Teddy+tのソルトスプリング島便り

バンクーバーからソルトスプリング島に引っ越しました。
島の風景を主にUPしていきます。

旅3

2007年09月14日 | Weblog
ツアーには2種類あって、ゾデイアックというオープンウオーター(でかいゴムボートで防寒着を着込んで行くもの)
のボートでグオングオン行くのと、写真のような屋根付きボート(こちらも馬力はありますがゾデイアックほど
ワイルドではない。)で行くものとあります。
ゾデイアックは昔乗ったことがありこちらの方が絶対面白いのですが
(ある意味海のジェットコースターとも言える)
今回は、お年寄りがいるのでボートで行くことにした。
隊員Rに”今回はこれだけれども、次回はゾデアックで”と命令する隊長。

湾内は静かに進むがそこを出たら、エンジン全開で沖の方へ進むボート。
8月の曇り空、夏と言えど海の上はとても寒い。
皆、防寒防水防風のジャケットを着ている。私達もそこは抜かりない。
まず始めに、ペリカンを見つけ皆で説明を聞き写真を撮る。
その後はまた飛ばして沖へ進む。
スタッフが、”昨日と今日の朝はクジラが見れなかったの。だからツアーのお客さんはがっかりしてた。
でも、今無線が入ってもう少し行くとクジラが見れるそうよ”と教えてくれる。
しばらくすると、船がたくさん静かに停まっている所が見えてきて
その近くを少し背中を出して泳ぐクジラ発見。
といっても、海面に頭や体の一部を出しているのはほんの一瞬で
もぐってしまったら今度はどこから出てくるか分からない。
潜ると5~6分は姿を現さないので大体このへんかな~という検討をつけて
船を動かしたりする。
でも、エンジンの音があまりに近いと彼らは潜ったままどこかへ行ってしまったりする。
彼らのほうからボートに近ずかないかぎり彼らの方へ近ずいてはいけないので
ボートを操るキャプテンにはいろんな技量というものが必要なんだなと思う。

しばらく、クジラを遠目に追って近くに来た(って言ってもまだ遠目なんだが)
とおもったらエンジンを切ってというのを繰り返し、悠々としたクジラの一部の姿を見る。
隊長は、隊員達がいることも忘れ写真を撮ることに没頭していたが
ふと、お年寄り隊員の方を見ると。。。。。寝ている。。。
皆が、右側の方へ寄って”ほらあそこね”とか”うわ~すごい。しっぽが見えた”とか言ってるのにも
関わらず。左側端の席に座って、こっくりこっくりしている。
ある意味大胆不敵。ボートの揺れが心地よい揺りかごの役割をしたのだろうか?
ホエールウオッチングツアーに参加した意味なし。
(しかし後で聞いた話、“クジラのしっぽちゃんとみたよ”と言いはっていた)

隊員Rは、とても楽しんでいたようですが、クジラがあまりに遠いので
残念だった模様。しかしそれはね、目が悪いのに眼鏡をかけるのを忘れたせいもあると
思うよ。眼鏡があればもっとちゃんと見えたのに。

クジラの後は、シーライオンだらけの島へ向かい写真を撮り
帰港する。

ボートから降りた後隊員達に感想を聞いてみる。
母” まあ、よかった。眠かったけど。”
R”クジラ遠かったね。”
隊長脱力。

そして、ロイヤルミュージアム。
朝よりも混んでいる。もう入口付近で諦める隊長。
何故か怒りが込み上げて来る。この理不尽ともいえる混み具合に。
ここでうお~と叫んでみたらすっきりするかも、と思うが
そんな度胸はなく、仕方がないのでミュージアム内のお土産売り場へ。
そのあとは、ちょっとまたその辺のお土産屋さんを冷やかし
4時のバスでバンクーバーへ帰って来た。
Rは、まだもう少しビクトリアの街を散策したかったようですが
母も疲れているし、4時のバスを逃すと今度は7時までバスがないので
申し訳ないけど、それで帰って来てしまいました。
まだこれから来る機会はたくさんあるので、次の時まで楽しみにとっておこうと言いました。
バンクーバーに帰り着いたのは8時くらい。
Gがまたバスターミナルまで迎えに来てくれていました。

夕飯はフェリーの中で摂っていたので、あとはお風呂に入って寝るだけ。
今日もお疲れさまでした。




旅3

2007年09月14日 | Weblog
本日はビクトリア観光。毎日忙しく動き回ります。
花の街ビクトリア。ほんとは1泊で行く方がいろいろと見れて良いのですが
涙をのんで、日帰り観光にしました。
さて、メインイベントは”クジラを見に行く”こと。
そして、時間があれば他の所へも行こうということに。
(って言っても隊員達は、いいよどこでもって感じなのだが)

バスとフェリーで片道4時間の旅。
なので、現地で動き回るには早朝にバンクーバーを発たなければならず
朝、5時40分のバス(グレーハウンドと言って、バンクーバービクトリア間を一日に5~6往復しているバス。
フェリーにもそのバスのまま乗ります。)に間に合うように家を出る。
Gは、平日はお仕事なので行けないので、このバスになりました。

