さて本題の食堂では。メニューをみると、出ましたウニ丼。これも自分の先行イメージなのだが、北海道といえばウニ丼なのだ。ただし!ぼくはウニが全く好きではない。むしろ嫌いな食べ物だ。素材が高価なせいか、幼少期より自分の成長過程において海産物に親しむキッカケを作ってくれた「小僧寿し」のファミリー価格帯のセットにウニが入っていなかったのが、ウニを好きになれなかった最大の原因であろう。初めてウニというものを認識して口へ運んだのは25歳くらいからだ。あの刺々しい外観から想像もつかないクリーミーさ、ほのかに甘いのにカラシのような黄色、どうしても食料として脳内で焦点を結ばず、食べられないのだ。よってウニ丼を食べるのはウニ好きの妻と決めていた。道北の日本海沿いでは、ぼくの代わり是非妻にウニ丼を食わせたかった。バフンウニとかいう名前のまんまウニがテンコモリ(2800えん)のもあった。結局妻はウニいくら丼(2000円くらい)とした。ぼくはシーフードカレー680円。あいにくウニやイクラに国産CD1枚分ほどの価値を見出せない性質であり、カレーの方がよほどうまそうである。最初妻は自分だけ高いのを食べるのを渋ったが、ここはぼくの真意をよく説明し理解してもらった。
さてシーフードカレーにはイカやタコの破片がゴロゴロ入っていたが、カレーは超適当である。はっきり言ってレトルト並みだ。もちろん自分には十分美味い食べ物だが、これじゃあお世辞にも、凝ったというか上質な味とは云えない。そんなカレーを妻が一口二口ついばんだが、美味い美味いという。ウニイクラ丼のイクラ部分も少々もらったが、ぼくとしてはワサビ醤油をガンガンかけないといまいち海鮮丼という感じが無い。まあ妻が満足そうだからこれはこれで成功だ、昨日の特盛ラーメンと比べれば。午後は羽幌炭鉱をみて帰るだけの予定だった。食堂で地図を広げ今後の道筋を妻に説明する。どうせ戻るなら違う道ということで、廃鉱の探検後はR232を留萌まで南下し、ここからR233で深川市経由で旭川まで東上という案を立てた。妻は地図を見て北竜町というところにあるひまわりの里に興味を示し寄りたいと云うので、ここを経過ポイントと定めた。道の駅を後にし羽幌鉱を目指す。本来なら妻と別行動の1日を設け、ここともう1箇所(昭和炭鉱)を丸1日かけて廃墟三昧の予定であった。サンバーが故障していなければ。クマ出没の恐れもあるので、ファイナルバトルに備えて用意していたナタもサンバーに置いてきてしまった。仕方ないので軽くかじる程度の散策としよう。
PM2:00
道道437~747号と東へ進み、まずは上羽幌鉱跡へ。道道は綺麗に整備されているが、この上羽幌近辺は道道を中心にして旧道のようなものが入り組んでいる様子が散見される。ちょっとこの脇道にも入ってみたが実に怪しい感じだ。妖気がプンプン漂ってくる。出そうだ、出そうだ。だがここでは結局廃墟らしい廃墟は出なかった。草木が深く茂っており、この中へ分け入れば何かあったかもしれないのだが妻もいるし難しい。実際はもっと道の先へ住宅跡なんかがあったらしいが、この時はサッサとあきらめ羽幌鉱へ向かうこととする。上羽幌をあとにし道道741を北上するとすぐ途中左手にちょっと廃墟っぽいものがあった。左折し寄ってみるが、ここも近づけず。お宅跡のように見えた。もっと先まで車の轍がはっきりあるし、妻曰くなにか機械の音がするという。現役の何かがあるのは間違いなさそうだ、お邪魔しては悪いので退散。しばらく北へ進むと、ある道道沿いあるコーナーを抜けた左手に突然、巨大なホッパー跡と立坑跡が突然デーンと現れた。来た来た来た来た来た来たッ!!ここが羽幌炭鉱である。立坑までたどり着くにはやはり藪をかきわけなければならなそうだ。残念ながら妻同伴では不可能といえる。しかしホッパーへは容易にアプローチできた。とりあず記念撮影だ。
念願の廃墟
さてシーフードカレーにはイカやタコの破片がゴロゴロ入っていたが、カレーは超適当である。はっきり言ってレトルト並みだ。もちろん自分には十分美味い食べ物だが、これじゃあお世辞にも、凝ったというか上質な味とは云えない。そんなカレーを妻が一口二口ついばんだが、美味い美味いという。ウニイクラ丼のイクラ部分も少々もらったが、ぼくとしてはワサビ醤油をガンガンかけないといまいち海鮮丼という感じが無い。まあ妻が満足そうだからこれはこれで成功だ、昨日の特盛ラーメンと比べれば。午後は羽幌炭鉱をみて帰るだけの予定だった。食堂で地図を広げ今後の道筋を妻に説明する。どうせ戻るなら違う道ということで、廃鉱の探検後はR232を留萌まで南下し、ここからR233で深川市経由で旭川まで東上という案を立てた。妻は地図を見て北竜町というところにあるひまわりの里に興味を示し寄りたいと云うので、ここを経過ポイントと定めた。道の駅を後にし羽幌鉱を目指す。本来なら妻と別行動の1日を設け、ここともう1箇所(昭和炭鉱)を丸1日かけて廃墟三昧の予定であった。サンバーが故障していなければ。クマ出没の恐れもあるので、ファイナルバトルに備えて用意していたナタもサンバーに置いてきてしまった。仕方ないので軽くかじる程度の散策としよう。
PM2:00
道道437~747号と東へ進み、まずは上羽幌鉱跡へ。道道は綺麗に整備されているが、この上羽幌近辺は道道を中心にして旧道のようなものが入り組んでいる様子が散見される。ちょっとこの脇道にも入ってみたが実に怪しい感じだ。妖気がプンプン漂ってくる。出そうだ、出そうだ。だがここでは結局廃墟らしい廃墟は出なかった。草木が深く茂っており、この中へ分け入れば何かあったかもしれないのだが妻もいるし難しい。実際はもっと道の先へ住宅跡なんかがあったらしいが、この時はサッサとあきらめ羽幌鉱へ向かうこととする。上羽幌をあとにし道道741を北上するとすぐ途中左手にちょっと廃墟っぽいものがあった。左折し寄ってみるが、ここも近づけず。お宅跡のように見えた。もっと先まで車の轍がはっきりあるし、妻曰くなにか機械の音がするという。現役の何かがあるのは間違いなさそうだ、お邪魔しては悪いので退散。しばらく北へ進むと、ある道道沿いあるコーナーを抜けた左手に突然、巨大なホッパー跡と立坑跡が突然デーンと現れた。来た来た来た来た来た来たッ!!ここが羽幌炭鉱である。立坑までたどり着くにはやはり藪をかきわけなければならなそうだ。残念ながら妻同伴では不可能といえる。しかしホッパーへは容易にアプローチできた。とりあず記念撮影だ。
念願の廃墟
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