Teddy+tのソルトスプリング島便り

バンクーバーからソルトスプリング島に引っ越しました。
島の風景を主にUPしていきます。

ソルトスプリングアイランド7

2009年09月16日 | Weblog

忘れてはいけない島に一つだけある映画館。
黒板には上映作品が書いてある。


ラベンダーファーム。


ワイナリー。


島では有名なレストラン。その名もツリーハウスカフェ。



クラフトハウス。ここでは島のアーテイスト達の作品が展示されて、買えるようになっている。
Gはシープの毛のラグをいたく気に入られお買い上げになっていました。



アイランダーの方々。(黒いのは省く)



島のお金。5ドル札。この島でしか使えません。



帰途へ。



トワッセンからバンクーバーへ帰る途中のカボチャ畑。
ハロウィーンのカボチャが着々と育っていました。

ソルトスプリングアイランド5

2009年09月16日 | Weblog
マーケットの後は、勝手に名付けた”彫刻の森”へ。
ここは、Gの大好きなスタジオで、この島へ来ると必ず行くところ。



ガレージセールにも行きました。ご家族はドイツ人で、もっと大きなお家に引っ越すことになり
そのためのガレージセール。オレンジと黄色の混じったキュートなリネンのプレイスマット4枚組を3ドルでゲット。
家に帰って来て、よく見たら、フィンランド製でした。



マウントマックスウェル。この山の頂上はルックアウトになっていて
フェンスの向こう側は、ちょっと平らなところがあるだけで、すぐ崖になっている。
ここで前回、テデイーが壊れたフェンスの隙間から、そのちょっと平ら所に出たことがあって、ほんと~に肝が冷えた。
もう少し行ったら崖から滑り落ちる所だった。

ソルトスプリングアイランド4

2009年09月16日 | Weblog
なんだか昨日の日記は”きみは小学生か!!”というような文とわけ分からない内容に
読んでて自分で突っ込みを入れたくなった。まっいっか。

さて、ソルトスプリングの続きでっす。
今回一番行きたかったサタデーマーケット。


ここのドリームクリームは、何にでも効く素晴らしい代物。傷や火傷や湿疹やニキビや腰痛、筋肉痛、虫さされ
乾燥肌、他にもたくさん。もう手放せないものとなってます。


たくさんのパワーストーン。このテーブルだけでなく、この右側にもたくさんの石ちゃんが置いてあった。
ここで今回紫水晶を買いました。カミーノに帰っていった石にそっくりな重さとハートの形。
見つけた途端に、これは私が買わなきゃって思ってしまった。店主にペンダントヘッドとして使いたいから作ってくれない?って聞いたら、作ってくれた。家に帰って、紫水晶の”意味”を調べたら、今の私に必要なことがたくさんのっていて
これはサインだなと思ってしまった。
あと、キドニー型の水晶も買いました。
この島に来る前に、ホールフーズというナチュラルフーズ、オーガニック類の売ってるお店で、部屋を浄化する
ホワイトセージを初めて買ったのだけど、まさかそのホワイトセージで石を浄化出来るとは思ってなかった。
家に帰ってさっそく、石ちゃんたちを“いぶし”ました。


燻したあとの紫水晶。カミーノに帰っていった石が置いてあった所に置いてます。

ソルトスプリングアイランド3

2009年09月15日 | Weblog
今回泊まったB&B。
ドッグフレンドリーなのは必須だが、それプラス、宿泊代が一番安かった。
ジャグジー付きスイートで90ドル+犬達1匹につき5ドル。
他のB&Bは、どんなに安くても100ドル以上で、犬達にいたっては、一匹50ドルとるところも。
なんでそんなに差があるのか分からないけど、“サービス”とか“朝食”とか、なんかいろいろと
“売り”にするものがあるんだろう。
前に泊まったB&Bは :朝食”と”景色”が“売り”だった。

さて、今回のB&B。
ウェブではとても素晴らしい宣伝がなされていて、写真でみるかぎりは、素晴らしい所だった。
写真で見る限りはね。
清潔できちんと整ったベッド。可愛い庭。食べきれない程のホームメイドの朝食。
こんなに素晴らしいのに、安い!
そして、すぐ予約する夫。しか~し、私はなぜか一抹の不安が。。。。。
予約したのが結構遅かったのに、まだ空いてるなんて怪しい。だって、この夏最後のロングウイークエンドなのに。
こんなに安かったら絶対にもう埋まってるはずだ、普通なら。
それなのに、私達しか予約がいない様子。う~~ん。
でも、もしかしたら、すごくラッキーだったのかもとか思いながら、出発。

そして、着いてみて愕然とする私。
まず、玄関が全然掃除されてない。蜘蛛の巣が張ってて、そこに枯れ葉が幾重にも積もっている。
そして、玄関の横には、なんだか分からないガラクタが。。。。
それを見ないようにしながら、部屋へ入ると、なんか匂う。
何の匂いかは分からないが、何か匂う。部屋を一回りしてみる。
インテリアは変わってるけど、そこにちゃんと収まってる感じ。
しか~~し、何か埃っぽいな~と思って良く近寄ってみたら、タンスや鏡台や頭元のランプ台には埃がたくさん積もっていた。
床もいつそうじしたのか分からないような色であった。
そして、極めつけは、観音開きのブラインド。ブラインドの下には幾つもの虫の死骸が。。。
黙って閉める。もう、そこでぐったりする私。
トイレや洗面台、ジャグジーも、最後にそうじをしてから、どのくらい経っているのか分からない。
ジャグジーの横には、なぜかペンチとかの工具が置かれていて使う気にならず、サウナにいたっては
もうドアを開けるのが怖いくらいだったので、それは触らず。
シャワー室には、髪の毛が。。。。

部屋を変えてもらえば良かったのだが、着いたのが夕方だったのと
次の日は、全室予約が入ってるとのことで、仕方がないので今日だけは我慢してこの部屋に泊まることにする。
2泊予約していたのだが、心の中には、もう明日チェックアウトして他のB&Bを探そうと固く誓ってる私。
Gは、そんな部屋にも関わらず、掃除してないことなんかあまり気にしてないようで
庭へ出て、犬達と遊んでいる。
私が文句を言うと、今日はもう仕方ないけど明日になったら違う所を探してみようと言ってくれる。
その後、ちょっとそこのオーナーと話すことが出来たのだけど、なんせそこのオーナーは
83歳という高齢で、一人でB&Bを切り盛りしている。
彼女が、他の部屋のシーツやタオルをせっせと運んでいたり、庭に水をやったりしているのを見たら
部屋のことを言い出せなかった。
その日の夜は、よく眠れずに、夜中に何度も目が覚めてしまった。
周りに何もない所なので、とても静か。そんな中、キー!という音の後に、ガシャン!という音が遠くの方で聞こえ
あ~、交通事故かなと思ってたら、その後どのくらい経ってたかは知らないけど
救急車とパトカーのサイレンが続けざまに聞こえてきては、消えていった。
事故はもしかしたら、案外近くなのかもしれないな~と思いながら、時計を見たら4時近くだった。
Gはグーグーイビキをかいて寝ていたし、いつもなら夜中でもサイレンの音にすぐ反応してワオ~というちび達も
ぐっすり寝ていて、なんだか孤独な私であった。
その後、帰って行く救急車のサイレンの音を聞きながら、やっぱり、明日は(って今日だけど)絶対ここをチェックアウトしようと思いながら、眠りに引きずり込まれていった。

次の日、朝食は8時から9時までの間で、8時半頃に食堂へ行くと
オーナーが、”コーヒーを沸かしてるから勝手にのんでね”といってキッチンへ案内してくれる。
泊まり客は私達だけなので、もしかしたら全部セルフサービスだったりしてなどと思いながら
コーヒーを入れる。
そして、ミルクはどうする?と言われてどうしようか迷っていると、“このミルクは、いつ買ったのかよく覚えてないんだけど
ちょっと味見して、酸っぱかったらやめてね”と、さらっと言っていて、吃驚仰天!
目が点になって、動作が止まってる私に、Gが”大丈夫だよ、僕がちょっと味見してあげるから”といって
匂いをかいで、ちょっと味見していて、2重に吃驚!!
“大丈夫だよ、酸っぱく無いから”と言って、私にもミルクをすすめるGだったが
お腹を壊したく無いので、私は頑に拒否。そしたら、”彼女は慎重すぎるんだよね~”とか言ってるよ。
彼らのおおざっぱな行動と言動を理解しかねる私。
いいのか、それで。

朝食は、自家製シリアルに自家製ビスケット、ヨーグルト、果物数種、摘みたてのブラックベリー、
そして、チーズ入りオムレツ。
テーブルセッテイングが一見されてるように見えて、実はなぜか古いプレイスマットの上に
パン粉が落ちていたり、グラスのコップが曇っていたり、果物には、小さなショウジョウバエが何匹も飛んで来たりしていて
げんなりする。
たった2人しかいないのに、なぜに、8人がけのテーブルに8人分のテーブルセッテイングがされてるんだろう?とか
思いながらも、昨夜食堂に案内されて来た時も、このように8人分のテーブルセッテイングがされてあったな~とか
思ったら、もしかしたら、このテーブルセッテイングは、最後にゲストが来た時からずっとここにされているのかもしれないとか思った。

