フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

the next 007

2021-12-11 09:33:12 | Weblog
Dniel Craigがもう卒業ということで次の007を誰にするかが話題になってるね。条件はただ一つだって。「Britishman of any ethnicity or race」ということだけだって。人種を問わずイギリス人ならokだと言うことだ。007はショーンコネリーとダニエル・クレイグしか見てないから何とも言えないのだが個人的にはダニエルクレイグで終点と思っていた。彼の後となると原作からのイメージからかけ離れていくんじゃないだろうか。黒人、ヒスパニック、インド系、アジア系、アラブ系いくらイギリス人だと言われてもいまのところピンとこないね。アングロサクソンでなければならないということもないけどね。007ってやはり人気が高いと言うことは分かった。さてさてどうなりますことやら。

今朝の高知新聞を
開いていたら
催し欄のピックアップに
久しぶりに
上手な絵がでてると
見たら
なんと我が絵画教室の
亡くなった先生の絵だった
没後20年ですかね
僕は直接には習ってないけど
オモシロイ先生だったと
聞いている
演劇が好きで
映画にも何本かでたことがあると
聞いてたなぁ。
セリフも言ったとか
池正孝展
土佐久礼の美術館で
来年1月10日まで開催です
よろしかったら見に行ってください

コメント (4)
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sweet trade

2021-12-10 09:23:24 | Weblog
chocolateの輸出で世界のトップ10にロシアが入ったってね。輸出額でスイスを抜いたって言うから驚きだね。どう見てもチョコレートとロシアって結びつかなかったから。カカオは何処から仕入れてるんでしょうね。売るのは旧ソビエトの国々と中国なんだろうけど中国の市場が大きいのかな。ロシア製って聞くとなんだか引けるけどロシア料理って美味いから案外優れものなんでしょうね。スイスやドイツ、ベルギー、フランスに負けてないんでしょうかね。もう日本にも入って来てるのかな。オイラはまだ見たことないけど今度注意して原産国表示見てみようっと。「チョコスキー」なんて名前はやめてくれよな。

夜寝てる時に
冷えるのかな
朝起きたら
首が凝ってる
というか
肩が凝ってる
首をぐるぐる
回すと
少しほぐれる
こうやって
人は体を動かして
少しづつ
ほぐしていくのかな
心も体も
草木に
水がしみ込むような
案配で
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impasto

2021-12-09 09:10:57 | Weblog
Rembrantの「Night Watch」が40年ぶりに修復だってね。そこでスキャンして調べたらこの絵の下にチョークで描かれた下絵のスケッチがあったと。構図を考えていたんだね。34の人物とか羽、槍、帽子とかフランスバニングコック大尉の足の位置とかいろいろ熟考を重ねているのが分かるって。最近のスキャンの技術って凄いんだね。画家が何を考えてここに至ったのかまで詳らかにするんだから。ここまでされるとはレンブラントも知らなかっただろうな。何故下絵と違った構成にしたのかはレンブラントに聞かないと分からないらしいけど。これから3年かけて修復するんだとか。レンブラントはインパスト技法という厚塗りで描いてるから修復も大変だろうな。でも修復できるんだからこれまたスゴイ技術なんだね。

こちらはノンビリ
動物園で
柚子湯につかるカピバラ
カピバラって
南米にいるネズミでしょう
あっちにも
温泉ってあるのかな
水辺では暮らしてるみたいだけど
アーこりゃこりゃと
何とも言えん顔がいいよね
ゆっくり温まって
この後どうするんだろう
やっぱり
餌もらって寝るんだろうな
こりゃ極楽だなぁ
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stealth version

2021-12-08 08:48:05 | Weblog
omicronのステルスヴァージョンは追跡不可能だってね。このコロナの変異株、そもそも変異の過程が解明されてないってね。そこへもってきてステルス。レーダーに捕らえられないウイルス変異体のヴァージョンがあるって言うからヤッカイだよね。まさに生物兵器そのものの動き方だよね。もしかしたら作ったヤツラもここまで変化成長するとは思ってなかっただろうな。生物兵器が独り歩きしてるという状態なのかな。ここまできたら一国を非難するのではなく人類の敵として立ち向かわなくてはなかなか解決には至らないだろう。これは既存の経済システムの破壊を狙った武器なのか?いろいろな憶測が飛び交うところだが直接ダメージを受けるのは人体だからひたすらウイルスの変化を追い続ける外はないのだ。そこへステルス。でもステルスが分かっただけでも一歩前進かな。

