青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

颯爽信州・秋の風

2007年10月22日 23時06分19秒 | 日常
(画像:小海線その2)

八ヶ岳もその姿を豪快に見せてくれていました。撮影地点はここ
かの有名な鉄道最高地点から少し野辺山方向へ。八ヶ岳を仰ぎ見るストレート部分です。

●八ヶ岳
今回のルート、相模湖IC~須玉ICは中央道を利用。もちろん朝割タイム。須玉からはR141で北上、どんどん近付くのは八ヶ岳。山麓付近は紅葉の走りと言う感じ。夏は青さが目立った八ヶ岳も、山頂付近は既に冠雪しておりました。

●松原湖
小海線撮影なぞをしつつ千曲川を源流に沿って下り、「松原湖入口」交点から長野r480(松原湖高原線)へ。八ヶ岳周辺には池沼が点在しているが、その中でも一番大きいのがこの松原湖。とは言えたいした大きさではない。夏はキャンパーで賑わう湖も、秋の気配をまとってひっそり。貸しボート屋も閉まってひっそり。

●松原湖高原線(長野r480)
松原湖から麦草峠方面へのショートカットルート。「八ヶ岳ビューライン」と言う名前が示す通り、この道からは南八ヶ岳の北麓を眺める事が出来る。正面右手が硫黄岳、左が主峰赤岳。その間の山中に本沢温泉と言う歩いてでしか行けない温泉があるのだが、車を降りてから2時間の山行と言う事でヘタレの私は未訪問w一気に高度を稼ぎ、R299交点では1700m程度まで登る。この辺りまで来ると、白樺林の中で紅葉も盛りと言う感じ。

●白駒池
R299でさらに麦草峠へ向けて高度を上げて行くと、白駒池への駐車場。麦草峠の手前の駐車場から15分程度歩いた山中にあるこの池は、何気に隠れた信州の紅葉の名所。名所なので好天に恵まれてしまえば大混雑。駐車場へ入るのに20分程待たされてしまった。全然隠れてないじゃん(笑)。細かい説明は説明板を撮影したので読んでくれw

紅葉の好撮影地と言う事で、三脚をかついで遊歩道を歩くアマチュアカメラマンの姿がとにかく多い。最近釣りだのカメラだのやってると、ホントにオッサンの趣味への入れ込みようと言うのは激しく頭が下がる。みんな中途半端に金持ってるしなあ…15分ほど山道を歩いて白駒池のほとりに出ると、ここもオッサンわらわら。

何となく引け目を感じつつも、一応ここを目的の一つにしていたので湖畔の木道を歩きながら紅葉撮影を試みる。

白駒池その1
白駒池その2
白駒池その3

ゲージツの秋だし(笑)自分的に意識して撮ってみたのだが、いかに。

●麦草峠
標高2120m。日本国道の2番目の高所。ちなみにここを走るR299と言うのは基点が入間市で、終点が茅野市。中途半端な基点と終点だが、途中の志賀坂峠だの十石峠だのこの麦草峠だのなかなかハードな峠越えが続く道で、走り応えはあります。

●ビーナスライン
長野r192でショートカットしビーナスラインへ。
ビーナスラインは、かつて蓼科有料道路と霧ヶ峰有料道路と言う二つの有料道路の集合体だったらしい。2002年をもってめでたく無料開放され、蓼科高原、八ヶ岳山麓、白樺湖、車山高原、霧ヶ峰、美ヶ原と言う信州中央部の稜線上の高所を貫く快適ワインディングロードであります。
南側の入口は白樺湖。後方に蓼科山を望む場所から展望すると、「しらかっば~りぞ~と~ ○の平ホテル♪」と言うCMソングを思わず口ずさんでしまう確率はおそらく95%くらいだろうw
車山の斜面は一面のススキの草原。陽光を受けて穂波が揺れるその中を駆けて行くのは確かに爽快。そりゃこんだけ天気も良けりゃ、ツーリングも楽しかろ。

左を見れば甲斐駒・八ヶ岳・遠くに富士山
右を見れば槍ヶ岳・穂高岳・焼岳

窓を一杯に開けて、冷たい秋風を大きく車内に取り込む。
本日まさにドライブ日和なり、とばかりに霧が峰まで一気に快走してみた。
曇りや霧ばかりであまりいい思いのなかったビーナスラインの印象を一気に覆すものになりました。
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