
凄い迫力の映画が見えるようになっている。
映画といっても、そのほとんどはドキュメンタリータッチの子供でも見れるもので
今回は、”ハリケーンカトリーナ”のドキュメントであった。

しかし、あのすごい音声にも負けずに途中寝入っていたR。すごい。
母は、映画の途中で何度もなにやらわけ分からないことを
Rの隣で言っていて、映画の最中なので”シーッ”と私に何度も注意されていた。
そして、映画が終わった後興奮気味に、映画見たの何十年ぶり!とか言っていて
私に注意されたことなんか全然覚えてなくて
この人達。一体何? という気分。
(あっ、私の母と甥っ子でしたね。はい。)

写真は映画が終わって、何故かすっきりした顔のお二人。