goo blog サービス終了のお知らせ 

フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

heureux

2019-01-11 09:30:33 | Weblog

heureuxが死にました。1月11日の午前3時ごろに。享年24歳。猫としては長生きだとハマダのねえさんが言ってた。ウチに来て18~9年かな。ハマダさんちで5年位いたと言うから。最近は両方の家を行ったり来たりしてたけど一昨日だったか大きな鳴き声で家の前で何かを告げるように全方向に伝えてたね。あれは、お別れだったんだろうと今になって思う。それまでは元気だったんだよ。それが急に寿命が尽きたというかあっという間に死んでしまった。最後は動くこともままならないのにトイレまで這って行ったんだよ。その健気さに涙のおちづるでした。犬のレンが死んで1ヶ月後の朝起きたらウルーが僕の布団の上で寝てたんだ。これは天からの授かりものと思ってheureuxフランス語で【幸せ】と名付けてウチの家族に迎えた。(本当はハマダさんちで他の猫にいじめられて引っ越してきただけなんだけど)それで浜田さんに許可をもらって飼い始めたんだ。それまで猫なんて飼ったことなかったんだけど。あれから18年ですか。そのあとフィガロも引っ越してきたから家の中ズタズタになったけどもっともっと大きな幸せを僕にくれた猫たち。最後は傍にいてあげられてよかった。畑の傍にウルーの墓を作ってあげよう。戒名は「幸鳴猫寿」かな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

満天の星

2019-01-10 08:49:30 | Weblog

久しぶりに「満点の星」に寄ってカフェでタンシチューのランチをいただいて「とろとろアップルパイ」と金柑を買って帰って来た。「満天の星」は津野町の産物を集めた店で津野町のデモショップといったらいいのかな。津野町の朝どれ野菜とか目玉焼きの入ったカレーパンとか大福シューとか面白いモノも多い。津野町と言えば高知でも食がウマい地域の一つに入るんじゃないかな。天誅組の吉村虎太郎邸、天狗高原、四万十源流と見るものも多い。龍馬の脱藩の道のコースでもあるんだ。眼下には八重の山々、夜空には満天の星。虎太郎ならずとも大志を抱ける町であるんだ。「先駆け」というのが似合うのかな。いつも大事は小さな田舎町から起こるっていうからまたここにも夢を持った若者が育まれているのだろうとタンシチューの副菜についてる切り焼き芋を食べた。「懐かしいなこの味」と青のりのかかった切り焼き芋を楽しんだ。まだまだ残っているんだ。そして受け継がれているんだ。僕らの味が。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご長寿が行く

2019-01-09 08:56:38 | Weblog

今日は姉のマーチンを連れて病院に行く。定期検診だそうな。こちらもなにかと人で不足でオイラがアッシー君をやるのだけどこのマーチンとの会話がこのところ「ご長寿クイズ」並みに噛み合わない。普段はそうでもないがテレビなんぞ一緒に見ていると「何でそんな解釈」と思うことしばしば。もう「ご長寿クイズ」の解答だからとそういうことにしている。うちはボケと心臓の家系だからボケの遺伝が始まったのかと思ったほど頓珍漢。それでよくテレビが楽しめるなと感心しきり。心臓の検査よりボケの検査に行った方がいいんじゃないかなと思いつつ9時15分に病院に連れて行く。まぁこういうタイプ周りに沢山いるけどね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

perdre

2019-01-08 09:18:59 | Weblog

ゴールデングローブ賞にBohemian Rhapsodyが決まったとか。さもありなんと思うのだけどA star is bornとかBlack PantherとかLe Retour de Mary Poppinsとか面白そうな作品が候補として目白押しだったのですが今回は負けたのでしょうかね。pendreという単語が躍ってましたからねその記事に。これはアカデミー賞の前哨戦と言われてる賞ですから予断は許しません。今回は負けるが勝ちなのかもしれませんね。先日シェルパ君がボヘミアンラプソディを見て「良かった」と「二度見たい気持ち分かる」とも言ってました。「あのね、歌詞の訳が字幕で出るんだ。こう言う歌だったのかと分かってさらに感激」だって。歌の意味も知らないで今まで聴いてたのかと「なんじゃそりゃ」でしたが日本人は大抵歌詞なんか理解せずに音だけで判断してるんだよね。虫の音が聞こえる耳だから。リズム、メロディ、ボーカルの声。これだけであながち間違った評価を下さないで歌詞が分からないでも心に沁みてくるという感受性の高さを持ってるんだね。それにプラスして言葉として歌を理解したって言うから感激も一入だったんだろうね。若い頃いいなと思ってた音楽を何十年も経って理解するってこれもこれでいいな。「死んだ青木がこれいいぞってクィーンのレコード貸してくれたのかな25か6の頃だと思うけど」とシェルパ君。オレたちは自分たちが若かった頃と死んだ青木のことを思い出していた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019-01-07 08:50:13 | Weblog

朝食に七草粥をいただく。味付けは梅干しをのっけるだけ。さらさらと掻っ込むと日本人に生まれてよかったと思う。冬の陽だまりのように気持ちいい。七草粥は薬膳だったのでしょうかね。古代中国由来と聞くから。漢方でしょうかね。日本では日本人に合ったやり方でこの習慣を楽しんだとか。「若菜摘」とか言ってね。何と風流。日本は実益はそれなりについて来ればいいという考えが昔から主流なんでしょうかね。「神の思召すまま」と言われたら「そうかな」と思う。なんでも、原始キリスト教が古代中国に流れてきてそのあとネストリウス派のキリスト教がきて景教となりその流れが日本に来て神道になったという説もあるから日本はすべての宗教の坩堝だったのかもしれないと粥を食べながらいつもの癖で古代日本に思いを馳せる。イエスも古代日本に来て粥を食ったのかもしれない。「メシア」と言ったとか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五福

