フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

black beans

2020-07-01 08:32:58 | Weblog
日本の新聞にはこんなこと載ってないかもしれない。ところが青い目って見るところが違うんだね。青い目だったかどうか知らないがイギリスの新聞見てたら奈良の鹿のことがでてた。コロナ関連のニュースの中で。コロナで内外の観光客が激減して鹿せんべいが貰えなくなった鹿が飢えているって話は前に日本でも報道されたことがあるけど痩せた鹿の写真を大きく載せてさ。「せんべい」だけで生きてるんじゃないからなと聞き流しておいたがそんな中国人観光客をあてにして鹿が生かされてる話じゃなくてね(あの頃、日本のマスコミは中国人観光客が来なくなるって大騒ぎしてた。バカな話だけど)野生の生への執着力というか天の配剤というかコロナのおかげで鹿は人工の餌が貰えなくなり自然の恵みをいただいてたんだって。そしたらなんと体の調子が元に戻りきれいな形のフンの山を築いたっていうじゃない。いわゆるblack beans黒豆。フンフンフンフン鹿のフンって昔吉永小百合さんが歌ってたように消化器官が回復されたんだって。せんべいも鹿にとっては高栄養で有難いものに違いないけど喉が渇くんだってね。そこで水を飲み過ぎて下痢したりしてフンがマトモの形じゃなかったってね。それにビニールの袋なんかを間違えて食べたりして死んだ鹿もいたらしいよ。その当時は匂いも大変だったらしい。今はblack beansだから匂いも気にならないって。腸内細菌が正常になるってすごいね。奈良の鹿は神の使いだからどうぞこのまま健康でと思うのだけど解禁で元の下痢便に戻るのかと思うとコロナがもたらした教訓って何だろうと思うね。でもこうやって外国から情報が発信されるっていいことかもしれない。黒船が来ないと目覚めない国だから。黒船より黒豆を見て国の在り方を考え直さなければいけないと思うのだけど。やっぱり国はフンとしてるのかな。
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