神奈川の板垣先生に声を鰍ッて頂くようになってから今年で5年(回)目。
今年もずうずうしく参加です。
朝4時半出発、神奈川へは6時半前到着しました。
初めて伺ったときはずいぶん迷いましたが今ではスムーズに行ける様になりました。
今年の課題は、繧繝縁一畳台 ( 両面四方板入れ厚畳仕立て ) です。
今回のャCントは一畳台の両面にそれぞれ(2通りの)四方板入れ加工をする事、そして使用する流備(龍鬢)表を繋ぐ事です。
作業開始です。
講師はもちろん板垣畳店、板垣昭雄先生です。
今回の使用材料(繧繝縁、流備表)です。
使用する寸法に合わせ切り分けます。
繧繝縁は合わせを確認しておかないと立ち上げた時、紋が合わない失敗をする場合があるので要注意です。
流備(龍鬢)表を使用、半分に切り分けます。
まずは上茣蓙の平刺し。
特に流備(龍鬢)は真中と端で表の長さが異なるので注意が必要です。
イ筋を見ながら上前、下前の寸法を確認します。
・・・技能グランプリの練習でもこれはよくやりました。
平刺しが終わったら繧繝の筋を見ながら仮止め、返し縫いです。
続いて裏茣蓙の造作。
表が仕上がったら台座作りです。
今回は一畳台、2枚を重ね合わせるのではなく、1枚の畳床の裏表四方に板を縫い付けます。
まずは上面。
ツメの造作
完成です。 こちらは二畳台などに用いる通常の四方板入れ方法です。
続いて裏面。
八重畳の台座などの一畳台の四方板の加工、45度に板を削り重ね合わせます。
本来なら上面、下面ともこの加工をして縫い締めるのですが今回はやった事の無い人の為、二通りの入れ方を行ないました。
上板の寸法、下板の寸法、穴の位置、どれが違っても上手く縫い上がる事はありません。
それだけに寸法には十分な注意(正確さ)が必要となります。
上面下面とも四方板を入れたら柱を立てます。
その後、裏面の段差にゴザを縫い付けます。
裏が終わったら上面に板脇を入れ台座の完成です
とりあえず今日はここまで。
続きは 繧繝縁一畳台 ( 両面四方板入れ 流備表継ぎ仕様 ) part2 にて!
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畳刺 父ちゃん
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