青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

暁光鶴舞

2018年08月18日 11時00分00秒 | 小湊鐡道

(秋色の風@上総鶴舞)

お盆休みも終わり、風が急に秋めいて来ました。ちょっと長めの盆休み、そこまで遠くへは行かずに小湊鐡道へ。3月の菜の花の時期に訪れているので、今回はインターバルちょっと早めだな。特に何かが撮りたいという御大層な名目はなくて、この日の天気予報は千葉方面だけ晴れマークであとはどん曇りっぽかったから。アクアラインを抜けると東の空が白み始めて、房総は若干の雲量はあるもののバリバリの晴天。朝の一発目は、鶴舞駅南側の田園地帯にて。

 

「平成最後の夏」なんてキャッチコピーが躍った今年の夏、ひたすら暑かったという記憶しか残らないような夏でしたが、そんな夏の終わりを感じるお盆明けの空気感。上総鶴舞の南側のカーブに陣取って、里見始発の一番列車。朝日がキハ200の顔を半面光に照らして、立体感を出してくれました。


ほぼ雲一つない澄み渡った青空。早場米の里である房総は、お盆を過ぎればすっかり田んぼも黄金色。上総久保からの小さな掘割を抜けて、鶴舞へ向かって坂を駆け上がってくる列車。行き先に房総を選んだのは、天気的には大正解でしたね。静かな鶴舞の朝に、キハのタイフォンが響きます。
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