フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

品格と廃屋

2013-07-08 08:14:18 | Weblog
政治家は品格で選ぶべきである。とラジオで言ってた人がいる。ハシモトは思いっきり下品な顔ですね。と判断基準のように言ってた。アナウンサーがフォロしてたけどフォロの対象が鳩ちゃんだった。そこではバカの判断基準として鳩ちゃんのことを知識がある学歴があるではなく判断が出来ないのがバカということだ。と一刀両断だった。品格依然だった。でも考えてみれば政治家や芸能人なんてぇのは野心があるからそれを選ぶんだから品とか何とか言ってられないよね。細川さんみたいに殿様で担がれる場合を除いて。細川さんは品があった。政治能力は鳩ちゃんくらいだったけど判断はできた。しかし、あまりにも下品な人が日本を動かしていくというのもどうかと思うね。いくら能力があったとしても。能力だけで政治ができないのが日本の妙だから最後は好き嫌いになるんだろうね。廃屋をスケッチして色をのせながらそう思った。

廃屋を描く時は廃れたものを捉えるのではなくここに昔住んでた人たちのことを思って描くようにしている。子供たちが庭先に突然現れたり野良仕事から戻った親父が納屋に入っていったり母ちゃんが台所で菜っ葉を刻んだりいろいろのものが見えてきたりきこええきたり。こんないいとこ捨ててどこへ行ったんだろう?都会のマンションなんだろうか?野心のために捨てたもの。それが品格じゃないかな。一般的には夢を叶えようなんて甘い言葉に置き換えられるけど。野心のために何を捨てるか夢のために何をすてるか。捨てきれずに品格なんて・・・・。廃屋を描きながら様々なこと・・・・考える。
コメント
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