私の夢 「集いの場」(コミュニティ・カフェ)をどのように作るか?  ~「みなの(皆野)長瀞広場」編~

地域の中で「集いの場」作りに向けて、モチベーションの維持と日々の記録として、このブログを立ち上げました。

『おひとりさまの老後』

2010-11-27 | 日記
コミュニティ・カフェ全国連絡会に基調講演で上野千鶴子さんの話を聞くことができた。
皆さんもご存知だと思うが、最近の著書で「おひとりさま」という流行語を生んだ東大の教授である。
今後、女、男に限らず、単身高齢者は確実に増えていく。かつての2世代、3世代同居は
もはや過去のもの、単身者の地域とのつながりも、なくなりつつある。
しかし、女性は血縁でもなく地縁でもない「女縁」(by上野氏)とも言うべき新しい関係を、
男にはできないコミュニケーション能力をフル稼働して、作り出している。
これらの観点には、男女の違いなどを含めて「なるほど」と、感ずる点があった。
最後には、「おひとりさま」でも在宅での「終末ケア」が、介護保険+訪問医療+訪問看護で可能
になるという話をしていたが、これについては疑問を感じざるを得ない。
今の介護保険の時間数だけで、「終末」を迎えられる単身者はそうはいない。
また、家族の関わりや知人の関わりは、やはり大きいのだと思う。
グループリビングでの「終末」に関して述べてる『地域の家生活テーマの家』(NPObooks)
の方が、私にはしっくりと来た。
それにしても、上野千鶴子さんは言語明晰・話も上手で、「女性的」な魅力あふれた人でした。

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