今日はやたらと
強い風が吹きつけている
冬将軍の到来かな
昨日は山の畑で
木を3本くらい切ったら
妙に疲れて
早くから寝た
畑でメスティンで炊く飯も
気持ち水が多くなって
柔らかく炊きあがる
知らず知らずのうちに
年寄ヴァージョンが
忍び込む
これもステルスヴァージョンの
一つかも知れないね
恐るべしステルス
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plankton

2021-12-07 09:00:48 | Weblog
20億年前山を形成するのに一役買ったのはプランクトンだったってね。岩と岩が重なり合って山となる時にその摩擦力を上回る強大な力がなければ岩の上に岩を乗せられない。地球がひっくり返るほどの力はいくらマグマやプレートのぶつかり合いでも出せないわけでスルスルとスムーズに岩を乗せられる潤滑油のようなものが必要なわけでその役割を植物プランクトンが担ったわけだって。生命の不思議だねぇ。いくら説明されても訳がわからんけどこのプランクトン、これからの地球の未来にも役立つんだって。まさに地球の命というか命の地球というべきか、まだまだ不思議残ってますね。

動物の不思議
植物の不思議
地球の不思議
宇宙の不思議
生命の不思議
体の不思議
不思議の不思議
誰かの為にある魂
自分のためにある魂
不思議と不思議
重ね合わせて
生きている不思議
さぁ今日も体は動くぞ
と空を見上げる
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Reading prison

2021-12-06 08:47:35 | Weblog
Banksyがオスカーワイルドが収監されてたレディング刑務所を£10mで購入しアートセンターにする計画を実施するための資金調達の呼びかけをしてるってね。£10mっていくらかな?1500万円くらいなのかな?安いんじゃないの?相場が分からないけど。Banksyなら右から左の金じゃないかなと思うんだけど調達というところに意味があるのかな。そのためにあの刑務所からオスカーワイルドのような人物が脱獄してるあのステンシルを販売してその資金に充てるらしいよ。住宅業者にこの刑務所が売られるのを防ぐためらしい。多分昔の刑務所だから中庭に建てられたような小さな刑務所なんでしょうねと思うけど。でもマンションよりアートセンターのほうがいい計画だと思いますよね。

いつかひなびた村に
コテージでも建てて
余生を送ることを
夢見てましたけど
思うだけに
終わってしまいました
暮らしは
ひなびてますけどね
せめて
コテージで暮らしていると
思いながら
干し柿を軒先に
ぶら下げてます
このところメジロかな
干し柿の出来具合を
見に来るんですよ
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ce soir

2021-12-05 09:35:26 | Weblog
Steven Spielbergが「West Side Story」をリメイクしたんだってね。12月にフランスでは公開だと言ってた。より政治的で暴力的だと載ってたがあのリタモレノも出演してるというからオドロキ。御年89歳だって。もちろんアニタの役ではないけどね。不朽の名作だから「あまりつつき壊さないで」とオレなんか思うのだけどよりパワフルになっていくのはどうしようもないか。マリアは高校で発見されたレイチェルゼグラー、トニーはアンセルエルゴート、アニタはアリアナデボーズ、リフはマイクファイスト、ベルナルドは誰だっけ。と聞いても誰も知らないけどね。スピルバーグ74歳、ちょうど俺たちと同じくオリジナルのウエストサイドストーリーを見た世代だ。あの時見た想いをどう表現したのかな?それも楽しみだね。tonight tonight~歌声が聞こえてきそうだ。

大きな船に乗って
海の向こうに行ってみたいよな
ポケットには5ドルと10セント
毎日こうやって港をうろついて
出て行く船を見送るばかりだ
あの海の向こうにはな
自由というものがあるんだ
海よりも広い
自由ってものがな
死んだ爺さんが教えてくれた言葉が
胸の中で広がる
さぁ帰ろうぜ
いつまでもここにいても
始まらないからさ
今日の稼ぎに出かけようぜ
いつかいつかさ
この海から出て行くんだ
キューバの海は穏やかだった
オレのことなんか
覚えてもないように


~
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strenuous

2021-12-04 09:00:11 | Weblog
a strenuous workerって言うけどコツコツと仕事する人のこと。まさにフェルメールがそうだったんだってね。彼の絵はスゴイ準備と絶え間ない努力というか計算し尽くされての表現と言うじゃない。知らなかったなぁ。オランダ西部のデルフトという町に住んで1675年に43歳で亡くなっているんだね。知らなかったなぁ。死んだときには辛うじて芸術家の一人くらいの認知度だったってね。知らなかったなぁ。今研究が進んで分かってきたことはスゴイ努力家で高額な絵具を使っていたということ。(スポンサーがいたのかなぁ。それとも自身が裕福だったんでしょうかね。)それと小さな作品が大きな作品に負けてないということ。そう言えば小さな作品が多いんだよねフェルメールは。一番有名なのは「真珠の首飾りの少女」ですがこれも小さな作品ですよね。日本だけですから「大きいことはいいことだ」みたいな発想。絵は家に飾れるくらいの大きさでいいんですよとブツブツ。そのフェルメールの旅に関する絵画を一堂に集めた展覧会をアムステルダム国立美術館が開催するって。2023年の2月かららしいけどその頃コロナはどうなってるんでしょうね。他の美術館が貸し渋るからこれが最初で最後だとも言ってましたっけ。

さぁ、冬山のシーズンですね
もう
行けないですが
アイゼンの感触
足の裏に残ってます
雪で痺れる前に
すでに足腰
痺れてますから
もう雪山は歩けません
山の便りを聞きながら
ラッセルもした
昔のことを思い出す
誰が年寄りや!!
カラ元気だけは一人前
なんだけどね
太郎の上に
雪降りつむですから
なんじゃそれ?
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1946

2021-12-03 08:43:06 | Weblog

かるぽーとで開催中の「王希奇(ワンシーチー)展1946」に行ってきました。日本人の敗戦後の引揚者をテーマにした作品展です

3年半かけて描いたという大作です。

やっとの思いで辿りついた港。もう船は出て行ってしまったのです。船を見ながら佇む親子。切ないですね。

当時の海を描いた大作。海のうねりに時空を超えて引き込まれそうになりました。墨絵と油絵をミックスして描かれています。
こんな手法もあったのですね。中国では日本人は加害者、中国人は被害者という教育だそうで日本人の戦争被害者なんか気にも留めてなかったそうですがある時日本人引揚者の写真を目にしてその中の少女が母親の骨箱を抱えてるのを見て衝撃を受け心の葛藤を乗り越え「戦争ではいつの時代も弱者が苦しむ、彼らも戦争の被害者だ」と思い至り取材を繰り返し作品を仕上げたということだ。(そんなこと言われなくとも分かるのになぁ。中国の教育ってすさまじいものがあるんだね。とブツブツ)。1946と言えばオイラが生まれる5年前の日本の現実だ。たった5年前にこんなことがあったなんて。その時間の短さに驚愕した。随分と昔の話だと思っていたけど、ついこの間のことだったんだ。その時の日本人の顔、誰も信用してない目に圧倒された。12月5日まで開催だって。多くの人出で賑わってたよ。オバぁ、おジイが多いなぁと思ってたらみんな俺より年下なんだと思うとイヤになりますねぇ。
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Russian Proust

2021-12-02 08:54:44 | Weblog
ロシアのプルーストと呼ばれた作家がいたことを知ってた?知らなかったなぁ。何故ならアウシュビッツでガス室に送られどういうわけかその遺産も徹底的に破壊され消されてしまったから。まるでこの世に存在してはいけなかったかのように。その人の名前はYuri Felsen。遺稿が残されていたら大変な影響力があったであろうと言われている。でも「捨てる神あれば拾う神あり」でBryan Karetnykという学者で翻訳者の人が彼に関心を寄せ彼の作品を探したって。反全体主義の作品だからロシアでは禁止されてたらしいが1930年に出版した最初の小説を見つけたらしい。それを英訳して来年の5月に出版する予定だとか。「詐欺」ってタイトルだったね。そのうち日本語訳も出てくることだろうから楽しみだね。プルーストみたいに心理的散文なんだろうかと想像している。

1943年あの時
うまくスイスに逃れることが
出来ていたら
とユーリーフェルセンの
ことを思う
マークされていたんだろうから
逃れようがなかったんだろう
それでも微かではあるが
彼の意志は残っていた
そしてそれが
僕らを豊かにしてくれる
芸術とは
そう言うものだろう
2021年日本でも
鬼平が亡くなったねぇ
残念としか
言いようがない
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