チーズオムレツは美味しかったが、オーナーが焼いたチーズオムレツを、フライパンのままテーブルに持って来て
ひょいっと、私達のプレートにのっけてくれたんだけど、今までいろんなB&Bに泊まって来たが
そんな大雑把なことをされたのは初めてだったので吃驚した。

オーナーは私達が食べてる最中も、隣のリビングにいて、島のいろいろな話をしてくれたり
自分のヒストリーを話してくれたりして、なんだか、自分が久しぶりにグランマの所に来ているような気分になって
不思議だった。

彼女の話を聞いていると、なぜか汚い部屋も、大雑把なテーブルセッテイングも、飛んでいるショウジョウバエさえも
なんだか、もうどうでも良いような気分になって、ここは、グランマのお家だから、彼女は一人でここに住んでいるんだから
そういうことには文句は言うまいという気分になって来るのが不思議だった。

その日はサタデーマーケットに行く予定で、8時半にはもうマーケットはオープンしているとの情報はウェブで調べていたけれど、もう一度確認のために、オーナーに聞くと” 行ったら分かるわよ”とこれまた大雑把な答えが返って来て
さすが!と思った。

何事にも大雑把なグランマ83歳。マックスという犬と一緒に一人でこのB&Bを切り盛りして、まだ足腰もしっかりしている。ボケてもいないし(ボケたらB&B出来ないですが)。
少し、視力が弱ってるのはあるかもしれないが(そうじのことを思うと)まだまだこのB&Bを続けて行けそう。

その日は、サタデーマーケットに行ったり、ガレージセールに行ったり、島の南の方へ出かけたりして
結局また、このB&Bに泊まることにした。
夕方に帰って来たら、他のゲストも来ていて、前庭には車が2台停まっていた。

その日は、何故か前日よりも、部屋のいろんなことが気にならなくなっていて
夜もぐっすり眠れた。“慣れ”っていうのは恐ろしいが、まあこの日が最後というのもあったからかもしれない。

次の日は、8人分のテーブルセッテイングが皆埋まって、誰も座ってなかった昨日に比べたら
大雑把な物事が、なぜか、人々のおかげでどこかへ行ってしまったかのごとく消え失せていた。

朝食は、自家製シリアル、ヨーグルト、果物は同じであったが、昨日はあんなにいたショウジョウバエが一匹もいなくて、私のグラスは曇っていなくて、プレイスマットもきれいだった。
今日はキッシュを焼いてくれていて、キッシュはケーキ用のプレートに乗っていたし
それを8人分にグランマが切ってくれて、それぞれのお皿にのっけてくれた。
私達が、それぞれ話をしながら、食べてる間、グランマは隣のリビングで昨日と同じように座っていたけど
今日はゲストの話の聞き役になってくれていた。

8人分のコーヒーはすぐに売り切れて、グランマは目を丸くしながら、”まあ、よくコーヒーを飲む人達ね”といいながら
4回目のコーヒーの粉をフィルターに入れながら言っていた。
食事が済んで、コーヒーを待ってる間、ちょっと裏庭にでて、マックスが雨の中を歩いていくのを見ていたら、グランマが後ろにいて
”マックスはとても頭がいいのよ。私と時々風船で遊ぶんだけど、私が風船を飛ばしたらその下にいて、ちゃんと風船を打ち返してくれるのよ”と言った。
“マックスは、素晴らしい犬だね。それから、おいしい朝ご飯をありがとう”と私も言った。

私が部屋でパッキングしてる間、Gは会計を済ませ、リビングで新聞を読んでいた。
最後に、お礼をいって帰るとき、マックスがやって来て、私の膝に顔をつけてきたのでたくさんなでてやった。
グランマにさようならを言って、最後に前庭の入口の所で写真を撮った。


ソルトスプリングアイランド2

2009年09月15日 | Weblog
ソルトスプリングアイランド到着。


薄緑色のバンは、私達の右横を通り過ぎていきました。
旦那曰く、”ここはソルトスプリングアイランドだから。誰も気にしない”