2019-01-06 07:24:06 | Weblog

人生に五福あり。長寿、富貴、康寧、好徳、善終。と昔から云われているらしいけどこれって「足るを知る」で全て解決できることなのに何故こんなに「煽る」ようなニュアンスで伝えられてきたのかな。今の時代、長寿は超寿で有難いことではなく富貴もゴーンさんのように守銭奴となり健康の為なら死んでもいい健康なんて何?となり徳を積んでも人の役に立たず、善終のみが最後の砦となった。しかもボケのみが善終とはこれ如何に。「人生は難しい」とつぶやくボケ老人の言葉に真実があるのだろうか。と鉢植えの福寿草を眺めつつ明日は「七草」かと甘い物を食べ過ぎた正月を振り返るのである。「餡子は永遠です」なんて言いながら最中、大福、饅頭と和菓子を食べ尽くしました。体を見て反省しきり。もうご臨終。「世の中、甘く見て、自分に甘い男ここに眠る」ブヨ~ン。なんてぇのもいいかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初荷

2019-01-05 07:20:27 | Weblog

昨今は初荷というのも見なくなった。仕事始めの頃にはトラックやワゴン車に「初荷」と朱で書いた旗を靡かせて往来を進んでいったもんだ。その光景は最早ないか。時の初めの勢いというものを感じさせてくれたけどね。すべてが廃れていくのかな。それに代わって正月早々救急車の音が多いこと。違った意味で「初荷」なのか。「また誰かが餅をのどにつまらせたのかな」ってなんと勢いのないことか。とブツブツ。そこへ、シェルパ君からラインがきてサンフランシスコで昔買ったエディバウワーのカバンを貰ってくれだって。「初荷」か。「こいつは春から縁起がいいわい」と二つ返事で了解。断捨離世代だから貰ってる場合じゃないんだけどと思いつつ「まぁ縁起もんだから」と言い訳する自分。「縁起もん」じゃなくてエディバウワーと言ってるんだけど聞こえないふりして「縁起もんの初荷」だとニコニコしている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

velo

2019-01-04 07:46:38 | Weblog

このところ自転車に毎日乗っている往復で約2時間くらいだけど。一番最初に買ったロードで30年位前のパナソニックに乗って走ってたら坂道で変速が効かなかったことで一番重いギア比で登る羽目になったことがきっかけ。腰が痛いので自転車は止めてたんだけどディレイラーを調整したりワイヤーの緩みを直したりして自転車をつついていたら面白くなってまた自転車小僧というか自転車ジジイ。最早スピードは出せないけど風のない冬の日は気持ちいい。尻の皮も厚くなってるのか2時間くらいでは痛まない。メイン道路は車が危ないが裏道を走ると快適。「裏街道の男だバカヤロー」ってな感じ。ポタリングだからペタペタ走ってるとママチャリの学生に抜かれていくのは情けないがジジイだから仕方ないと達観。さて、今日はどの自転車でどこへ行こうかと思うことが自転車の愉しみかな。Pコート着てマウンテンで一回りというのもいいね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

elegance

2019-01-03 07:51:22 | Weblog

今から40年以上前かな50年にはならないだろうけどD'urbanという紳士服のメーカーがあってアランドロンを起用して一世を風靡した広告が「D'urban c'est l'elegance de l'homme moderne」とドロンに言わせるものだった。当時はナニ言ってるのか分からなかったし聞いてもカタカナで「ダーバンセレレゴンスデラモデアム」と思ってた。つい最近、この話になって正解を教えてもらった。「そーなんや」でした。「ダーバンセレガンスドロムモデルㇴ」と言ってたのか。「現代を生きる男のエレガンス」だって。時代の輝きを感じるね今と違って。みんなあの時代自分が何になるのかどうなっていくのか分からなかったよね。その一つの導きが男のエレガンスだったよね。ワイルドに行かなくて良かったよね。この日本の選択は間違ってなかったと思います。当時は男の品格って言葉はなかったけどこの時「品格」はできたんでしょうかね。とちょうどその時ラインで友達から「レクサス買った」との連絡。車の品格は高いんだね。作業着で乗るんじゃないぞ。山で使えない車買うなと返信しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古希2019

2019-01-02 07:46:00 | Weblog

今日は「し始める日」だから何をし始めるかといっても「絵」しかないので絵を描くことにしたが何をどう描くかが決まってないのでとりあえず乾いた油絵にニスをかけてみた。友人の年賀に「古希」という言葉があって69歳になる身には古希が当てはまるのだとか僕は早や生まれだから69歳と言われてもピンとこないんだけど4月生まれのサナエちゃんなんかすぐに古希なんだね。数え年で70歳のことなんだって。「人生七十古来稀なり」から来てるんだってね。古来は稀であって長生きが尊ばれた時代のロマンを感じるね。今や100歳もざらで長生きは不徳の時代にあって素直に喜んでいいものか。「人は、おしめで始まりおしめで終わる。それでおしめぇ」と言われてもなぁ。おしめを履く前にオサラバしたいよね明日に向いたまんまでさ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする