フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

火曜日

2008-02-05 20:44:51 | Weblog
スーパーチュ-ズデイだ。明日になれば結果がわかる。他国だけど面白そうだね。デニーロが言った一言が良かったね。「経験よりも経験の質に期待したい」アメリカ人が夢見る国民だということが良く分かる。国内に転じれば、餃子事件はさておき恐羅漢山で遭難したスノウボーダーの7人、生きていて良かったね。こんなニュースになんだかホッとする年代になったと今日は、つくづく感じた。今までは、人の不幸の方がずっと面白かったのに、いつのまに、人の幸せを素直に喜べる大人になったのだろう。「おいら、涙、見るよりも、笑い声を聞くのが好き」je suis le vagabond Le marchand de bonheur 不幸だと思うより、だから良かったと思うほうが素敵じゃないか。こんな単純なことに今ごろ気づくなんて。太宰治の「佐渡」って短編、いわゆる太宰でなくておもしろいというかあきない。とやぶから棒に言われても分からないだろうけど自分も人も破壊し尽くして見えてきたものというのがこれからの自分かな。だから、僕らは、スーパーチュ-ズデイと言わず淡々と「火曜日」といって365日の一日、一週間の中の一日を単純に過ごそう。
コメント
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