リカーショップの窓にはこんなノーテイスが。。。。




今回泊まったB&B。
見た目はきれいだが、そうじをいつしたのか分からないくらいの、埃があちこちに。。。



見た目はきれいだが、観音開きのブラインドの向こう(窓の下のほう)には虫の死骸があちこちに。。。観音開きは一度も開ける気がしなく部屋はうす暗いままでした。



ジャグジー付きスイート。ジャグジー壊れてたのを直したのが良くわかりました。




オーナーの義娘さんが日本人とのことで、日本のものが部屋に飾られてました。




寛ぐ犬達と、夫。大きい犬はマックスといって、このB&Bのガードドック。
といっても、とても人なつこく、ガードドッグにはう~~ん。でもかわいかった~。躾がちゃんとなされていて
部屋には入って来ない。でも、遊びたくて仕方ないので、いつも私達の部屋の前でじ~~と待ってた。




B&Bの庭。3エーカーもある土地に、池はあるし、果樹は植わってるし、たぶん昔はもっと作物を植えていたんではないかと思われる大きな菜園(今は無法地帯)もあってすばらしかった)





ソルトスプリングアイランド1

2009年09月15日 | Weblog
学生にとっては、夏休み最後のロングウイークエンド(といっても9月の初めですが)
あこがれの島、ソルトスプリングアイランドに行って来ました。

ここは、2年程前本気で移住を考えた所。
なので、何回かお家を見に通いました。
あのころは、まだ、不況の波が来る前で、土地も家も高くて、散々迷いました。
ここに引っ越そうと一時本気で思ったにもかかわらず、
やっぱり自分達にしっくりと来ない何かがあって決められなかった。
あの島には、ほんとになんでもある。都会の生活にはないものが。
でも、その豊かさは、自然の厳しさでもあり、人が生きていくには時々辛いものがある。
それは、実りの後に来る暗く長い冬だったり、時々やって来る自然災害の爪痕だったり
そして、小さな島特有の、閉鎖感もあるかもしれない。

さて、お家を何軒も見て回ってるうちに、素晴らしい景観の中に建ってる家にも関わらず
なんだか、とても淋しくて孤独感に苛まれたお家もあって、結構ぐったりしてしまったときもあった。
あと、5エーカーくらいある土地にぽつんと建ってたお家は、湖の近くだったのだけど
玄関に立った時に、いや~~な感じがして、とりあえずメインフロアーは見て回れたけども
地下に行く時に、なんだかゾ~~として、そこへは降りずに外へ出て来てしまったお家もあった。

それとは逆に、柔らかい雰囲気に包まれているお家もあって、覚えてるのは
そこにはミシンの置いてある部屋があったのだけど、そのお部屋にはいるとなんだか、幸せな気持ちになって
あ~この部屋は、なんでこんなにやさしい気持ちに慣れるんだろう?と思ったこともあった。

この小さい島は、水晶で出来ているという噂があるのだが、見たことがないので、それはほんとかどうかは
分からないけど、いつも島に着くと、自然と幸せな気持ちになることは確かだ。
気が分かる人は、とても強いエネルギーを感じるらしいけど、私にはまだそのエネルギーは分からない。
ただただ、平和で幸せな気持ちになるだけだけど、旦那が今回、この島に来ると
長いバケーションに行って来たみたいになると言ってたので、彼もまた、リラックスして
幸せな気分でいられるんだろうなと思う。

島のダウンタウンが、ガンジスと名付けられていたり、チベット寺院が人里離れた山の中に建っていたり
チベット仏教の、色とりどりの旗が、普通のお家の玄関や、裏窓に飾ってあったり
ヨガのリトリートセンターがあったり、7つの妖精の扉が、アースキン山のハイキングコースにあったり
なんだか不思議で面白いことがたくさんある島。

今回は妖精の扉を見たいと思ったのだけども、あいにく雨で、ハイキングコースも見つからなかったのもあり
断念しましたが、サタデーマーケットでパワーストーンを売るブースを見つけて、そこで
カミーノに帰っていった石にそっくりな形と重さの紫水晶を見つけて、買って来ました。
その紫水晶のインクルージョンに妖精の羽根にそっくりな(と自分で思っている)インクルージョンを見つけて
密かにニヤニヤしてしまった不気味な私でした。


干潟に乗っかってるように見える貨物船。トワッセンの港から出港。

海上から見る遠くなるバンクーバーのダウンタウン、蜃気楼のよう。
アメリカ側のマウントベーカー。日本の富士山そっくり。
ビクトリアに向かうカーフェリー。ここにもオリンピックの宣伝が。
島々の間の水路を通る。