この日も雨模様。クジラが見れるか心配でした。
朝が早かったのでGが車でバスターミナルまで送ってくれる。
東の空がかろうじて明るくなっているが、こちら側は厚い雲に覆われてるので
暗い。そんな中眠い目をこすりボーッしている隊員2人。
二人とも、寝癖の髪がすごいことになっているがそんなことおかまいなしという感じ。
バスとフェリーの中ではゆっくり出来るので
惰眠をむさぼる。
フェリーから見る海は霧がかっていて、島々の間を通る時などは
その霧が邪魔して遠くまで見えないので、いつもより多めに汽笛が鳴っていた。
4時間後、無事にビクトリア到着。
取りあえず先に、クジラ見学のツアーデスクへ行き、12時のツアーに空きがあるか
確認する。ツアー自体は3時間。
これを逃すとその後は3時のツアーになってしまい
バスやフェリーの時間が合わなければ
バンクーバーに帰るのが夜遅くなってしまう。
確認するとまだ空いてるとのことですぐ予約をする。
12時15分前に船着き場へ集合なので、それまで博物館を見ようと思い
そこからすぐのロイヤルミュージアムへ向かう。
行って吃驚!!。凄い人人人で入場券を買うだけでどんだけ時間がかかるのか?
と思う。実はこの夏、ここにはタイタニック号から引き上げられた物が
展示されており(期間限定で)それを見に来た人達でごった返していたのであった。
私達に残された時間は、2時間を切っている。
並んで入場券を買っても中をじっくり見ることが出来ない。
なんせこの博物館はすごくでかいのだ。
最初並んでいた私達も、全然動かない列にしびれを切らして
時間を無駄に使うなんてナンセンス~と思い、そこは却下になり
クジラツアーが終わって時間があったら来ようということになる。
(といっても私の独断で。隊長だから強気)
そして、行った先はそこから歩いて5分のクリスタルガーデン。
しかし、クリスタルガーデンはいつのまにかクローズしていた。永遠に。
あとこの辺で観光といえば、ワックスミュージアムか水族館か
ミニチュアミュージアム。ワックスミュージアムと水族館は
虚脱感が全身を襲うような所なので(え!これだけ?ほんとに?というかんじ)
ちょっとはましなミニチュアミュージアムへ。
久しぶりに入ったけど、予想を裏切り面白かった。
いろいろと部が分かれていて、様々なミニチュアが展示されている。
開拓時代のカナダ全土のミニチュアなんかは州によってその土地の特性が出ていて
思わず、”ほ~”とか親父のような溜め息まで出て来てしまう。
昔からの戦争の歴史を追ったミニチュア部門もあって、豆粒のような
兵隊さん達がリアルに描かれていたりする。
(足を負傷した兵隊さんが仲間にかつがれている所とか、
医療部隊が、怪我した兵隊さんの腕に包帯を巻いている所とか)
じ~ッと見ていると、これが夜誰もいないこのミュージアムの中で動き出したら
不気味だろうな~とか思ってしまう。
そういう堅苦しさのあとは、貴族のお城の中はこういう感じ風のミニチュアがあったり
アンデルセンに出て来るようなミニチュアがあったり
ファンタジアの世界が繰り広げられて、最後はサーカス館のミニチュアで終わった。

その後早めのランチを食べ、お土産屋さんをブラブラしたら時間になり
集合場所へ向かう。





旅2

2007年09月14日 | Weblog
次の日は市内観光へ。
ダウンタウン、ハーバーセンター、グランビルアイランドを廻る。
この日はあいにくの雨で、ダウンタウンの通りを歩くよりも
パシフィックセンターモールの中で買い物をしようということになり
モールへ。Rの上着や母の鞄等を買う。
お昼は、モールと続いているベイというデパートのレストランで
ランチ。Rは“お肉が食べたい”というので
ローストビーフを頼む。
付け合わせはいろいろと選べて(といっても種類は少ないが)
Rはマッシュポテトとミックスベジを頼む。
それにもれなく付いて来るもの。
それはグレービーソースのたっぷりかかったヨークシャープデイング。
生まれてこのかた見たこともない代物と
そのお皿に乗った全てのものの量に、戸惑い気味のR。
肉の乗った皿を見て一言。
”多い。。。。”
ヨークシャープデイングを食べて一言。
”まずい。。。。” 簡潔明瞭でよろしい。
しかし、ローストビースは美味しかった模様です。

この後ハーバーセンターへ。
展望台へ上がりバンクーバーの町を見下ろす。
もう、この辺でいい加減二人ともお疲れの様子。
時々、イスに座り込んでいるし。母は年も年だし仕方なかろうが
Rまで、ジジ様のように座り込んでるのは若者として生気がなさすぎ!
今、ローストビーフ食べてエネルギー補給したというのに!
時差ぼけと疲れと眠気でなんだかヨロヨロしている。
もう、かえって寝たいよという心境だろうが
バンクーバーに来たからには、思う存分楽しんで行ってもらいます。
スパルタビリー隊長の教えに従って。(どんな教えだ)

この後、隊長と隊員2人はヨレヨレの体に鞭打ってグランビルアイランドへ。
隊員Rは、日本に比べると2倍の大きさはある
たくさんの野菜や果物をみて、またまた吃驚!
しかし、疲れには勝てずボーッといているR。
早めに買い物を済ませてGに迎えに来てもらいました。
帰り着いたら、ベットへ直行し
夕飯のバーベキューまでぐっすり寝ていた隊員Rでした。