青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

THE・大物DAY

2007年10月08日 20時15分58秒 | 日常
・今日とりあえず5時半に目を覚ました
・窓を開けて外を見た
・雨の予報だったのに、まだ外は晴れて朝日が差してた
・「雨が降るまで」と自分に言い訳
・本牧まで釣りしに行ったw
・またかよ(笑)

雨が降ったら自動的に帰宅指令なので、本日は時間制限の勝負でございます。
陣取ったのは本牧の海釣り施設の新護岸。

ちょうど朝マヅメの潮の動く時間だったので、いつものトリックサビキじゃなくバケ(疑似餌のついた針)のサビキ仕掛けにして、飛ばしウキとシモリ玉(小さい発泡スチロールのピンポン玉みたいなの。浮力を出すのに使う)とアミエビ詰めたカゴを道糸に取り付けてみた。いつもの竿下の数釣りじゃなくて、潮の流れてる場所でちょっと大きいのでも狙ってみようかなあと言うスケベ心。

ポーンと岸壁から沖目に向かって投げると、ひょろろ~と仕掛けが飛んで着水。
20mくらいなんだけどね。
南からの風が強いが、一昨日の投げ練習が効いているのか、うまく投げられたw
仕掛け作りもまあまあうまく行ったようだ。

何回か投げたところで、ズモッと大きい当たりが。
あーあ、この大きなズモッと言う感じはボラっぽいですな。臭みの王者ボラ。
自分のしょぼい仕掛けじゃハリスちぎれちまうな~…ウキまで持ってかれたらメンドくせえなあ。しっかし重いなあこれ…何が掛かってるんだろう?キリキリと糸の擦れる音がする。ここで松方弘樹ならくわえタバコで魚とファイトでもするんだろうが、タモ網持ってないしそんな余裕もないのでとにかくゴリゴリとリールを巻くしかない。幸いにして引かれてから走りもしないし、ゴリ引きで寄せては来れたのだが、とにかく重てえぞ…。

水面の下にきらりと魚影が現れた。お~?なんだかでかいぞ…
最後は道糸を持ってすっぽん!と言う感じで護岸の上に抜き上げた瞬間、ハリが魚から外れてビビビッとコンクリートの上で跳ねた。

これはびっくりダイユウサク。体長32cmの大アジでした。
(帰宅後の撮影。今日はデジカメ持ってってなかったのよw)
ああ、小魚をチマチマ並べていたあのまな板に、はみ出んばかりの大アジ。
遂にこの日がやって来たのね。ネンブツさようなら。ササノハベラ、遊んでくれてありがとう、とそっと涙をぬぐうワタクシ。つか、一昨日だけどw

釣り場の係員のオッサン曰く「いい型のマルアジですね~」との事。
マルアジは、マアジの仲間じゃなくてムロアジの仲間だそうだ。
そ~いや、八丈で爆釣したのもムロアジだったなあ。
ムロアジ系とは相性がいいらしい(笑)。

表皮にうっすら金色が走るのは、いわゆる「居着きのアジ」
基本的にアジは回遊魚なのだが、「居着き」は回遊に行かないで永住を決め込んだクチ。あまり動かずにたっぷりエサを食べているので脂が乗って食味が良く、夏から秋にかけては東京湾の目玉の釣り物の一つだそうだ。
コイツは中区役所に住民票を出しに行った帰りだったのだろうか、あわれ楽しい居着き生活も初心者に釣られてしまっては御仕舞いだ(笑)。本牧はマイカルあるから買い物にゃ便利だろうが、駅からは遠いぞw

予想外の大物にびっくりするやら嬉しいやら、雨も降って来たので早々に退散。
午後は釣り道具を洗いながらPO1stを見る。西岡がお立ち台。さすが大物、俺も大物。さしずめ今日はTHE・大物DAY。雨上がりの夕暮れを眺めながら夕飯の支度。今日は外道定食じゃないぞw

・本牧の居着きアジ三点盛り
左が味噌とネギとショウガで叩いた「なめろう(房総料理)」 。
右上が普通のお造りと、右下がガスで皮目を焙ってから氷水で〆た焼き霜造り。

いや、ウワサに違わず脂がノリノリで、美味かったですよ。
醤油に付けると脂がさーっと広がるもんなあ。
釣り場でエラからナイフを入れて、延髄切ってしっかり血抜きしたのも良かったんでしょう。身がコリコリシコシコして実に美味い。
なめろうは半分食べてからフライパンでさんが焼きにしてみたが、これも美味かった!

P.S 
高橋勲選手、SG初制覇おめでとうございます。
出来ればあん時、戸田でやって欲しかったw
コメント
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