伊藤左千夫の「野菊の墓」
真に民子は野菊の様な児であった。
民子は全くの田舎風ではあったが、決して粗野ではなかった。
可憐で優しくてそうして品格もあった。
嫌味とか憎気とかいう所は爪の垢ほどもなかった。
どう見ても野菊の風だった。
この小説の中に出てくる「野菊」っていう名前の花はないらしいんですね。
「花おりおり」で民子がほしがった野菊はカントウヨメナか・・・。と書かれています。
上の写真がそのカントウヨメナ(多分)
というのも、ノコンギクとかユウガオギク等、似たようなお花が沢山あるので、私のような素人にはなかなか見分けがつけられないんですね。
これがノコンギク(野紺菊)と思うのですが(多分)。
この「野菊の墓」には、この野菊の他に、ミゾソバやリンドウやソバの花など沢山の野の花がでてくるんですね。
もう一度、秋の夜長、違った視点で再読してみようかと思います。
ところでこの小説は映画やドラマ化され、百恵ちゃんや聖子ちゃんが民子を演じたんでしたね。
今、この役が似合うのは誰でしょう?
桜子ちゃんなんかどうでしょう。
今日の私の小さな幸せ
この春、私のハートをわしづかみにしたニゲラ姫の種を数日前まいたら、芽が出始めました。
やり~。
カージナルスの田口選手、リーグ優勝しましたね。
もう一つ、やり~。
「tamiさんは野菊のような女性だ」って台詞を思い出しました。tamiさんも野菊のように清楚なのか・・・それとももっと華やかなのか、とイメージを膨らませています(笑)
だから純情可憐とは言えない(笑
おそらく高校時代くらいまでは大人しい生徒だったかな。
「男子はこれをして下さい」なんて言えなかったと思うのはイメージだけかな。
「野菊の如き君なりき」
野菊の墓の民子は野菊のよう。
「ドクダミソウの如きtamiなりき」
でしょうか。
いや~ドクダミソウに「アンタにだけは言われたくない」って突っ込まれそう。(笑)
でもそんな風にお上手でも言っていただけるなんて嬉しいですね。
関サバ?関アジ?いいちこ?何をお送りしましょう?(笑)
石田衣良の小説でこういうのがありました。
おばあさんが孫娘の名前で書き込みをして、主人公としたしくなります。
「会いましょう」
ということになって、孫娘に変わりに会いに行ってもらうというストーリー。
イメージは、受け手がその文章から感じとるのですね。
書き手は勝手に理想の女性を作り出すこともできます。
これは、恐いことでもありますね。
私は、野菊の墓の民子とは真反対のタイプです。(笑)
*aprileさんは、ブログに薔薇の花がよく載るので薔薇のイメージが強いですね。
近頃、実力派の若い女優さんが次々に出てきていますね。
可愛いだけではなく、個性がある。
そういう女優さんがいいですね。
今桜子ちゃんが頑張っていたあの朝ドラをゆっくり思い出してみると、1番好きになった女優さんは井川遥さんです。
優しくて芯が強くて・・・。
そういう女性を本当に上手に演じていたように思います。あこがれます。
今日は、ご機嫌?
勝利監督インタビューで言ってましたね。
一戦目に勝ったチームが優勝する確率が高いって。
まあ、前田選手と一緒で、ひとりさんも、今日は勝っても、首を振っているのでしょうね。
福留選手が今一だったし、岩瀬も・・・。
そうだ、「ひとりの独り言」読みに行こ~っと。もうそろそろ今日の試合の感想書いてるだろうから。(笑)
あ、私、男兄弟の中の末っ子でしたから、女の子と遊ぶより男の子と遊ぶほうがずっと楽しかったです。
学校に行っても、男子と野球の話ばかりしていました。
イメージこわしてしまいました?(笑)